こんばんは。

雫石雪乃です。

 

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癒し・ヒーリングランキング

 

今週は怒涛のセッションウィーク！

普段はヒーリングの方が圧倒的に多いので久しぶりのセッションです。

お申し込みいただいた皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、第一弾の今日はNさん！

 

「何か漠然ともう一歩ステップアップできない何かがあるような気がして、特にこれを解放したいとか、これを変えたいとかがあるわけではないのですが、大丈夫でしょうか？？」

 

とオドオドとお申し込みされましたが、

 

大丈夫です！！お任せください

 

と請け負って、頭の中が真っ白！な状態のままセッションをスタートしました。

 

で、先に感想

 

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今日はありがとうございました‼️

おかげ様でスッキリしました✨
あの後すぐにお昼ご飯食べました〜
その後買い出しに出たんですが、お空がとても綺麗でした✨

 

この感じ、久々です‼️やっぱり最近調子出て無かったんだなぁと実感しました。
今は心も体もとても軽いです☺️

雪乃さんとLINE電話が繋がった瞬間嬉しいやらドキドキやらで頭が真っ白になっちゃって、ソワソワしてしまいました
が、そんな私のグタグタ話も聞いてくださって、ほんと途中グタグタ話してた気がするんですけど結果しっかり抜けて、本当に良かったです😆✨
ありがとうございました‼️

対面凄すぎますね！直接はもっと凄いなんて！
会った瞬間に浄化されて昇天してしまうかもしれません😂

 

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ありがとうございます✨

 

そうそう！！

ものすごく笑ってしまったのが、Nさんが自分の本当の気持ちに気づいて大号泣してはっと我に返った瞬間、真顔で

 

「は！？なにこれ！？

 

ものすごくお腹が空きました」

 

と言ったこと

いやいや、ほんの数秒前まで大号泣してましたよね、Nさん？っていう。笑

本当に面白い方だ。

 

私もセッションをするとものすごーくお腹が減って、

 

「どんだけ食べるの！？」

 

と周りに引かれるほど食べるので、受けてくださる方もそうなんだろうな、とは思うのですが、そこをこんなにも正直に言ってくれた方は初めてだったので（笑）嬉しかったです。

 

以前、強迫性障害だった華ちゃんがいろんなものを手放したら体重が１５キロ減ったとご報告してくれた事がありましたが、

 

 

 

不安や怒り、悲しみといったエネルギーは目に見えないけれど、実は質量を伴っているのかもしれませんね。

それを手放すことで一気に体重が減ったり、お腹が減ったりする（笑）のかも。

 

ではNさんがそんなにお腹が減るほどなにを手放したかというと、端的に言ってしまえば

 

完璧ないい子じゃないとお母さんに認めてもらえない

 

という悲しみや怒りです。

 

話のとっかかりは、「インスタグラム」。

Nさんはインスタグラムをやりたいけれど、お母さんに見られるのが嫌で出来ないと自分に制限をかけていました。本当は自分の描いた絵や撮った写真に自分の気持ちを添えて載せたいのだけれど、もしそれをお母さんがみてしまったら・・・と思うと二の足を踏んでしまうのです。

 

そこで、

 

「どうしてお母さんにみられるのが嫌なんだと思いますか？」

 

と聞いてみました。

 

「お母さんが思うようないい子ではないとバレてしまうからです。お母さんにはお母さんの理想の子供像があって、私はその通りに生きようと頑張ってきました。でも、本当はそうするのが嫌で・・・」

 

どんどん涙声になっていくNさんです。

 

「そういえば、私、”お母さんが死んだら私のやりたいことをする人生が始まる。お母さんが死ぬまでは私のやりたいことはなにも出来ない”って心のどこかで思いながら生きてきました。そんなの待ちたいわけじゃないのに」

 

Nさんのお母さんはいわゆる”良い人”です。

だからNさんは反抗出来ずに育ちました。

 

その話を聞いて、以前朝イチでやっていた『毒親特集』のこんなエピソードを思い出しました。

 

その方は、息子さんが小学四年生の頃、

 

「見てみて〜！！」

 

と言ってブロックで作ったものを見せてくれたので、

 

「上手、上手！」

 

となにも考えずに言ったそうなのです。すると、

 

「本当は思ってないくせに！！」

 

とブロックを投げつけて泣いてしまったそうで、驚いたその方はそれまでの子育てを全て否定されたようで悲しくなったと言っていました。

 

