*5・31追加 この記事は、読者様のコメントでの助言に沿って、5月28日にアップしたものを、あらたにアメンバー限定になおしたものです。一定の期間が過ぎたら再び通常に戻します。 ご助言くださりありがとうございました。また心配してくれて、ありがと^^
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【関連過去記事】2016,5,21"till"@豊洲PIT-”東方神起”のステージが成立する理由-
さて、2回目の参戦となる横浜ベイホールでの”till”
前記事でも書いた通り、これはviewingではないので、PAさんも入ってのフィルムコンサート”till”は、2回目でも、2回目の楽しさと発見がありました。
で、遅ればせながら、今後の初めて行く人へのアドバイスです。
【ライブハウス&ホールに行くときの注意】
①メインバッグの他に体にぴたっとする小さなポーチバッグとか、ポシェット(貴重品とペットボトルが入るくらい)
・ライブハウスでは、みんなメインバッグはロッカーに預けないと他の人の邪魔になるし、貴重品とかペンライトは手元に置いておきたいでしょ。大きなリュックも邪魔になるので、私がライブで愛用しているのは斜め掛けできるカバンやワンショルダーの小さなリュック。
②場所取りを早くしたいなら、ロッカーはライブハウスのもの以外を利用すると〇
入場してからのロッカータイムもタイムロスって感じるなら、最初に駅前とかで預けちゃうといいかも。
(ただし、横浜ベイホール最寄りの東横線・元町出口付近にはロッカーないよ)
まあそんな焦る必要もないとは思うけどね。
③整理券番号は自分の場所を保証するものじゃないよー
・これは豊洲で感じて、書こうかどうか迷ったんだけど・・・・。
ライブハウスやホールへの入場の順番を示す整理券番号。後から入ってきても、臨機応変に位置は動いていくもの、動いてあげるものって考えた方がいいかなって思う。変に隙間あけてれば、そりゃ前に立たれちゃうこともあるよ。整理券番号が先だったとしても、それはあくまで入場の順番だからねえ・・・。
もし後から来た人に自分の前に立たれるのが不快なら、そういうスペースを残しておかないことが大事かなあ。でも人が動いて入ってくるから、多少はしょうがないし、前に立たれた時に、自分の方が正しい、と不愉快な顔をするよりは、どうしても、と思うなら、「申し訳ないけど」と前の位置を譲り直してもらったらいいかもね。
④ワンドリンク500円の用意をしてね
そもそも、おつりのサービスなんてあまり会場側は考えてないと思うので、これは500円きっちり用意しておくとスムーズ
*横浜会場の場合??
私と一緒に行ったMさんが横浜ベイホール初日でびっくりしたのが、ドリンクバーが、公演最後にしめられて、ロッカーに荷物取りに行った後では引き換えられなかった、という所。
これは東方神起のフィルムコンサートに限って、キャパとかロケ地の条件もあるのかなあ??
ライブ終わり直後なら換えられるんだけど、お客さんを会場から出しきったら、ドリンクエリアに行けなくなってしまったうえに、会場係が「ドリンクのチケット引き換えてないんですけど」といっても、もう入れてくれなかったのよねー。ふーん。。。。←色々思案中
ま、いーや。どーせまた来るしなって所で落ち着く我々。私はドリンクは最後に引き換えたい派なのだよ、ベイホール君。(たぶん本当の、バンドが入るライブだったら引き換えてくれるのかも)
*あ、あと、横浜会場では傘も預かってもらえたよ。日傘使う人は100円で預かってもらってね!(豊洲では預かってもらえなかったの。今後も会場によるのかもね)
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さて、それでは私にとってはおなじみの町、元町~山下町。
山下町~新山下にかけては、おしゃれなクラブとかが今よりずっとあって、音楽にめざめた10代のころ、「大人の夜遊びスポット」って感じで、憧れてたんだよね~~。東京の人だったら六本木とか芝浦にデビューする感じに近いのかな。
そもそも最寄り駅っていうのもないし、高速の高架下をつっきって向かう、倉庫街に近いエリアは、電車と徒歩で行くんじゃなくて、おしゃれな外車に乗った男の子の車で遊びに行く所って感じだった。外国人も多かったし。(しかしそんなツテのない当時の私は、友達と石川町からテクテク歩いていく訳だが(笑)深夜の新山下のちょっと背徳と秘密の匂いのする感じは忘れられないなー)
さて、そしてたどりつく、横浜ベイホール。
お出迎えしてくれるTB 「TBじゃん」
じゃん、か。やっぱり横浜といえば、じゃんなのか??
タスキが前も後ろもねじれてるよ、TB!!
と言いたいんだけど、周囲のみんなでもやもやしながらも、
「これは・・・直せないっすよね・・・・」とあきらめる。
さて2回目なんだけどね、やっぱりこのフィルムコンサートのカメラ視点が、ちょいちょい公式DVDとは違うのね。臨場感もあふれてるし、ライブ動画の構成もいい。
私の勝手な見どころポイント①
まず、前半、私のお気に入りは、日産スタジアムの「SUPERSTAR」チャンミン。
チャンミンのダンスパフォーマンスは、2人になってからもう段違いに迫力を増したよね。見せ方もそうだし、メインをはる振付を優雅にこなす。
でも、「東方神起」にいる限り、常にダンスが語られるのはユノなんだよね。ユノは、ダンスの振付を身体化するのがうまい人で、「振り付け」された動きではなくて、それが、彼の体の自然な動きとして見えるような、そういうパフォーマンスをする。
ダンスが彼そのものになっている。
いつだったかライブの写真を撮影するカメラマンが、「ユノは撮るのが非常に楽で、どんな激しい動きをしているときでも、視線の方向がしっかりしていて、ブレがない」と話していたのを聞いたことがあるんだけど、彼の意識は終始冷静で、体が勝手に動いていくような、そんな身体感覚で踊ってるんじゃないかって気がするの。
対するチャンミンって、もっと必死というか、緊張というのか、心の動きがありながらステージに立ってる気がするんだけど、そのチャンミンが、ちょいちょい意識トンでるときがある、と私はウォチしているのだよ、ワトソン君!!
