ajinomotoの闘病と失踪

ajinomotoの闘病と失踪

統合失調症との戦い
アメリカへ失踪、保護、入院、帰国までの記録

全てが事実

私は統合失調症である。断薬により再発し、治療をすることもなくアメリカに失踪した。その後、ニューヨークで保護され、ニューヨークのベルビュー病院で3週間入院し帰国した。アメリカに失踪した私と日本にいる夫との家族の記録である。

 統合失調症の方、その家族の方々へ、私の話は全て事実である。いかに断薬が自分自身、家族に与える影響が大きいか、そしてこの病気は家族の協力、理解で本人を救うことができる病気であると、私は考える。

ベルビュー病院の看護師さんが私につけてくれたニックネームがajinomotoである。世界中の人が日本企業の味の素を知っていることに驚き、そしてうれしく思った。

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 日本橋三越のロッカーに入れておいた荷物を取り出し、東京駅に行った。新潟行きの新幹線のチケットを購入し、新幹線に乗った。

 新幹線の中でも話は尽きない。この2ヵ月半、お互いに大変な思いをした。しかし、今、こうして我が家に2人で戻れることができる。

 新潟駅に到着し、夕食を買って我が家に向かった。家に着いたとき、妻が失踪したときのことを思い出した。あのときの光景と今では、妻がまるで別人のようだ。

 日本総領事館に無事に帰宅したことをメールで報告した。

 この2ヵ月半を思い出す。

 妻がアメリカに失踪し、ニューヨークでホームレスになってしまった。 

 しかし、妻が無事に保護され、3週間の入院生活を経て帰国できたのは、日本総領事館の皆様、ニューヨーク市警、通報してくださったニューヨーク市民の方、ベルビュー病院のスタッフの方々のおかげです。本当に感謝しています。

 私は日本で生まれ、育ち、教育を受けることが出来た。あらためて日本人であることに誇りを持った。そして、アメリカ合衆国に感謝する。

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