さてさて今回のお題は映画。

私にしては超・珍しい邦画!

しかも銃やドンパチは一切無し!


その映画とは… 


「とんび」

 


原作は重松清の新聞に連載していた小説で、過去に二度に渡りドラマ化されました。

そんな作品の初映画化ですが果たして出来映えやいかに。

 

ちなみに私は二度目にドラマ化された日曜劇場版の大ファンです。

 

まずはデータ。

映画「とんび」

監督=瀬々敬久

脚本=港岳彦

製作=伊藤伴雄、天馬少京

主題歌=ゆず「風信子」

公開=2022年4月

出演

やす(市川安男)=阿部寛

旭(市川旭)=北村匠海

美佐子(市川美佐子)=麻生久美子

照雲=安田顕

海雲=麿赤兒

由美=杏

たえこ=薬師丸ひろこ

...ETC...

 

ちなみに私が好きな日曜劇場版のキャストは…

 

 

やす(市川安男)=内野聖陽

旭(市川旭)=佐藤健

美佐子(市川美佐子)=常盤貴子

照雲=野村宏伸

海雲=柿本明

由美=吹石一恵

たえこ=麻生祐未

 

*日曜劇場版は原作・映画版よりも時代設定を10年先(現代(製作年))にずらしている。

 

●あらすじは端折ります。


●映画はドラマを越えた…のか…。

(ここからは一ファンとしての個人的感想)

結果からのべると…惜しかった…。

阿部ちゃんの熱演はわかるが…惜しかった。


私が思うに…ドラマは10話かけて旭の赤ちゃん時代から年少期、そして反抗期の思春期を経て東京での大学生活、出版社に就職し子連れの由実と出逢い同棲…結婚…と描かれて行きますがこれを2時間枠に納める事自体に無理がある。



結婚を認めてもらう為、由実が旭と共にヤスのいる実家を訪れるシーン。

ドラマだとヤスに許してもらえず二人は帰京し由実が1人、後日ヤスのところへ押し掛け許しを得る…のだが映画では2人は帰らずにヤスから許しを得てしまう。


 

ドラマはここから一緒に東京で住む…くだりがありラストへ向かって行くのですが映画だとこの辺りでプツン…。

いきなり旭と由実が老けてヤスは死んだ事に…。


なんかとっても消化不良な展開でした!


でもね…。

泣ける!泣けるのよ、映画も。

(ドラマは更に何倍も泣けます!)


点数を付けるなら、阿部ちゃんに免じて75点!

ヤスが阿部ちゃんじゃなければ60点。


ちなみにドラマ版の福山の主題歌、これもまた良いです!

では♪