ヘナカラーを使ってみたいけど、わからないことが多すぎて、
なんだか躊躇してしまっていませんか?

「賛否両論あるみたいだけれど、実際のところはどうなんだろう?」
なんて、不安になりますよね。


私は以前美容師をしていたのですが、 その中で、
「白髪を染めたいけれど、髪や頭皮をこれ以上傷めたくない…」
と言う切実な声をたくさん聞いてきました。

「何か良い方法はないだろうか…」
と考えていた時に見つけたのが、ヘナカラーでした。

実際にお客様に紹介をしてみると、
多くの方に喜んでいただくことができました。

それなのに、未だにヘナカラーがマイナーなのは、
やはりデメリットもあるからです。


そこでこの記事では、元美容師である筆者が、
ヘナカラーをする前にお伝えしたい、
ヘナカラーのメリット・デメリットについてご紹介します。


髪は女の命。
ヘナカラーをする前に、不安なことはすべて解決しておきましょう!




ヘナカラーのメリット・デメリット


メリット


髪と頭皮に一切ダメージがない

ヘナカラーは、ヘナという植物の色素を使って髪を染めます。
ヘナの粉末をお湯
で溶かし、髪に塗ることで、白髪が染まります。

脱色作用がないため、黒髪は染まりません。
染まるのはあくまでも白髪の部分だけです。

一方、化学染料は髪を脱色して、髪の内部に色素を入れるため、
髪も頭皮も非常に傷みます!


化学染料で染めていた髪でも染めることができる

今まで化学染料で染めていた方から、
「私はヘナカラーできるかな?」と質問されることがあります。

もちろん!
今まで化学染料で染めていた方も、安心して染めることができます。


根元の白髪が気にならなくなる

ヘナは自然な染料のため、色素が薄いです。
そのため、髪の染まり具合も若干薄めです。

しかし、染まりが薄いと、
根元の白髪とすでに染めているところの境目がぼやけるため、
次第に白髪が気にならなくなるのです!

化学染料はしっかりと染まってしまうため、
新しく生えてきた白髪とすでに染めているところの境目がはっきりしてしまい、
余計に白髪が気になるのです。
お金と時間を節約できる

先ほどご説明した通り、ヘナカラーにすると、
根元の白髪が目立ちにくくなります。

すると、染めるまでの期間が延びていきます。

さらに、脱色作用がないため、放置時間を気にすることもありません。
私の母は、ヘナカラーをしながら家事をして、自分のタイミングで流しています。


頭皮の汚れを落とすことができる

ヘナには汚れや油分を吸着する働きがあります。
そのため、頭皮や髪の汚れを吸着して綺麗にしてくれます。


家でも簡単に染められる

今までご説明した通り、ヘナは自然の染料のため、
化学染料に比べると薄づきです。

さらに脱色効果がありません。

そのため、自宅で染めても失敗がないので、
誰でも簡単に、自分で染めることができます。




パーマと併用もできる

パーマと併用する場合は、先にパーマをかけましょう!

パーマは髪の表面のキューティクルをベリベリと剥がしてカールを定着させるため、
ヘナカラーをした後にパーマをかけると、脱色してしまいます。

ヘナカラーをしてパーマが取れることはないので、
先にパーマをしてしまいましょう!



