誰が撮影しても画になる素材なので逆に難しいデスよね
まさに王道なモミジですね
【DATA】
モミジ ショウジョウノムラ(猩々野村)
Acer amoenum ‘Shojo nomura’
開花時期:4月~5月
最終樹高:5m程
【品種の紹介】
カエデ科カエデ属の落葉性の広葉樹
原産地は日本で接木から作られる園芸品種で江戸時代には存在するようです。
ノムラモミジが夏場葉色が薄れる(ほぼ緑色)のに対し、ショウジョウノムラモミジは通年を通して葉色が赤紫色の品種。現在市場で流通するノムラモミジは大抵これです。
また、樹形は上方に広がる性質、葉の切れ込みは深く見応えが有り人気が高いです。
落葉樹なので晩秋の11月頃になると落葉し、翌春の4月中~に新葉が芽吹きます。
用途は・緑地、公園、庭園、建物周り、景観樹など。
【管理のポイント】
植え付けは落葉後の11月~春先の3月頃が最適です。
根が張りやすいように小石などの無いやや腐葉土質の水はけの良い土壌が適しています。
本来陽当たりを好む樹木ですが、西日などで葉がちりちりになるので半日陰くらいが丁度良いです。特に根元の土壌に直に陽が当たると根が傷む場合が有りますので下草などで和らげる必要が有ります。
剪定は自然な樹形を楽しむ樹木なので余り必要ありません。
邪魔な枝などは落葉後の冬時期(12月頃)にまとめて取り除きます。
テッポウムシやイラガの被害を受けやすいので、被害を発見したら早急に駆除しましょう。
【コメント】
モミジとカエデは論争の絶えない間柄のようで~(T_T)
専門家に言わせると生物学的にはイロハカエデの園芸品種になるそうです。
他にも雌雄同株だったり、プロペラ状の翼果が付いたりと調べると意外と奥が深いのがモミジ(カエデ)の特徴ですね。
でも、とりあえずショウジョウノムラは通年赤葉のスタンダードな品種と覚えよっと(>_<)
#花 #樹木 #植木
2017/10/24撮影
猩々野村は落ち着きのある風情が素敵です
赤葉も良いけど僕はこの地味な銅葉の方が好みデス
最後まで読んでくれてありがとうございます。