ブログ初めて、書きます。
テーマは、わたくし本人の事をちょびちょびと・・・。
わたくしは、タイトルにあるように、精神疾患をもちながら、
博士号取得を目指す、
70年代生まれの、おじさんです。
精神疾患って、聞くと、「ちょっと、怖い」、「大丈夫なの?」って、
思われる方が多いでしょう・・・。
でも、そんなに、珍しいことでは、無いんです。
私の傷病名は、「統合失調症」。初耳の方も多いかもしれませんが、
100人に1人がかかる病気。
(もうちょっと多いって、話も聞いたことがあります)
初期段階では、幻聴が聞こえたり、幻覚が見えたりすることが多い。
次に、躁鬱の波が多くなって、
落ち着いてくると、体力が消耗しやすくなります。
私の実体験は、興味を持てる人がいるのではと思います。
はっきりと、発病を自覚したのは、9年前の10月です。
長野県の大学院を修了した後、2つ目の職場の自動車組み立て工場で、
半年間働いたので、小金が貯まりました。
その時は、人一倍体力があって、冒険心も満々!
そこで、昔から興味があった、「アメリカ」に旅行に行こうと決心。
なんで、「アメリカ」だったのかなー・・・。
やっぱり、中学生位にTVでやっていた、「アメリカ横断ウルトラクイズ」の
影響が大きかったです。
福留アナが、「みんな、ニューヨークにいきたいかー!!」と、叫ぶ。
そして、開成とか、ラサールとか、優秀な高校生が、クイズに挑戦して、
西海岸から、ニューヨークの自由の女神を、目指す。
まだ、「アメリカンドリーム」って、言葉が、生きてた時代でした。
工場で、貯めた小金で、航空チケットとの用意と、レンタカーの予約をして、
「Let's go !!!」。
30万円位の予算だったので、旅行の予定期間は、1週間。
ニューヨーク→(飛行機)→ロスアンゼルス→(レンタカー)→ラスベガス
それぞれ、2日間の予定でした。
始めのニューヨーク。
空港から、下りると、ヒスパニック系っぽい白人が、「タクシーを探してるの?」と、
聞いてくる。
適当に「Yes」とか、対応してたんだと思うけど、その内、
ヒスパニック系の、連れが現れ、
こっちは、デカい「ブラックピープル(黒人)」。
いかにも、ギャングっぽい感じで、がら悪し。
良く聞きとれないが、「マザ・ファッカ(クソ馬鹿野郎)」とか、言ってる;;;
まぁ、争わなければ、大丈夫でしょう。と、自然体を心得ていた。
結局、「タクシーに乗せるよ」って、ヒスパニックが言って、
荷物を持たれたので、付いて行った。
車の場所に、行くとでかいアメ車が。(リンカーンとか、キャデラックとか、
そっち系等の車)
「地球の歩き方」に、イエローキャブで、空港から、マンハッタン中心まで、
3千円位だったような気がする。
車を見た時に、「あぁ、不正タクシーね」って、直感したので、
料金をはっきりさせようとしました。
「マンハッタンの中心まで、いくらなの?」と聞いてみる。
そしたら、「初乗りがいくらで、ごにょごにょごにょ・・・」とか、言ってる。
「トータルでいくらなの?」と聞いてみる。
そしたら、いきなり訛りだして、
「サーティ(30)」の事を、「トリティ」とか、わけわからなく、聞きとれないように
言ってくる。
もう、わたしの荷物を、トランクに入れようとしているし、極悪なやつには、見えなかったし・・・
「なんか、ずり~な~;;;」って思いつつも、「少々、高くてもいいかぁ・・・」と思って、<
根負けしてしまった。
さすがに、高級アメ車で、乗り心地は良かった。
「どこに泊まるの?」とか、ホテルの予約はしてなかったから、
「インターネットで、予約しなくちゃだめだよ」とか、
「あの、UFOみたいな建物は、メン・イン・ブラックの映画で使われてたよ」とか、
「ラスベガスの女の子が、一番かわいいよ」とか、話し上手だった。
さて、マンハッタンのグランド・セントラル・ステーション近くに着いた。
そこで、料金の請求。
「いくらなの?」
「・・・・・・3万5千円!!」
あ?、イエローキャブの十倍!?
「高すぎだよ、負けてよ、負けてよ」とわたしは、言った。
そしたら、「これは、スモール・リムジンなんだ!」
とか、言って、インチキ名刺みたいなのを見せて主張する、ヒスパニック親父。
親父は、「絶対、負けない」って、雰囲気なんだけど、せめて、半額には、もっていこうと思った。
「1万にして!」とか、「だめだ!」とか、延々と交渉が続く。
運転席の後ろから、はがいじめにして、気絶させてやろうかと思ったが、
そのヒスパニック親父、体格は、いいし、
なんていってもアメリカ、銃をもってる可能性はかなり高い;;;
「絶対、払わない!」って、方法もあったが、
空港まで、戻されて、ギャングに囲まれ、さらに倍額を請求されるのだけは、
避けたかった。
車の後部座席から、逃亡しようと試みたが、特殊なカギで、
運転席から、ロックされて、
「逃げようとしたな~!」と、ヒスパニック親父。
30分位、交渉しただろうか・・・。
結局、2万5千円位払って、降りることになった。
その、親父、なんと、別れ際に、「俺達は、友達だー!」と言った。
私は、怒りもさめやらず、「おまえは、友達じゃない!」と言おうと思ったんだけど、
「You don't friend !!!」(おまえは、友達しないっ!!!)と、
へんてこな雄叫びをあげ、グランド・セントラル・ステーションに向かった。
第一回目は、ここまで。ひっぱるつもりは、無いんですが、
「統合失調症」発症まで、もうちょっと、色々あるので。。。
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テーマは、わたくし本人の事をちょびちょびと・・・。
わたくしは、タイトルにあるように、精神疾患をもちながら、
博士号取得を目指す、
70年代生まれの、おじさんです。
精神疾患って、聞くと、「ちょっと、怖い」、「大丈夫なの?」って、
思われる方が多いでしょう・・・。
でも、そんなに、珍しいことでは、無いんです。
私の傷病名は、「統合失調症」。初耳の方も多いかもしれませんが、
100人に1人がかかる病気。
(もうちょっと多いって、話も聞いたことがあります)
初期段階では、幻聴が聞こえたり、幻覚が見えたりすることが多い。
次に、躁鬱の波が多くなって、
落ち着いてくると、体力が消耗しやすくなります。
私の実体験は、興味を持てる人がいるのではと思います。
はっきりと、発病を自覚したのは、9年前の10月です。
長野県の大学院を修了した後、2つ目の職場の自動車組み立て工場で、
半年間働いたので、小金が貯まりました。
その時は、人一倍体力があって、冒険心も満々!