このお母さんは「褒める子育て」が「良いこと」だと思っていて、だからこそ「褒めるお母さんは良いお母さん」だと思っていたんですね。それを息子さんに

 

「本当は思っていないくせに！！」

 

と言われることで、

 

「えええ！！いいことをしていたと思っていたのに、私、間違ってたの！？」

 

とパニクってしまったのでしょう。

 

これと同じ意味でNさんのお母さんも「いいお母さん」でした。

娘に可愛い洋服を着せて、いいことと悪いことを教え、程よく気を使って嫌がることは無理強いをしない。

 

一見、良いお母さんですが、自分の気持ちは見えていても子供の気持ちが見えていないんですね。Nさんはお母さんの趣味の服を着せれるのも嫌だったし、お母さんの理想の子供に育つように心を操作されることも嫌だった。だからNさんはとっても辛かったのです。

 

子供は「良いこと」や「正しいこと」が欲しいわけではなく、お母さんの本当の気持ちや無条件の愛が欲しいのです。だから、良いことや不安を押し付けられるとすごく苦しい。心にもない言葉を言われたって嬉しくはないのです。

 

Nさんは、その押し付けられたことに対する苦しみに向き合っているうちにもっと苦しかったことに気がつきました。

 

「あ・・・私、良い子じゃありませんでした。そう言えば、ちゃんと反抗してたんです。あれもいや、これもいや、そんなこと言わないで。あの時、ああいう風に言われたのがすごく嫌だった。全部、ちゃんと伝えたんです。でも、

 

聞き入れてもらえなかった。

 

”はいはい。ごめんね”って言われて、ちゃんと謝ってもらえなかった。私がすごく傷ついたって分かってもらえなかった。その悲しさや悔しさでいっぱいなんです」

 

謝れない人についてはこちら↓

 

 

 

 

Nさんのお母さんは謝れない人なのか、そもそも娘を傷つけたということに全く気づいていない鈍感な人なのかは分かりませんが、とにかくNさんは謝ってもらえないこと深く傷ついてしまい、心の奥に

 

「またお母さんに何か言われて傷ついたとしても、お母さんは私の気持ちを理解してくれないだろう。もう傷つくのは嫌だから、お母さんに本当のことはなにも言いたくない」

 

という気持ちが根付いてしまったのでしょう。

だからこそ、インスタグラムも

 

「いつかお母さんにみられたら嫌」

 

という気持ちになって出来なくなってしまったのです。

 

その痛みや苦しみを手放すことでついにNさんは、心がふわふわと軽くなる事ができました。

よほど

 

「お母さんにどう思われるだろう」

 

という不安で気持ちが重くなっていたのでしょうね。最後には

 

「もうお母さんにみられても大丈夫だって思えます！！」

 

そう元気に言って今日のセッションは終了、今日、彼女のインスタは更新されていました✨

 

私もセッション終了後、食欲を満たすべくサイゼリアに行ったのですが、お会計のレジに並んでいたら、

 

「どうしてお母さんはいつもそうなのよ！！そうやって自分の気持ちを押し付けないで！！」

 

と金切声をあげている40代と思しき女性と、その女性を悲しそうに見つめる70代ぐらいの母親。

 

きっとこのお母さんはなぜ娘さんがこんなに怒っているのか理解できないのでしょうし、娘さんの方もなぜお母さんはいつまで経っても自分の気持ちを理解しようとしてくれないのかと悲しくて堪らないのでしょう。

 

どっちも苦しいですよね。

 

どっちが悪いわけでもなく、ただただどっちも辛くて苦しいと思います。

 

こんな状態からいろんな悲劇が生まれてしまう。

 

だからこそ、少しでもたくさんの人にできるだけ早く自分自身の本当の心と向き合って、自分の問題を解決して欲しいなぁと思います。

相手は変えられないけれど、自分はいくらでも変えられますからね。

 

先日、なんの本で読んだかは忘れてしまったのですが、強烈に頭に残った言葉がありました。

それは

 

「私は狂おうとしていました」

 

という言葉。

苦しみや怒りに飲み込まれて、狂おうとしていた彼女。

狂ってしまった方がよほど簡単だと思ったのでしょう。

 

でも、踏みとどまった。

 

人間には狂ってしまったり、病気になってしまったりする力も、

再生して成長していく力もどちらもあります。

 

どちらの方向に向かっていくかは自分次第。

 

難しい方にチャレンジしていきましょう。

そのほうが人生は豊かになる。

本当ですよ。

 

 

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