辞任・更迭は納得だが、批判がお粗末すぎる | 小野秋は言いたい放題である

小野秋は言いたい放題である

いろんなことを言いたがる奴の放言集

東日本大震災被災地の復興より

同僚議員の当選が大切との音頭で

事実上の更迭・辞任となった

桜田前五輪相。

 

この発言は問題だと思いますが、

一連の報道や一部の野党の姿勢にも

大いなる疑問を感じます。

報道機関こそ被災者の気持ちを考えるべき

この発言は政治家個人の

パーティーでのもの。

いくら公人とはいえ、一義的には
公的な場とは言いがたい席です。
 
だから何を言ってもいいと
いうわけではありませんが、
わざわざそういう場までチェックする
必要はあるのでしょうか。
 
報道でも映像はなく、録音のみ。
身内が失態をリークするのは
考えにくいですから、
失言しそうな大臣が東北選出議員の
パーティーで挨拶をするということで、
与党を貶めたい人が隠し録りしたのでしょう。
 
桜田氏の辞任直後の囲み取材でも
公の場で失言を繰り返させようという
底意地の悪い記者が複数おり、
大臣もイライラしていましたね。
 
被災者の気持ちを本当に考えた場合、
一議員の私的な会合までチェックして
報道する必要があるのでしょうか。
 
国会答弁や記者会見の場ならともかく、
被災者の気持ちよりも
与党にダメージを与えることしか考えていない
と言われても仕方ないと思います。

その他の発言は本当に失言なのか

今回の発言は確かに問題だと思います。
しかし過去にマスコミが”失言”として
報じているものの中には、
疑問を抱かざるを得ないものも多いです。
 
1500円の件は完全に言い間違いですし、
あまりに低レベルな間違いとはいえ、
石巻市の件も単なる読み間違いです。
五輪大臣とはいえ、
五輪憲章を読んでいないことは
必ずしも業務に支障をきたすものではありません。
 
本来の仕事さえきちんと
こなしていれば、
漢字や文章を読み上げる能力は
大臣に求められる資質だとは思いません。
 
それは官僚や報道官の仕事であり、
事務的な事項まで大臣がペーパーを
読みあげる必要はまったくありません。
一部の野党の追及ネタにしか寄与しない
非合理的な国会の仕組みは改めるべきです。
 
しかしそれ以上に、こういう瑣末なことで
いちいち批判を繰り広げるマスコミや野党は
まさに自分たちのことしか考えていない。
こんなことが何の国益になるのでしょうか。

何の正義もない野党に呆れるばかり

今回の発言が問題なのは確か。

しかし集中審議を申し入れるような

ことなのでしょうか。

 

本来あってはならない発言であるとはいえ、

同僚議員の支持者が集まる席でのことですから、

その場の勢いと言葉の綾での失言であり、

本当に復興を軽く考えたわけでないことは

通常の日本語能力があればわかるでしょう。

 

だから看過されることではありませんが、

いちいち国会で追及するようなことでもないでしょう。

国会を開けば議員には手当が出ます。

こんなことで時間と税金を無駄にするほうが

よほど罪深いというものです。

 

与党議員の発言次第で、

一部の野党は審議拒否をしたり

今回のように執拗に審議を求めたりする。

自分たちが追及したいときはしつこく迫るくせに、

やる気がないものには審議拒否。

こんな腐れ切った野党に正義がないことは

誰が見ても明らかです。

 

本当に被災者の気持ちを考えるなら、

維新の議員のように行動で示すべきだと思います。

政府与党の失言を追及したところで

被災地には何のメリットもないと思いますがね。