本日は、津城下での人相描き也。
驚くべき出来事有り。
当城主の藤堂高虎公が小生の目の前に現れい出、
「拙者の人相書きをせよ」とのご用命を頂き候。
「これは誠に有り難き幸せ也」と喜び勇み
心して筆を走らせれば、高虎公曰く・・・
「これは誠に素晴らしき人相書き也。
褒美に城下の二万石を与えるもの也」
との恐れ多くも有り難きお言葉を頂戴し候らえば、
さらに、その噂を聞きつけし、
高虎公の家来であらせられる大木長右衛門殿からも
人相書きを頼まれし候。
褒美として、城内の綺麗どころを
好きなだけ与える・・との艶やかなりし
話しを頂戴し、小生、天にも昇る心持ちにて
只今、汚き我が長屋にて、これをしたためし候。
二万石の大名ゲット〜〜！！
そんで綺麗どころ好きなだけゲット〜〜〜！！
と、嬉し酒に酔いしれる宵にて候。