「映画『The Jackal』」の巻

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今回もブルース繋がりで…この映画を取り上げます。


「The Jackal」(1997年/邦題「ジャッカル」)



元ネタは1973年の映画「ジャッカルの日」です。

その作品をベースにリチャード・ギア…そしてブルース・ウィリスのダブル主演で再映画化しました。


●データ

監督=マイケル・ケイトン=ジョーンズ

脚本=チャック・ファーラー
製作=マイケル・ケイトン=ジョーンズ、ジェームズ・ジャックス、ショーン・ダニエル、ケヴィン・ジャール
製作総指揮=テレンス・クレッグ、マーク・ゴードン、ゲイリー・レヴィンソン、ハル・リーバーマン
撮影=カール・ウォルター・リンデンローブ
音楽=カーター・バーウェル
製作費=$60,000,000
興行収入=$159,330,280

出演=リチャード・ギア、ブルース・ウィリス、シドニー・ポワチエ、ダイアン・ヴェノーラ、マチルダ・メイ、J・K・シモンズ、ジャック・ブラック …etc…


●簡単なあらすじ…

1997年、モスクア。

ロシア内務省=MVDとアメリカ連邦捜査局=FBIは合同で、チェチェン・マフィアのガッツィー・ムラドを逮捕する為、潜伏先であるバーに突入する。



ガッツィーはナイフで反撃するも、MVDのコスロヴァ少佐(ダイアン・ヴェノーラ)が応戦の末に射殺する。

ガッツィーの兄でチェチェン・マフィアのボス=テレク・ムラドは激怒しMVDとFBIへの報復を決意。

高額の報酬を払い、凄腕の殺し屋「ジャッカル」(ブルース・ウィリス)に暗殺を依頼したのだった。

兄テレクの逮捕も狙う米ソの合同チームは、捜査の過程で捕まえた組織の一人が所持していたカバンから、FBI長官の資料を発見。

逮捕者を尋問すると「復讐だ。アメリカ人を殺す。ジャッカルが来る。」と証言。

FBIは最強で凄腕の殺し屋「ジャッカル」が、FBI長官の暗殺を企ている事を知る。

しかし、ジャッカルは神出鬼没であり所在不明。

しかもその顔を知るものは全世界でわすが数名だという。

その内の一人で、元バスク独立活動家イザベラ(マチルダ・メイ)がアメリカ国内にいる事を突き止める。



そのイザベラの現所在地を唯一知るであろう元IRA のデグラン・マルクィーン(リチャード・ギア) がマサチューセッツの刑務所に収監されている事がわかり、FBI副長官プレストン(シドニー・ポワチエ)とコスロヴァ少佐が刑務所に向かった。

デグランは自身の釈放とイザベラの保護を条件に協力を承諾する。

実はデグランにはジャッカルへの個人的な恨みがあり、ジャッカル逮捕への協力をすんなりと承諾したのだった…。



果たして、プレストンたちはデグランの協力を得てジャッカルの暗殺を阻止する事はできるのか…。



●登場銃火器

まずはハンドガンから…。

プレストンは SIG-SAUER P229 です。




コスロヴァ少佐はマカロフPM。



対するジャッカルはサプレッサー付きのベレッタM84と…。




グロック17を使用していました。


 次にライフル系…

FBIのスナイパー→デグランが使用していたのがH&K PSG-1を模したH&K SR9です。






お次…
ジャッカルがラスト付近で使用するのがMP5SDに模したH&K94でした。


最後に…
ジャッカルがハンドメイドで製作した重機関銃がこちら↓




なんでも…設定では14.5口径?らしく、ブローニングM2機関銃をベースにプロップしたとか…。

●一番好きなシーン

この映画で、一番好きなシーンがラストです。
事件を解決したプレストンとテグランとの会話から。
プレストン曰く「(今回は) 凄くお手柄だったから、ヘマをやらかしても首にはならない。向かいの店でコーヒーを飲んでくる」と言い、テグランをその場に残しコーヒーショップへ行ってしまいます。


テグランは…というと、暫くしてその場から姿を消しました。。
このシーンの(名優!)シドニー・ポワチエは超・良かったですよ♪

●総評


日本版ポスターはこんな感じ↓



凄腕の殺し屋「ジャッカル」が、同性愛者だった事は意外でした。
それと…「ジャッカル」からの依頼で重機関銃の台座を製作したジャック・ブラック扮するイアンが殺されるシーンが痛々しい!。

で…映画の点数は…90点!
やはりリチャード・ギアは格好良いですよね♪
シドニー・ポワチエもいい味だしてた!

次回もブルース繋がりで…

では♪