HonuのMacDogMusic部屋

Macと愛犬と音楽を連れづれに

赤盤・青盤2023配信始まりました!!

2023年11月10日 | Beatles

 多くの追加曲と2023ミックス曲が含まれ生まれ変わっています。
特に赤盤はリスナーがラジオやモノプレーヤー時代でモノミックスが基本でしたので
Get Backセッションで導入されたデミックス技術により
音源分離、定位改善などシン・ステレオ化が図られています!

これから聴く若者たちはこれがビートルズ原体験になるのですね。
そしてビートルズの蒔いたタネから新たな音楽が生まれ花開くことでしょう!

「リンゴはいつも“僕たちはスタジオにいる若造の集まりだった”
 と言っていたけど
 ・・・
 みんなは彼らを年寄りだと思ってるけど、そうじゃない。レコーディングというのは、
 その性質上、その年齢のままなんだ。
 ビートルズの曲は、いつまでもその年齢なんだよ。

 今、彼らはスタジオで楽器を演奏している若者の集団のように聴こえると思う
 それは本当にエキサイティングなことだと思うんだ。

 僕たちが採用したテクノロジーによって、奇妙なことに彼らが持っていたテクノロジーの不十分さを取り除くことができるようになった。」
 (ジャイルズ・マーティン)

以下デミックス曲のファースト・インプレッションです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
CD1 Love Me Do~Yesterday デミックス数 19/19曲

 録音レベルが低かったのか既ミックスを尊重したのかDs、Bsは音量が小さくややモコモコしていますがボーカルは解き放たれた野生のエネルギーでぐいぐいリミッターが振り切れ状態!

 一方This Boy,And I Love herなどアコースティック系、バラード系は、ビロードのような音質・自然な定位で素晴らしい。

CD2  Help~Tomorrow Never Knows 11/19曲
 Rubber Soulからの7曲は、音質確保のためボーカルと演奏を左右に分離した特異ミックスが幸いし、音源の分離・音質が高くで定位も素晴らしい!Rubber Soulデミックス版が楽しみです。

青盤2023
 CD1  Strawberry Fields~Revolution 4/15曲
 CD2  Bsck In The USSR~Now and Then 3/22曲
 ミキサーのチャンネルもレコーダーのトラック数も多いため、より現代的な音質・定位 (Bassがでかい)となって迫力を増しています。

これからじっくりと味わいます!


ビートルズの終曲 Now And Then推察

2023年11月06日 | Beatles

ジョンのデモでは
Aメロ(verse)→サビ1(bridge)→サビ2(chorus)と目まぐるしく転調する
展開となっていました

ビートルズ版では
サビ1がカットされており物足りなくもあります
どうも1995アンソロジーセッションで
カットされていたようです

使用した歌詞カードのスケッチでは
サビ1がマーキングされておらず
曲名が I don’t want to lose youだったことが
分かります

サビ1の歌詞があると
Youが失われた週末で別居したYokoに
向けた曲になってしまいます

残されたメンバーの総意で
ここをカットし一部補作詞することで
Youがポールひいてはメンバーに広がり
演奏するメンバーの視点からは
ジョンに向けたものと捉えることができます

Johnのソロ曲の補完でなく
ビートルズとして再構築・演奏し
最後の曲としたかったのだと思います


ビートルズの終曲 Now And Then

2023年11月06日 | Beatles

最初、音源だけ聴いた時は
切々としたピアノ弾き語りデモと比べて
どうかなと思ったが来なかったが
映像を観てどうにも涙が止まらなくなった😭

映像には愛と平和の人ではなく
(一瞬にして既成概念を風化させる)
ユーモアとノンセンスの兄貴のジョンが居て、
新たな創造に向かって演奏する
ビートルの友愛が溢れていた

最後にビートルズがお辞儀をして
消え去るのにはどうにもまいった


The Beatles “The Complete Yesterday and Today” ブッチャー・カヴァー Getしました!

2023年09月03日 | Beatles

白衣を着たビートルズの4人がバラバラになった赤ん坊の人形と肉片を持って笑っている不気味なジャケット写真からブッチャー・カヴァーと称される1966米国編集アルバム”Yesterday and Today”

初めてこのジャケットを見た時タチの悪いブート盤と思いましたがメンバーの顔をはめ込んだ合成写真ではなくフォトセッションされた公式デザインだと知った時には驚きました。

当然のごとく発売直前に回収されましたが、廃棄されなかったオリジナル(200枚)はもちろん正規写真(トランクカバー)を貼り付けたもの、剥がしたものなどがあり高額なレア盤としてマニア垂涎のアイテムとなっています。

このジャケットについては、英オリジナル盤を切り刻んで編集し発売する米キャピトルへの反抗、アイドル路線への反発、ベトナム戦争に反対する声明など諸説あります。

日本公演直前の1966/06/20発売ですから、血糊のついた白衣姿で武道館に登場していたかも !?(どちらの写真も専属カメラマン・ウィテカーが撮影)

Disc1はMonoとStereo版
曲順には違和感がありますが新鮮な感じもあります。Sgt.Pepper’sまではブライアン・ウイルソンはじめ当時の米国ファンにとっては、これが正規アルバムだったわけですから・・。

Disc2は制作プロセス音源集
Yesterday
 Take1(ジョージにコード進行を教える)
 Take2(弦楽四重奏Overdub前)

Day Tripper
 Take1(カウント入りでぐいぐいドライブするBacking演奏)
 Take3(Rubber Soul型の中抜けでなくVocalがセンター定位)

など私が聴いたことのないものがとても楽しめました。

#beatles
#ブッチャーカバー


Abbey Roadでのシンセ競演

2022年01月01日 | Beatles

新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。

Abbey Roadでの
ジョン、ポール、ジョージの競演は
ギターだけでなくMoogシンセでも行っています。

George: Here Comes the Sun,Because
Paul: maxwell (リボンコントローラー)
join: I Want you(ノイズ)

やはり個性が出ていますね!