そこで、昔から興味があった、「アメリカ」に旅行に行こうと決心。
なんで、「アメリカ」だったのかなー・・・。
やっぱり、中学生位にTVでやっていた、「アメリカ横断ウルトラクイズ」の
影響が大きかったです。
福留アナが、「みんな、ニューヨークにいきたいかー!!」と、叫ぶ。
そして、開成とか、ラサールとか、優秀な高校生が、クイズに挑戦して、
西海岸から、ニューヨークの自由の女神を、目指す。
まだ、「アメリカンドリーム」って、言葉が、生きてた時代でした。
工場で、貯めた小金で、航空チケットとの用意と、レンタカーの予約をして、
「Let's go !!!」。
30万円位の予算だったので、旅行の予定期間は、1週間。
ニューヨーク→(飛行機)→ロスアンゼルス→(レンタカー)→ラスベガス
それぞれ、2日間の予定でした。
始めのニューヨーク。
空港から、下りると、ヒスパニック系っぽい白人が、「タクシーを探してるの?」と、
聞いてくる。
適当に「Yes」とか、対応してたんだと思うけど、その内、
ヒスパニック系の、連れが現れ、
こっちは、デカい「ブラックピープル(黒人)」。
いかにも、ギャングっぽい感じで、がら悪し。
良く聞きとれないが、「マザ・ファッカ(クソ馬鹿野郎)」とか、言ってる;;;
まぁ、争わなければ、大丈夫でしょう。と、自然体を心得ていた。
結局、「タクシーに乗せるよ」って、ヒスパニックが言って、
荷物を持たれたので、付いて行った。
車の場所に、行くとでかいアメ車が。(リンカーンとか、キャデラックとか、
そっち系等の車)
「地球の歩き方」に、イエローキャブで、空港から、マンハッタン中心まで、
3千円位だったような気がする。
車を見た時に、「あぁ、不正タクシーね」って、直感したので、
料金をはっきりさせようとしました。
「マンハッタンの中心まで、いくらなの?」と聞いてみる。
そしたら、「初乗りがいくらで、ごにょごにょごにょ・・・」とか、言ってる。
「トータルでいくらなの?」と聞いてみる。
そしたら、いきなり訛りだして、
「サーティ(30)」の事を、「トリティ」とか、わけわからなく、聞きとれないように
言ってくる。
もう、わたしの荷物を、トランクに入れようとしているし、極悪なやつには、見えなかったし・・・
「なんか、ずり~な~;;;」って思いつつも、「少々、高くてもいいかぁ・・・」と思って、<
根負けしてしまった。
さすがに、高級アメ車で、乗り心地は良かった。
「どこに泊まるの?」とか、ホテルの予約はしてなかったから、
「インターネットで、予約しなくちゃだめだよ」とか、
「あの、UFOみたいな建物は、メン・イン・ブラックの映画で使われてたよ」とか、
「ラスベガスの女の子が、一番かわいいよ」とか、話し上手だった。
さて、マンハッタンのグランド・セントラル・ステーション近くに着いた。
そこで、料金の請求。
「いくらなの?」
「・・・・・・3万5千円!!」
あ?、イエローキャブの十倍!?
「高すぎだよ、負けてよ、負けてよ」とわたしは、言った。
そしたら、「これは、スモール・リムジンなんだ!」
とか、言って、インチキ名刺みたいなのを見せて主張する、ヒスパニック親父。
親父は、「絶対、負けない」って、雰囲気なんだけど、せめて、半額には、もっていこうと思った。
「1万にして!」とか、「だめだ!」とか、延々と交渉が続く。
運転席の後ろから、はがいじめにして、気絶させてやろうかと思ったが、
そのヒスパニック親父、体格は、いいし、
なんていってもアメリカ、銃をもってる可能性はかなり高い;;;
「絶対、払わない!」って、方法もあったが、
空港まで、戻されて、ギャングに囲まれ、さらに倍額を請求されるのだけは、
避けたかった。
車の後部座席から、逃亡しようと試みたが、特殊なカギで、
運転席から、ロックされて、
「逃げようとしたな~!」と、ヒスパニック親父。
30分位、交渉しただろうか・・・。
結局、2万5千円位払って、降りることになった。
その、親父、なんと、別れ際に、「俺達は、友達だー!」と言った。
私は、怒りもさめやらず、「おまえは、友達じゃない!」と言おうと思ったんだけど、
「You don't friend !!!」(おまえは、友達しないっ!!!)と、
へんてこな雄叫びをあげ、グランド・セントラル・ステーションに向かった。
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