2021年1月24日日曜日

ドライバーは当たれば飛ぶけど苦手です

 

Question


曲がったり、ミスが多く大怪我しやすいドライバーと、

確実に160yard飛ばす28度のユーティリティだったら、

ティショットどちらをとりますか?


Answer


初級の段階ではドライバーはOBが良く出るものです。

これは精度の問題です。


最初は飛ばしたい一心でマンブリし、スライスが止まらないのです

が、少しすると今度はフックが止まらなくなったりします。


その間に短い番手はなんとか飛んでいるのですが、厳密に言えばそ

れらも完璧ではありません。


要はスイング自体をまず定着させる事、そして精度を上げると言う

二つの条件を満たしているかどうかです。


これはしっかりともう一度基礎練習をやり直せと言う事です。

その理由は芯を外したり、球を曲げるのはフォームがまず固まって

いないために毎回違う振り方をしている場合で、それが過ぎると定

着して何度も同じミスが出ると言う症状になって行きます。


500球中450球がシャンクだったと言う話を聞いた事があるの

ですが、この人はある程度定着しているので、間違った動きや精度

で安定してしまっていると言う事です。


この段階では調整を行う必要があります。

調整とは縦横のバランス調整、方向調整、タイミング調整などです。

確実にUTならOBを出さずに真っ直ぐ飛ばせるのでしたら、ほとん

ど定着している段階ですので、最初はミート率を上げるために軸ブ

レを矯正します。


軸ブレとは前後左右上下です。

起き上がり、スエー、よろつきなどはこの軸がブレている証拠です

ので、まずは基礎であるアドレスの姿勢から修正します。


そして基本動作通りに第七頸椎が動かないスイングを目指してもう

一度初歩から徹底してブレないスイングの定着です。


いくら上に行っても、結局この基礎に戻ってきます。

どこかで壁にぶつかって気が付くのですが、やはり壁が出た時には

基本ができていないからですので、基礎を見直す必要があるのです。


そして緩みや余計な動きなどを矯正し、毎回真っ直ぐに同じ高さで

打てるようにします。


この作業ができたらドライバーでティーショットしても大怪我せず

に楽しくゴルフができると思います。

この精度が上がらない限りはOBはなくなりませんので、練習場で精

度を上げるための調整を行ってください。


球筋を診てどこが悪かったかを知る診断法や、どうすれば治せるか

の修正法、癖になっている動作や余計な動作を消す矯正法などを習

得するといつでもすぐにナイスショットが出るようになります。


勘の良い人であればトラック10台分くらい打てば分かるかと思い

ますが、習えば数年分も早く分かるようになるでしょう。





0 件のコメント :

コメントを投稿