こんにちは。アロマトローグのTomomiです。

 

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フランスは小学校は5年生までしかなく

娘は来年から中学校になります（中学校が4年あります）。

 

公立でもいいかなと思っていたのですが

引越してから通っている小学校に問題児がいて

日本では信じられないような問題を起こし

これは危険！ということで、私立に行かせたいと思うように。

 

娘の例になりますが

「フランスでお受験」事情、お話ししたいと思います。

結論を先にいいますと、お受験はない！

 

インターナショナルの学校や日本の学校など

特殊な事情でないかぎり、私立の中学校に入るのに

試験も面接もありませんでした。私たちの場合は。

 

つまり、内申点なんですよね。

 

そして、願書受付日、願書締切日、合格発表日というのがなく。。。

わからなすぎて、大変困りました。

 

中学校に通っている友人たちに

「私立の申し込みは何時ごろなの？」と聞くと

10月ごろ？という人が多かった。

希望する中学校のHPを見ると、願書がダウンロードできました。

特に「＊月＊日までに提出のこと！」というのもなく

電話をすると、＊月＊日から受け付けを開始するので、その頃出してくださいって。

 

私はてっきり朝の受付前から親が並んで提出するのかと思ったのですが

そんなこともなくて、あっさりと「出願１番」となりました！

別の友人は1月ごろに「つい最近出したよ」なんて言っていたので

きっちり期限がない学校も多いと思います。

 

何月か忘れましたが、来年入りたい人のための学校説明会が

Zoomで行われたんですね。

それに参加した人は「入学優先権があります」って当日言っていました。

で、「こちらからご連絡するのでお待ちください」とのこと。

 

しかし、待てどー暮らせどー

 

連絡ががありません。

何度かこちらから連絡したのですが

「もう少しお待ちください」の連続。

 

大人しく待ってたんですよね。

やっと、最新の通信簿を提出してくださいというお知らせ。

 

娘の小学校の通信簿をもらって、すぐに提出しました。

でも、一向に連絡がありません。。。

 

こちらから連絡して、やっと面接の約束が取れました！

いざ、Zoomで面接をしてみると。。。

 

「これまでの成績と授業態度（通信簿などに書かれている）なら

是非入学していただきたい！

 

のだけど、もう満席なんですよ。ごめんなさい。」

 

えええええええええええええええええええええ？

 

１番に出願し、待てと言われたから待っていて

心配になって何度も連絡し

やっと面接が！と思ったら、もう満席って。。。

他の人たちはどうやって

「入学許可」を私たちより先にもらえたわけ？？？？？

 

面接では

「とはいえ、別の学校にも出願してる人とか、引っ越す人とかがいて

毎年必ずキャンセルが出るので、多分入学できるけど

今は確約できなくてごめんなさい」とのことでした。

 

来週返事ってことだったんだけど

案の定連絡がなく、しばらくしてこちらから連絡しました。

「どうして満席になったのか」も聞いたんです。

そしたら、小学校の通信簿の提出が遅かったからって。。。

うぐぐ。。。不可抗力。。。

 

そのときも「多分空きが出るから、真っ先に連絡するわ」というお返事。

 

そしてそして、やっとやっとやっと！

「入学許可」いただきましたー♡ありがとうー♡

 

別の意味で「超難関校」への入学が決まり、よかったー♡

 

今回の経験でわかったことは（他の学校は違うかもしれませんが）

・フランスは出願期間も合格発表日もない！

・フランスは入学試験はない！

・先着順で決まる！←ここが１番の衝撃！

・連絡しますと言われても、待っていてはダメ！

・しつこく電話しまくる！

 

これが、お受験攻略法でしょうか。

 

子供ができることは

普段からそこそこの成績と授業態度をよくしておく。

先生との相性もあって

友人の子は「態度が悪すぎる」と内申書に書かれてしまい

お目当ての私立の学校に断られています。

その子にも問題があったのかもしれませんが

別の先生だと「いい子」らしいので、ちょっと損ですよね。

とくに通信簿に書かれちゃうと、消せないですからね。。。

最終学年の最後の通信簿だけは、気をつけたい！

 

親ができることは

小学校の最終学年が始まった頃から（9月）情報収集をしておく。

N能研とかY谷大塚とか、進学塾もないし（受験がないから）

どこにどんな学校があって、レベルはどれくらい、とか

そういう便利な一覧は特にないので

学校のHP（もテキトーなものが多い）を見るか

電話するか、その学校に在学している友達に聞くか、しかないと思います。

 

出願の書類をゲットし、なるべく早く提出し

学校によっては私たちのようにほったらかしにされるので

定期的に電話をして、どういうスケジュールなのかこまめに聞いたほうがよいです。

学校側の「連絡するから待ってて」は信用しないほうがよい（笑）。

 

最新の通信簿が必要な場合は、小学校の校長先生に事情を説明して

1日でも早くもらえるようにしたほうがいいです。

我が家は、担任の先生が１週間か２週間病欠だったんですよね。。。

その間に。。。私もうっかりしていました！！

 

とまあ、必勝法が「勉強を頑張る」とか

「親子面接で模範解答をする」とかではなく

「ガツガツ「入りたい！」アピールをする」というのがフランス流。

 

あ、面接も特に何にも聞かれなかったんですよ。

「提出資料見せてもらってますが、いいですねー。

是非入学してもらいたいですねー（多分席があれば即決だったんでしょうね）。

小学校では外国語何やってるの？

レベルに差があっても補習があるから心配しないでね」

ってな具合でした。

選別する、というより「入りたかったら是非♡」みたいな感じ。

一応画面越しでしたが、ちゃんときれいな格好したのに拍子抜けです（笑）。

 

私は自宅から１時間くらいかけて私立の中学校に通いました。

クラスメイトで「近所だから入った」という子はほぼいませんでしたね。

 

でも、フランスの子は日本のように「遠くの学校に通う」人は少なく

近所の私立に行く人が多い。

すっごい進学校だったりすれば

近くにわざわざ引っ越すとか

遠くまでメトロで通う人はいますが

基本的には「近所の私立」か「近所の公立」という選択肢になります。

 

お役に立つかわかりませんが

あまりにもよくわからない「入学システム」だったし

先着順というのが衝撃すぎたので

こんな例もあるよ、と誰かのために記録しておきますね。

フランスの2023年以降に中学校に入る親御さんの参考になれば♡

 

 

🐡水族館好きな娘も中学生かぁ🐠