デメリット

髪を明るくすることができない

ヘナは100%天然の染料のため、 脱色する作用はなく、
髪を明るくすることはできません。

どうしても明るくしたい場合は、一つ方法があります。

のびてきた根元を美容院で明るく染めてもらい、
その後、根元から毛先まで全体をヘナカラーで染める方法です。

その際美容院では「地肌に着かないように染めてください。」
とオーダーすると、 頭皮に薬剤がつくのを防げます。

ヘナカラーだけで染めるよりは有害ですが、
化学染料だけで染め続けるよりは断然ダメージが少なく済みます。


ハーブの香りが苦手に感じる場合がある

ヘナの香りを気にされる方がいます。

草をすりつぶした時のような、薬草のような、
少し独特な香りがします。

しかし、美容院でヘナカラーをしていた時に、
男性美容師から「ヘナカラーの香り好きなんです」と言う人が意外にも多くいました。

むしろ、男性でこの香りを指摘してきた人は一人もいません。

「モテ」とは遠い香りのようですが、男性ウケは意外に良いです。


髪がきしむときがある

髪が傷んでいる人がヘナカラーをすると髪がきしみやすいです。

ヘナには汚れや油分を吸着する働きがあるため、
健康毛の人ならツヤツヤになるのですが、

ダメージ毛の人が染めると、軋みます。

しかし、これも、髪本来の「素」の状態が出てきたということ。
ヘナをしたから傷んだわけではありません。

ヘナを続けていくうちに、 髪質がよくなり、
だんだんきしまなくなっていきます。

※きしむ時の対処法

ヘナの前に、頭皮にオイルをつけてなじませてあげてください。
ヘナの後にも毛先に少しだけオイルをつけて乾かしましょう。
先ほどのフレグランスオイルも、きしみの防止に使えます。


化学染料に比べると色落ちしやすい

ヘナカラーは、ヘナの色素で髪の表面をコーティングすることで髪を染めます。

化学染料は、薬剤で髪の色を脱色してから、髪の内部まで色素を染み込ませます。

そのため、化学染料に比べて、ヘナカラーの方が色落ちしやすいです。

しかし、ヘナカラーを繰り返していくうちに、
色の定着も良くなり、次第に落ちにくくなります。


色味が薄づき 植物アレルギーの方は染められない場合あり
(※そばアレルギーや、マメ科のアレルギーの方は染めることができません)

ヘナは100%天然の植物なので、
植物アレルギーがある方は、反応してしまうことがあるようです。

けれど、私はアトピーの頃に染めていましたが、
なんの反応も出ませんでした。

サロンでもアトピーの方をカラーしていますが、
反応が出た方は一人もいません。

どうしても心配な方は、 頭に塗る前に、腕の内側に少しだけぬって、
15分ほど時間をおいて、テストをすることをお勧めします。



つまり、ヘナカラーはこんな人にオススメ

・髪や頭皮の痛めることなく白髪染めをしたい人
・そろそろ地毛の美しさを楽しみたい人
・お金や時間を節約したい人

そんな方にオススメです。


ヘナカラーは自分を取り繕うような美しさではなく、
自分の美しさをさらに高めてくれるような魅力あるカラー剤です。

自然な方法で白髪染めながらも、
あなたらしさはそのままに、おしゃれを楽しみましょう



ヘナを購入する前の注意点

ヘナは100%天然だと言われていますが、
化学染料が内緒で混ぜられていることがあります。


染まりやすくして、またリピートして買ってもらうためです。

インドから出荷される段階で混入されている場合もあり、
防ぐことがとても難しいのが現状です。

通販する際は、信用のおけるお店で購入するようにしましょう。

私は、下記のサイトで購入しています。


チェックヘナカラー/シムシムジャパン公式サイト

きちんとしたルートから仕入れていることを、 裏付けもしました。
お勧めできるお店の一つです。




まとめ

美容師だった頃、
「お客様の本当の美しさを引き出すこと」が私のテーマでした。

取り繕う美しさではなく、
もっとその人らしさを引き出せるようなお手伝いがしたかったのです。


ヘナカラーは、まさに、
「白髪に悩みながらも、自分らしさを大切にしたい」
と思う女性たちの救世主となりました。

化学染料で染めていた頃よりも、自然体な染まり具合に、
お客様の笑顔も心なしか自然体に戻っていきました。


私はヘナの業者ではありませんし、
美容師としてお客様を呼び込みたいわけでもありません。

純粋に、白髪に悩む全ての女性に、
ヘナカラーという選択肢があることを知ってもらいたくて、
この記事を書きました。

この記事があなたのお役に立てますように。
そして、白髪染めの時間が、もっと楽しいものになりますように。



ふみか





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ヘナを通販する場合は注意点があります。

ヘナは自然の染料で染まりが薄いため、
染まりやすくなるように、「化学染料」を混ぜていることがあります。

個人では見分けるのが難しいこともあるので、
購入の際は安心できるお店でご購入ください。

私は自宅で使うときは、下記のヘナを通販しています。

ヘナを含め、100%天然ハーブだけ出来ているので安心です。
ヘナカラー/シムシムジャパン公式サイト



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