おぢのニセコ山暮らし

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ニッポンの国際競争力が30年で1位から31位にダダ下がり

2021年10月26日 | Weblog

午前6時になりました。

薄曇りのお天気で気温はプラス1度。

きょうは晴れのお天気で、昼前から曇り。

日中の最高気温17度の予想だ。

さて、

写真はきのう羽鳥モーニングショーで紹介していた主要国の国際競争ランキングだ。

なんと我がニッポン国、この30年で1位から31位に凋落しております。

1位はスイスでドイツ15位、中国16位でイギリス18位、さらに韓国23位ですわ。

戦後経済が大復興したという成功体験の幻想を抱いたまま、いまやダダ下がりしたのがニッポンの国際競争力の現実だった。

「ニッポン凄いぞ!!」「これぞニッポンの底力」とかノー天気に申している間に、すっかり「茹でガエル」

番組では、札幌出身で元財務官僚の山口真由さんの発言が、まことにごもっとも。

ノルディックモデルと言われる北欧型経済モデルでも、「ダメな会社は潰し、人材には再教育の場を与えて新分野に振り向ける」そうだ。

「ようは守るべきは人であって、会社ではない」ってことだ。

古い業種を潰して、新しい業種に人材を振り向けるのが世界の成長モデルだ。

ところが自民党という政党は、そもそも業界団体に支えられており、支援されてる企業・団体を潰すことなどできません。

潰れかけの産業に支えられる政党に改革なんぞはできゃしないのだ。

結果、我がニッポン国は気が付けば、国際競争力は失い、デジタル競争ランキングでもトホホな28位なのだ。

それでも番組では解決策を示しておりました。

64の国と地域でニッポンは「管理職の国際経験」「企業の意思決定の迅速性」でともに64位だった。

また「デジタル・技術のスキル」が62位、「人材の国際的経験」が64位などでした。

これを解決すれば、あっという間に世界に追いつく可能性があるとも。

派遣社員の急増が賃金上昇を抑え、ニッポンから活力を削いだ。

最低賃金を20年で2倍にして生き返ったイギリスのように、大胆な政策がニッポンにも必要だ。

政権交代さえすれば、ニッポンが画期的に変わることができるかどうかは分かりませんけど、少なくとも今の自民党のままではダメでしょう。

なんとかしないとこの国は、先進国にもなれないまま、凋落の一途を辿る。

番組では若い経営者が「上の世代の人には若い人の味方になってほしい」と申しておりました。

ニセコのおぢは、若い人、新しい業態、新しい企業を全力で応援しますぞ!!

大したことは何もできないけどね。



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