AIやコンピューターには、人のような「意識=心」を作れませんが
現実世界と仮想世界との橋渡しを担って、創造をシュミレーションしてくれます。
デバイスを使えば、空想を物質にプリントアウトでき、
3Dプリンターは、すでに有機物まで作ることができます。
複製やコピーが得意で、インターネットを経由すれば、
光や電気を利用して、情報と言った形で転送することができます。
人は、様々な方法で
自分の思いを伝えたり、他人の話を聞いたり、それを文字に起こしたり。
または、身体を動かして表現したり、物を使って音を出したりします。
筆で文字を書いたり、絵を描いたり、
他人の創作物を見ていろいろ考え、影響されて更に生み出したり
ほんの些細なことが、物事の意味を理解させてくれることがあります。
個々の物質には「意識」と「無意識」があり、その振動が波動となり互いに共鳴し
情報に意味を持たせ、無限に増幅し始めます。
目で見て、耳で聞いての五感
更に、意識を入れての六感を通して感じるもの
そこに現れた「善」も「悪」も、「美」も「醜」も、すべては人の作り出す意識で
また、意識は目に見えなくても 物を介して送ってきたり、伝達することも出来ます。
それが、現実世界の出来事であろうが、仮想世界での出来事であろうが
双方の「真」と「偽」の境目は曖昧で、それを問うことに意味はなく
「有」と「無」は合わせて「空(くう)」で、両者は同時に存在し、それが全てです。
この単なるデータにも、太陽が出て空が現れ、建物に影が落ち、人が現れ行き来すると
そこに意味が加わり、更に人の記憶や意識が重れば、無数の世界が創造されてゆくことでしょう。