2021年5月26日水曜日

バックスイングで伸び上がる


Question


テイクバックからバックスイングにかけて体が伸び上がり、方向性

がまとまりません。


レッスンに通いたいのですが、良く行く近くの練習場ではレッスン

やってなく、ど田舎なので駅前のインドアスクールにも通えません。


どういう意識でバックスイングをむかえたら伸び上がらないでしょ

うか?


ゴルフ歴は4年位、ベストスコアは89です

トップはあまりなく、ダフりが多いです!

宜しくお願いします!!


Answer


意識的なお話をするなら、まず右肩を上げずに止めて、右肩の下に

左肩を下げながら入れるようにする事で、決してクラブを持ち上げ

ると言う意識をしない事です。


左肩を下げながら飛球線後方に押し切るとクラブは自然に上がりま

すので、むしろ下げる積りでテイクバックします。


まず、鏡を見ながら両腕を胸の前でクロスし、第七頸椎が動かない

ように肩の回転だけ練習します。


メカニズム的に言うと、腰を固定し、上半身だけ右に4cmほど側

傾させ、その位置で肩を90度回転させます。


この際に両肩は上下運動を入れます。

昔の打法は背骨に対して直角に回転させたのですが、タイガー打法

以来、両肩の上下運動を回転の中に組み込みます。


したがって、トップでは左肩が最下点となり、一番奥になります。

この時にクラブを持ち上げようとすると起き上がってしまいますの

で、トップを深くするには「後方に押し切り」の意識が必要です。


まずはその動きができたら反復です。癖を抜くには1万回です。

最初はクラブを持たず、そして持って反復、それから素振りで通し

をし、それから球打ちです。


我流の方達の悪い癖は球を打ちながら治そうとする事です。

最終的にはそれができなければならないのですが、難しい動作など

はそれが最初からできません。

球打ちですぐに当たらないとその動きは自分に合っていない、など

と指導する人がいますが、難易度が高い欧米打法ができない理由が

そこにあります。


起き上がりを修正するのは単純な動作ですが、人によってはすぐに

出来る人と出以ない人がいますので、複雑で難易度が高い動作と同

じようにこのプロセスで定着させる必要があります。

この途中で球を打つと球に意識が行ってしまい、フォームが雑にな

りますので、慎重に組み込みや修正を行う必要があります。


また、毎回動画撮影をして確認する事が大切で、これをしないとい

つまで経っても修正できない事があります。

起き上がっていない積り、治った積りでスイングしていると、下手

を固める練習になりますので、益々遠回りする事になります。




0 件のコメント :

コメントを投稿