今月のPEAKS7月号は「日本アルプス テント泊」特集。
もう写真を見るだけでテンションがあがる。
「今の仕事の山を越えれば夏山だ」
そういう気分になる。
祖父の昔の写真をたよりに孫がその登山ルートをトレースする。
なんともロマンがある。
自分にもそういうときがくるかもしれない。
自分の孫でなくともブログの山行記で「同じルートを歩いた」と聞けばそれは凄く嬉しい。
そう思うと自分の備忘録的な山行記もちゃんと残そうという気になる。
「栂海新道ハイク」の記事は昨年(2021年)の縦走を思い出した。
親不知海岸から上高地まで歩いた。
天気にも恵まれ、すごく有意義な時間だった。
(過去記事:僕の夏休み)
今年はひそかにその続きを計画している。
雑誌を読み進め、沸き立つ山への思い。
またひとつ、山行計画を作成してストックしてしまった。
「伊藤新道」
高瀬ダムができる前にあの地から鷲羽、三俣蓮華へ向かうルート。
高瀬渓谷源流部をめぐるルート。
そこへ行ってみたくなった。
新穂高もしくは折立から登って雲ノ平を経由し、この伊藤新道におりて最後は湯俣温泉につかる。
来年行ければいいな。
山岳縦走はピークハントとはまったく別物。
ほんと、山はふところが広い。
自分の悩みなどちっぽけなものに感じさせてくれる。
自分らしくマインドセットというけれど、
そんなに容易く(たやすく)できるものではなく、自分もそんなに強くない。
山の中に身をおいてようやくその気になる。
だから夏山シーズンは自分にとって非常に大事。
今年の夏も楽しみだ。
2021.7 北アルプス縦走