【15】薄層クロマトグラフィー(クロロフィルの抽出②) | 実験屋さん~☆まきりんのサイエンスぶろぐ☆~

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以前もやりました、【3】海藻からのクロロフィル抽出の記事はこちら

↓
http://ameblo.jp/makim1003/entry-11655916889.html



さて今回は、

陸上植物(ホウレンソウ)と、海藻(ワカメ:褐藻)の光合成色素の虹比較をしましたラブラブ!



前回同様、エタノールで色素を抽出。

展開溶媒は『石油エーテル:アセトン=7:3』です。




こんな感じです。


さて、出すとどんどん色が消えていってしまうので、

すぐに鉛筆でしるしをつけます。

左がホウレンソウ、右がワカメです。

矢印





クロロフィルにはa、b、cがあるのですが、

ホウレンソウにはaとb、わかめにはaとcがありますへぇ




また、その他のバンドも、違う色素が出てきましたお~


≪ホウレンソウほうれん草≫(上から)


カ ・・・ カロチン

a ・・・ クロロフィルa

b ・・・ クロロフィルb

ル ・・・ ルテイン

ビ  ・・・ ビオラキサンチン

ネ  ・・・ ネオキサンチン




≪ワカメhito1≫(上から)


(カ  ・・・ カロチン → 薄くて見えず)

フェ ・・・ フェオフィチン

a ・・・ クロロフィルa

フィ ・・・ フィコキサンチン

c ・・・ クロロフィルc




さてさて、問題ですよ質問!

なぜ陸上植物と海藻とでは、持っている光合成色素が違うのでしょうかhate





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