で、それが前半、SUPERSTARパフォーマンス中に見える気がするの。この曲、ライブ映像で見ているとよくわかるんだけど、振付の派手さと同時に、中盤以降に2人のコーラスが入り、かなり呼吸が苦しい1曲。
フィルコンの終盤、日産スタジアムを上空から俯瞰する映像が挿入されるんだけど、横浜の夜景の中で、赤い一帯があって、それが日産スタジアムの、「あの夜」の景色なのよ。
そんなすごい場所で、7万を超える観客の熱狂、夏の夜の匂い、SUPERSTARの激しさ・・・すべてが合わさった結果、珍しくチャンミンの、「我」の意識がふっとんでるような、焦点の定まらない目で踊り狂うSUPERSTAR。
この曲はぜひぜひ、チャンミンフォーカスで見てほしい一曲です。
チャンミン、君、絶対このとき、意識トンでたでしょ、無意識だったでしょ。見逃さないからな。うひひひひ!←下種な笑い
私の勝手な見どころポイント②
山本加津彦さんが、東日本大震災での被災地へのメッセージをこめた、「シアワセ色の花」。
この時の映像、とにかくよく2人の表情をとらえてるんですよ。実際の会場で聴いてた時は、歌声を「聴く」ことに集中しちゃってたんだけど・・・
この曲でフォーカスしたいのは、ユノ。ダンスが取り上げられることが多いけど、「歌手」であることこだわっていたユノの、歌手としての力量を感じる1曲だなーって思った。
歌いだしも、歌い終わりもユノなんだけど、
最後の、「あなたを愛してるよ」の「愛し」「てるよ」って切れる部分。その優しいつなぎ方・・・・泣きます。泣けます。泣かずにはいられぬぞよ、おのおのがた~~。
この曲、かなり練習したんだろうな。気持ちに入り込んで歌っているユノを感じます。
「いつから降ってたんだろう もうずっと雨の中で それでも信じながら 歩けたのは あなたがいたから」
という歌いだしでは、私には、本当に”雨”が見える。
苦しいとき、つらいときが、僕にはあって、それでもここまで前に進んできたのは、ステージの僕を待ってくれている「あなた」がいたからだよ、って伝わってくる。
この曲って、最初は一人ひとり別の場所で歌っているんだよね。彼らは独りぼっちなんだ。
その後に、お互いの方向に歩みだして、お互いをしっかりと見つめて歌いだす。やがて背中あわせになって、回る円状のステージに立つ。
こんな表情で、お互いの顔を見ていたんだなあ、という感慨にふけっちゃう場面でもあり、気づいたら涙が滝状になっていることもあるので、アイメイクばっちりの人は気を付けましょう・・・。
私の勝手な見どころポイント③
Maximum~MC~Catch Meの流れ
まあまず、Maximumっていうのが、Why?に負けず劣らず挑戦的で挑発的な、彼らのもっている魅力を最大に盛り込んだ曲だと思うんですよ。そこへきて、この時のチャンミンが、まさしく「最強のボクに生まれ変わる」。
この2012年以降、割と前髪短めのスタイルが定着してしまうチャンミンなんだけど、TONEの時は、後ろ刈り上げの、前髪長め。
それとこの時の衣装が、長身を強調するようなスタイルで、胸元が見える感じといい、そこにじゃらっと動く黒のロングネックレスといい、なんだかもう、すべてがハマってるんである。
ああ、かっこいい、かっこいい、かっこいいったらありゃしない。
この時のチャンミンの鬼気迫る美貌っぷりっていうのは、ちょっと彼自身にも越えがたいものがあるんじゃないかって思っています。
もちろん、この曲のユノのかっこよさも安定したもんがあるので、TONEのMaximumは、背景の神社の扁額に「東方神起」って書いてあるダサさ以外は、衣装含めて神がかりレベル。
で、そこから、MCの流れに入ると、あのかっこよかった2人のキラキラ感はどこへやら、オリンピック体操選手の公式衣装、みたいな健康感丸出しで、正直、がくっと来るのよ、私は。
ユノは捨て身のギャグまで披露してたりして、「ああ、なんだろう、このダサさは・・・」と、いったん平常心に戻るも、続くCatchMeでは、その公式衣装で踊っているのに、なんだかもう、別物になった2人を感じるのだ。この、転換の妙。
ちょっとダサくて、親しみやすい韓国人の男の子ふたりの表情は消え、唯一無二の「東方神起」になっていく、その瞬間。
ああ、「東方神起」っていうのは、創りだされていくものなんだなあ、と圧倒されちゃうんだよね。
彼らがいればいい訳じゃない。「東方神起」はステージの、パフォーマンスの中に、最も純粋な形で表れてくるものなのかもしれない、って感じる。
全編、いろいろまだまだ見どころポイントはたくさんあるけれど、ユノのハニバニが、やっぱし最高な件、とか、ベタなロック歌手を”演じている”Rock with Youのチャンミンの「ありがとぅーー!」が最高な件とか、語りだしたらキリがありません。
今、一番悩んでいるのは、フィルムコン・・・やっぱり大阪か名古屋あたりで、遠征してもう一回観に行っちゃおうか、ということ。←
いや、その価値がありますよ、このフィルムコン!
これから参加する方も、参加しない方も、東方神起が、フィルムコンサートでも、「すごい」ってことを再確認して、彼らの再始動を待ちたいですね^^
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