さてさて今回のお題は…

無駄遣いシリーズのモデルガン編&おまけ。

しかもムキになって3丁(約70000円相当…)も買ってしまった…。

今は無きMGC/TAITO製の「44 AUTO MAG」です。



上/MGC製HWシルバー
中/TAITO製HWナチュラルブラック
下/MGC製ABSシルバー


HWの2カラー。
シルバーモデルはMGC末期に生産されたモデルで、中期モデルとの違いは、HW素材へのメッキ処理になった事とボルトが黒となり2トーン仕様に。

ちなみにHWにシルバーメッキの相性は最悪で触っただけでポロりポロりと剥がれてきます。

ブラックモデルはMGCから金型を譲り受けたTAITOからリリースされた最終モデル。


MGC中期に発売されたABSシルバーモデル。
前期モデルとの違いはボルトがプラ製になった事。



MGC末期/TAITO製品にはレシーバーにある「MGC」刻印はありません。
(下のABSモデルにはあります。)

実はこの3丁、レアな無発火の新品デッドストックでした。
最初はHWの2丁を買ったんですが、手元に来たらABSのシルバーも欲しくなっちゃて…。
で、我慢できずオートマグのオトナ買いをしてしまいました。

●銀幕のオートマグ。
見た目は最高なのに性能がイマイチだった事から成功しなかった悲運のモデル。
おかげでハリウッド映画でもほとんど使われる事がない。
記憶にあるのは「ダーティハリー4」のスペシャルモデルくらいか。
(更に古くは初代「ローラーボール」に登場)

日本ではというと…
1番目立ったのは角川映画「化石の荒野」で主役の故渡瀬恒彦さんがブラックモデルを使用
劇中、渡瀬さんが44AMP弾(MJ弾)の弾頭にナイフを使い十字に切込みを入れてました。
弾頭のコーティングがナイフで跡が付く位、柔らかいのか?っという突っ込みは置いといて…
私の中ではこのシーンが1番、好き。
しかし、残念ながら劇中のオートマグはブローバック無しでした。

余談…
実銃では黒いモデルは存在しません。
何故か?というと…実銃はオール・ステンレス製ですから。

あとは今回のオマケ…「南へ走れ海の道を」。


岩城滉一さん演じる富島亮の友人で元米兵のマックス(スティーブ・ビラ)が物語中盤で使用しています。
(多分、「クライムハンター」の使い回し!?)

銃器エフェクトはBIG SHOTが担当し作動は完璧。
ちゃんとブローバックしていました。






左/安田成美は中折式サタデーナイトスペシャル
中/岩城滉一はM1911A1(ナイロン製のバックサイドホルスターを使用)
をそれぞれ使用。

ちなみに私、この映画が大好きで当時劇場で観ています。
それ以降も何回も見直していますが既に30年以上前の作品。
そろそろリブートしても良いんじゃないですか〜!?
が…問題が一つ…。
それは演じる役者さんがいない事。
岩城さんはこの時、35歳(役は31歳)。
現在、35歳にして、この野性味・格好良さ・男らしさを醸し出せる役者さんは思い浮かびません。

今の役者さんはいい年齢なのに、なんかチャラい感じがしちゃって。。。

さてさて最後は「南へ走れ…」風に1911と…。
(多分、劇中モデルはミリガバだと思いますが雰囲気だけでも…)

では♪