横綱・白鵬、引退の意向 | かものはしの口遊〜くちずさみ〜

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島根から札幌に来て18年目。相方、娘に猫(雌)も加わり、居場所が徐々に奪われていく様子を口遊みます

照ノ富士の優勝で終わった今場所の大相撲。

一夜明けて、横綱・白鵬が引退の意向との報道が出てきました。

 

膝の具合が悪く、昨年はほぼほぼ休場という状態だったが、先場所は意地を見せて照ノ富士との対戦に勝って45度目の優勝を決めたばかり。

今場所は宮城野部屋のコロナ感染によって休場となったが、照ノ富士の優勝を見届けて、引退を決意したのだろうか。

 

白鵬が出始めた頃は、朝青龍が相撲界を牛耳っていた時代。

ただ、早いうちから「白鵬は横綱になる」という話が相撲ファンの間では、ちらほら聞こえていました。

そして噂通り横綱にあっという間になったが、まさか優勝45度、横綱勝利899勝など、大鵬や千代の富士を超える事になるとは思わなかったがのぉ。

朝青龍が引退してからは、日馬富士や鶴竜、稀勢の里が横綱にあがったものの、大半は一人横綱。

年間4敗くらいしかしなかった時があったり、とにかく一時期は圧倒的。

その後も出れば優勝をするような時代が続いたのぉ。

年6場所の大相撲で45度の優勝である。

最速でも7年半優勝し続けないと達成できないこの数字。

7年半、横綱を続けられた歴代横綱は何人いただろう。

千代の富士でさえ届かなかった大鵬の優勝記録を13回も更新し、今後なかなかこの記録を破る横綱は現れないかのぉ。

 

そんな白鵬も、度重なる横審からの指導やケガもあってか、ついに引退。

ついに白鵬時代が終わるのか。

照ノ富士が新たな時代を作るのか、それとも群雄割拠の時代になって、新たな時代を作る横綱が現れるのか、今後の大相撲も楽しみじゃ。