【コスパ重視】テレワークであると便利なものは2つだけ

【コスパ重視】テレワークであると便利なものは2つだけ

電動昇降デスクをご存知でしょうか。

電動で高さを変えられる机のことで、立っても座っても使いやすいデスクのことです。
「テレワーク 買ってよかったもの」でGoogle検索すると、必ずこれをオススメする記事が出てきます。この机、3万~4万円もするんです。

これ本当に必要ですか?

シリコンバレーでITの最先端を行くような方々には、ひょっとしたら必要なのかもしれませんが
このご時世、テレワーク/リモートワークをしているのはITの人間だけではありません。
全体で見ればむしろIT系以外の方が多いぐらいかも。

電動昇降デスクをオススメする記事に納得がいかなかったので、
私が普通のテレワークに本当に必要だと思うもの、買って良かったものを列挙したいと思います。
基本的にコスパの良いもの/安いものを中心に、すべて1万円以下の物を探していきます。

在宅勤務に高級グッズなんか必要ないのです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

1.すべての方へオススメ

ⅰ.ヘッドセット

ZoomやTeamsでWeb会議を行うことがある方には、ヘッドセットの購入を強くオススメします。

ノートパソコンにはマイク/スピーカーが内蔵されているのでそれで充分という方もいるかもしれませんが、お子さんの声や近所を通る救急車の音など余計な音が入ると、相手は集中力が切れてしまいます。

また、Web会議中に雑音が入って「この人の声聞き取りづらいな」と思ったことはないでしょうか?
機種にもよりますがノートPCのマイクはそれほど高性能ではありません。
Web会議では、自分の声がどれぐらい相手に伝わっているのかがわかりません。あなたの声も相手から聞き取りづらいと思われている可能性だってあります。

安いものでもヘッドセットを使えば、相手はあなたの声が確実に聞き取りやすくなります。
テレワークを行うのであれば必須のアイテムであると私は思います。
私のオススメはエレコムのミニプラグ接続タイプです。Amazonで1020円ぐらい。
安くて使いやすく、最近妻用に一つ買い足しました。

USB接続タイプよりは、ミニプラグタイプの方が音質が良いような気がします。
もしUSBタイプが良ければサンワサプライの以下がオススメです。

テレワークの最大のデメリットは、話すコミュニケーションが行えなくなるなることです。
その代わりのWeb会議なのですが、直接会って話す方が伝えられる情報は確実に多いです。Web会議だと伝わらないことがどうしても出てきます。
これ以上伝えられる情報が減らないようにするにはどうすれば良いか、それを考えるのがテレワークでは大切だと私は考えます。

(ちなみにカメラは何でも良いです。カメラONにしないWeb会議もあると思いますし、ノートパソコンに内蔵のものでも全然OK。デスクトップの方にはロジクールの一番安いものをオススメします。)

ⅱ.有線LAN

Web会議がある方には無線LAN(WiFi)よりも有線LANをオススメします。
理由はヘッドセットと同様で少しでも音質を良くし、コミュニケーションロスを少なくするためです。

「そんなに変わる?」と思う方もいるかもしれませんがけっこう変わります。
通信速度が低下するほどその差は顕著になると思いますね。
有線LANにしてからは、Web会議で私の声が途切れて伝わらないことがゼロになりました。

例えば、PCで対戦シューティングゲームをするような方は、必ず有線LANを使います。また、最新のNintendoSwitchにはわざわざ有線LANポートが追加されました。
これらの事は、リアルタイムで通信するのであれば有線LANの方が優れているのだということを証明しているように思います。

ノートPCだと有線LANポートがないかもしれません。その場合はLANポートをUSBに変換する機器を使用します。
通常のUSBをLANに変換するものはかなり安いです。Amazonで1100円ぐらいからあります。

ただこのためにUSBポートが1つ埋まってしまうのは少しもったいなく、私はPCにType-CポートがあるのでLANポートのあるUSBハブを使用しています。

すいません、ちょっとお高いです。
Amazonで5000円ほど。
類似品も試してみたのですが耐久性や安定性に問題があったので、オススメは安心のAnkerとさせて下さい。

2.ノートパソコンのあなたへオススメ

私がテレワークでどうしても試してみて欲しいのは、ヘッドセットと有線LANだけです。
それ以外が必要かどうかは、人の好みや自宅の環境にだいぶ左右されます。
ここからは一部の方向けということでお願いします。

