お客様の『知覚価値』を高める方法 | 橘品女子CitrusGrace

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女子向けのオフィス文具・雑貨の小売卸販売業が運営会社。弊社は海外メーカー様と直接にお取引し、各種塩化ビニール樹脂をベースに収納・雑貨用に身近な日用品など多目的に利用されている安全衛生の素材。豊富なアイテム、品質に優れたエコ製品を開発販売。




今日は、本を読んでいたら
ちょっと衝撃的な話があったので、、、
それをシェアさせてください。

想像してみてください。
あなたは、料理コンテストの審査員です。
目の前には、
美味しそうなパテとなった肉料理が
5皿並んでいます。

いずれも丁寧に盛り付けられ、
外国産のクラッカーが添えられています。
そしてあなたは、
その美しい料理を、順番に味見。
そして、すべて食べ終わった時、
司会者がやってきて、こう告げられす。

「・・・それでは、5皿のうち、
 どれがドックフードか当ててください。」
***
・・・そう。
実はこれ、料理コンテストではなく、
「人はパテとドックフードの
 区別をつけられるか?」

という研究タイトルのついた
実験だったのです😵

この実験は、
2009年に実際に行われたものなんですが、

その結果は、、、
なんと、ドックフードを
当てることができた人は
たったの1人もいませんでした…

・・・かなり、衝撃的ですよね😱
つまり私たちは、

商品そのものだけで、
その商品の価値を正確に判断することは
できないということです🙅

そのため私たちは、
商品自体以外のさまざまな体験も加味して
その商品の価値を判断しています。


例えば、レストランであれば、
メニュー名や、音楽、店内の装飾など、
食事以外の周辺情報も加味して
その食事の価値を判断しているんです。

実際、全く同じ料理であっても、
メニュー名が
「親子丼」と「名古屋コーチンをふんだんに使ったふわトロ親子丼」

なら、、、
後者の方が
おいしそうに感じられますし、
価格が少し高くても、
「それほどこだわっているんだろうな」
と、妙に納得感がありますよね。


こんなふうに、
「実際の商品の価値」である商品価値ではなく、
「消費者が商品に対して感じる価値」のことを
”知覚価値”と言います。

そして、マーケティングでは、
この”知覚価値”を高めることが
とても大切です。

なぜなら、
お客さんが感じる価値を
商品以上に高めることができれば、

当然、お客さんからは
「これで〜〜円なら安いな」と
思ってもらうことだってできますし、

そうなれば、
「高いから買わない」と思われる機会を
減らすこともできるかもしれません😌


今これを読んでくださっているあなたは、
きっとすでに、良い商品やサービスは
持っているはずです。

もしそうなら、、

もう少し売り方や見せ方を工夫して、
知覚価値を上げられないか?
ぜひ一度、考えてみてください。

人は自分たちが思っているよりも、
商品自体の価値を
正確に判断することはできないので、

売り方や見せ方を変えて
知覚価値を上げることができれば、

あなたの商品ももっと
選ばれるようになるかもしれません😊


本日も最後まで
ありがとうございました!


もしあなたが、
商品の価値を高めて
商品を大ヒットさせる方法が知りたかったら、、、