みなさん、こんにちは！！
戸建売却職人の「田中 太郎」です。
今日は「折り込みチラシに即効性あり」について書いて行きます。
先日、読売新聞グループ本社と東急エージェンシー、オプトなどでつくる「リテールアド・コンソーシアム」が、折り込み広告とネット広告効果を測定する過去３回の調査結果をまとめ、発表しました。
いずれも即効性の面からチラシが売上増にもっとも有効であることが明らかになったほか、ネット広告との併用で相乗効果が高まることも確認されました。
調査は２０１９年２月～２０２１年７月に計３回、ホームセンターの「カインズ」、ディスカウント店の「トライアル」、靴量販店の「シューマート」の店舗で実施されました。
チラシでPRする店舗やネット広告を打つ店舗などのグループに分けて販促を行ない、それぞれの売上を比較しました。
その結果、チラシ単体による売り上げの伸び率は、前週比で４２～１３２％増となり、いずれの調査でもネット広告単体より高い結果になりました。
更にチラシとネット広告を併用した場合は最大３．５倍と売り上げを更に伸ばす余地のあることが分かりました。
またチラシは投下直後に効果がピークに達し、２週間程度持続するのに対し、ネット広告は緩やかに売上を底上げする傾向がみられ、効果の表れ方に違いがあることも確認されました。
ではここで、広告効果測定調査で確認された内容の骨子をまとめると以下の内容となります。
・折り込みチラシは即効性の面から最も有効な販促手段
・ネット広告との併用で相乗効果が高まり、売上額を更に伸ばせる
・ネット広告は来店を促すが、販促効果は限定的
・折り込みチラシは投下直後に売り上げ効果がピークに達し、２週間程度持続する
・ネット広告は緩やかに売り上げを底上げする傾向がある
この様に折り込みチラシの効果が検証された、意味のある調査結果だと思います。
しかしこれは小売業での事例で、不動産売買の広告での効果はどうなのだろう？と考えるのではと思います。
私は広告の内容を吟味すれば、折り込みチラシの効果を最大限に生かせるのではと考えています。
次回、折り込みチラシでの不動産広告について書いて行こうと思います。
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