ⅲ.マウス

ノートパソコンだとタッチパッドが付いていることもあるので、マウスを使わない方も多いかと思います。短時間なら机が無い環境でも作業できますし。

ただ長時間作業するのであればタッチパッドよりもマウスを使った方が、確実に効率は上がります。
(Macのタッチパッドは相当使いやすいですが、事務作業される方はMacではないと思う。)

購入されるマウスはなんでも良いです。
一つオススメを上げるとすればサイレントタイプの有線マウスです。
Amazonで900円程度。

クリック音が大きいと意外と気が散ります。サイレントタイプを使ったことがない方がいればオススメです。
有線なのは電池が切れた時にメンドくさいからです。
自宅に充電池を完備されている方であれば無線マウスが良いと思います。
特に、ノートパソコンであればポートが埋まらないBluetooth無線マウスがオススメです。

3.ディスプレイが必要なあなたへオススメ

ⅳ.ディスプレイ

まずはディスプレイそのものについて。
ディスプレイは仕事で使うのであればノングレア(光沢無し)が良いと思いますが、それ以外には特に差別化する点はありません。
価格.comなどでノングレアで自分の作業スペースにあった物(19インチ~23インチあたりになると思います)を、売れ筋ランキング上位から選べばそれで良いでしょう。

コロナ禍で輸出入が一部不安定になり、ディスプレイも価格が高騰気味です。
15000~19000円ぐらいはすると思います。

フリマサイトを使ったことがある方なら、メルカリ等で少し古い機種を購入してしまう手もありです。
送料込みで6000~9000円ほどで購入できると思います。
旧式ディスプレイはやや分厚かったり、枠が太かったりしますが仕事で使う分には全然問題ないと思います。
レビュー評価の良い販売者から買えばより安全でしょう。

(参考として。私が現在使用しているのは以下です。新品で2万円弱でした。)

ⅴ.キーボード

ノートPCにプラスしてディスプレイを使うのであれば、キーボードも備え付けのものではなく
別途購入することをオススメします。
顔は外付けのディスプレイの方へ向けて、体はノートPCの方へ向けてキーボードを叩くという姿勢を長時間続けると疲れてしまうからです。

フルサイズで良ければ、オススメはロジクールのK275。Amazonで1500円ほどです。
特徴はなんと言ってもコスパの良さです。
ロジクール製で品質も悪くありませんので万人にオススメします。
(キーは高いタイプのメンブレンなのでそこだけご認識を。)

テンキーレスであればサンワサプライのSKB-WL32BK。
やや手に入りにくくなっているかもしれませんが、低価格帯のキーボードとは思えない打ちやすさです。パンタグラフ。

上記2つとも、レシーバータイプなのでUSBポートが必要です。
Bluetoothタイプは、低価格帯で自信を持ってオススメできる機種はありませんでした。

補足
既に自宅にデスクトップPCがある方には、ロジクールの「MX KEYS mini KX700」をオススメします。
高価格帯のキーボードで13000円ほどしますが、抜群の打ちやすさ、またファンクションキーで簡単に接続先のPCを切り替えることができます。
パソコンごとに1つずつキーボードを用意したり、使うたびにUSBを差し替えるということが不要になります。
Bluetooth接続、また別売りの専用レシーバー「Logi Bolt」での接続になります。
私も現在使用していますが、快適過ぎてもう手放せません。

ギズモードでもオススメされていました。

ロジクールのコンパクトキーボード「MX KEYS mini」レビュー: インプット効率化への後悔しない投資
ロジクールの薄型コンパクトキーボード「MX KEYS mini」「MX KEYS mini for Mac」をレビューし...

ⅵ.ノートパソコンスタンド

ノートPCにディスプレイとキーボードを接続して仕事をするのであれば、最後にもう一つノートパソコンスタンドをオススメしたいです。

何の役に立つのかなと思われるかもしれませんが、これでノートPCを外付けディスプレイと同じ高さになるように調整することでデュアルディスプレイ環境を作ることができます。

ディスプレイが広ければ広いほど作業効率があがるというデータもあるので、興味のある方はぜひ一度試してみていただければと思います。

オススメはBoYataのもの。Amazonで3800円ほどです。
お試しで買うにはやや高いと感じるかも。
たまにメルカリに安くで出ていたりするので、そちらをチェックするのもありです。

ひょっとしたら、どれも見たことがあるものばかりだったかもしれません。
でもテレワークに奇抜な便利グッズなど必要ないのです。
やらなければいけない事は通勤していた時と同じ仕事なのですから。

最後にもう一度、ヘッドセットと有線LANはぜひ一度試してみていただければと思います。