そういえば、6月に参加した富士ヒルのレポートがなかったので、簡単だけど振り返りを…。
と、その前に練習内容というと。。
室内を中心に月間1000~1500位。
ZWIFTを中心に山登り、レース参加で走力をみにつけた。
20分のPWRが4.7を超えだしたので、1時間以上続く40km以上のレースやアルプで持久力系を磨き。
いよいよ、ヤビツ峠のTT。そして富士スバルラインの試走。
目標は勿論シルバー狙い。目標へ着々と進んでいった。
はずだった(笑)。
以前よりヤビツ峠のTTにチャレンジしていた。
名古木~頂上迄の11k区間を40分切ればシルバーを狙ってもいんではないかという指標があった。
が、一番最初にチャレンジした42分から記録更新が出来ず、ある事に悩みだす。
腰痛だった。
ぎっくり腰を不定期でかましてしまう弱い肉体。
去年もどこかでやってしまって、炎症が取れない日が続いた。
色んな病院に通い、筋膜リリースとかそれなりの治療を試みるも改善なし。
おそらく練習を休めば良いのかもしれないが、走りながら治す事にした。
が、結局治すには至らず本番日を迎えてしまった。
当初、練習疲労のせいかとも思っていた。いやそれもあるのだろう。
ただ室内錬ではさほど痛みがこないのだが、実走の特に登り20分過ぎから痛くなる事が続く。
なんというか鈍く嫌な痛みで抜けるような感覚。
この症状が出ると強く踏めなくなる。
何度もチャレンジしたヤビツ峠は、この痛みが出る前の区間はベストを更新し続けるも、以降がまったく駄目。
原因は他にあるのか。そう思いなおしたのは本番日直前での出来事からだった。
要はポジションを見直す事になった。
室内ローラと実走では走り方が違う。ペダリングというより姿勢だったりトルクの掛け方が微妙に違う。
実走は幾分か斜度があがっただけで、上半身をうまく使わないと脚だけになりやすい。
室内錬は所謂ガチャ踏み、風もない0の状態から力をかけて回せば数字が出てしまう。
この部分に関してアジャストさせる為の実走頻度が少なかった事。
また実走車は室内バイクと違いサイズが微妙に違う事。
ここらへんをよく理解してアジャストさせなければいけなかったのかな・・・とも。
スペシャライズドのフィッティングを受け、ステムが長すぎで短くした方が良いとアドバイスを受けた。
そこで思い切って短くして本番日を迎えたが、もう少し早い時期から諸々嗜んでおけばよかったような気もする。
まあ言い訳だけど。
本番日は残念ながら腰痛の状況が微妙で、テーピングを巻いたりボルタレンを飲んで挑んでみた。
しかし、第一関門で目標としていたタイムより1分遅かった事。
序盤から腰に来てしまって踏めなくなる事をおそれ、振り返れば3.5倍程度の出力で走り続けてしまった。
ただでさえ痩せてるので、人並以上にPWRを上げないといけない。
分かりきってた事だが、序盤からの腰の痛みの苦痛に耐えたくなく、早々にブロンズ狙いへと目標を下方修正したのだった。
ブロンズ狙いだと平均時速が16キロで良かったはずなので楽だった。
景色の移り変わり、多く参加されたローディの皆様と、その時その時であった人達で声を掛け合いながら
走る事が出来た。
とても楽しく、完走出来た。
腰痛も爆発せず、ギリギリ耐えられた感じ、それに関してのマネジメントはよくできたか。
振り返ってみて。
終わってから考える事が多い。
ステムを短くし、ようやく自分なりのポジションを確立できたような気がした。
以降の実走で腰に来るという機会が減りだした(室内と変わらない感覚)
実走で走る為の上半身も利用したトルクのかけかたが納得いくようになった。
またチャレンジしたい。
来年は奥様も出たいという話になった。
老犬となった3匹のワンチャンの移動を考えると少し悩むのだが。
皆が健康な状態で、それぞれのベストが出れば良いのかな。
既に50才前となった私。
マラソンを始めてサブスリーを狙っていたのは忘れもしない36才。
もう何年も、何年も前の事。
今後、サブスリーを狙うのか?ヒルクライムでシルバーを狙うのか?
あまり定まっていないが、それでも感じだす記録に拘っていた時と明らかに異なる執着心の薄れ。
年を重ねていくと記録より記憶。自分自身としての現状ベスト。
だからトレイルとかウルトラとかの競技に移っていくのであろうか…。
マラソンをやりロードもやりだした、スイムが出来ればトライアスロンが出来る。
アイアンマンはさすがにきついので、オリンピックに出たい。
ゆったりと、記録よりも完走を。
毎年言っていたハワイのトライアスロンの様な緩い大会でも十分か。
さあどうなる事やら、今の今、思ったそのままをレポートとしてみました。