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コラム

KDPペーパーバック PDFがエラーになる!問題箇所の見つけ方と対処法

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紙での自主書籍出版。
AmazonのKDP(Kindle Direct Publishing)ペーパーバックが
日本にも上陸したので、
早速、過去の書籍のペーパーバック出版対応を行なってみました。

別投稿で、KDPペーパーバックに必要なものは、
「表紙」と「原稿」2つのPDFのみである旨を記しました。

「表紙」と「原稿」のPDFの作成完了!
あとはAmazonのKDPの画面でファイルをアップロードするだけ!
これで私も、全世界で紙の書籍出版デビュー!と思いますが、

実はここからが戦いの始まりだったりします。

Amazonの(おそらくAI)のPDFの書式チェックがなかなかの曲者です。
エラーで弾かれて、何度もPDFの修正対応に追われます。

というわけで今回は、
KDPペーパーバックでPDFを提出するも、
エラーになる場合の問題箇所の見つけ方(のアイディア)と対処法について記します。

Amazon KDFのエラー画面はざっくり。問題箇所を見つける方法。

まず、エラーには2種類あります。
「印刷プレビュー」と「印刷プレビューに辿り着く前」のエラーです。

KDP「印刷プレビュー」でのエラー対応

印刷プレビューで、
何か問題が発生している場合、楽勝です。

Amazonから、具体的にエラー箇所を指摘されるので、
問題箇所が明確で対処簡単です。

KDP印刷プレビューエラー箇所指摘

上記の場合は、枠が余白のマージンを突き抜けてしまっているので、
エラーになっています。

https://amzn.to/3GoTPPr
https://amzn.to/3GoTPPr

amzn.to

「印刷プレビューに辿り着く前」のエラー対応

曲者なのが、もう一方の「印刷プレビュー」以前のエラーです。

原稿のPDFをアップロードし、
何某かのエラーになると、
「本文の処理中にエラーが発生しました」とだけ表示されます。

kindle出版_本文中の処理中にエラーが発生しました

このメッセージだけだと、
一体PDFのどこが原因でエラーなのか、ざっくり過ぎて…

分からないだろうがっ!(゚Д゚)クワッ

KDPのPDFアップロード。本文の処理中にエラーが発生しました

海外でも「同志」がいるようです。

もぅ!ずっとエラーばっかり!指摘も無いから、
どこだか分からないわ!あたしの写真が多いからかしら?

と言っています。

この場合、PDFをアップロードした後にステップ毎に、
ポップアップで「〜のチェック中」と表示されます。

このステップを凝視して、
どのステップでPDFがエラーで弾かれているかを把握すると、
問題箇所の特定がしやすいです。

Amazonの自動PDFチェックプロセスは、
結構時間がかかります。

「お願い!」と

合掌して祈りながら、
進行するステップを見守っていくことになります。

KDPペーパーバックPDFチェックステップごとの対応

「判型チェック」でエラーの場合

「判型をチェックしています」でエラーになった場合、
PDFの出力サイズを調べる必要があります。

初めはこれにハマりました。

KDFの判型の選択で112 x 174mmを選択したのですが、
選択後に112×173.9mmになっていました。

Amazonは米国企業でインチの世界で生きています。
ソフトウェアもインチの世界で設計されていると想像できます、
よってソフトの作りの問題なのか、
0.1mmの誤差が発生していて、
これが原因で、判型のエラーになっていました。

Amazon側に寄り添って、
112×173.9mmで設定をし直し、
PDFを出力して再チャレンジしたらエラーが出なくなりました。

ちなみに、MacのPagesを使用しているのであれば、
ファイルの「ファイル」→「ページ設定」で設定が可能です。

Mac Pages用紙サイズ設定

「余白の確認」でエラーの場合

KDPペーパーバックには、
余白の仕様要件として最低値が設けられています。

余白が適切に設定された状態でPDFが作成されたか要チェックです。

特に見開きの内側マージンは、ページ数によって変化します。

例えば、80ページの書籍の場合、
最低でも9.6mmのマージンが必要です。

「最低」なので、12.7mmでも問題ありません。

KDP Paperback余白の仕様
引用KDPより:判型、裁ち落とし、マージンの設定

「ページの設定」でエラーの場合

ちょっと記憶が曖昧なのですが、
ページ番号を用いている場合は、
ページ番号の不備でもエラーが発生していたような気がします。

文字のサイズ関連ののエラーも「ページの設定」チェックのステップだったと思います。
文字のサイズは、最低7ポイントなので、
それ以下の文字を原稿のどこか(ページ番号とかコピーライト表記etc…)で使っていると、
エラーになります。

「空白ページの確認」でエラーの場合

文字通り、空白ページに何某かの問題があるので、
空白ページに”ヤマ”をかけて調査すると良いです。

Amazonのルールだと下記のようになっているので、
連続する白紙ページがないかPDFを要チェックです。

白紙のページ

原稿ファイルの最初および途中に 3 ページ以上の連続する白紙を入れてはなりません。また、原稿ファイルの最後に 11 ページ以上の連続する白紙を入れてはなりません。

引用:ペーパーバックとハードカバーの書式設定の問題の修正

「ISBNのバーコード生成」ステップ

表紙に自動的に付加されるバーコード。
こちらで対応するものではないので、エラーが発生したことはなかったです。

「印刷用PDFを準備しています」ステップ

ここまで来れば、登山で言えば七合目ぐらいです。
結構時間がかかるステップなので気長に待ちます。

「しばらく時間がかかる場合があります」とアナウンスされます。

「コーヒーでも飲んだらどうだ?」と諭されます。

最後の難関「印刷プレビューを生成しています」

ここまで来れば9合目。
ほぼチェックは最終段階ですが、
「印刷プレビューを生成しています」でエラーが発生することが結構あります。

処理時間が長い=エラーになる確率が高い

「フォント」「判型」「空白」「ページ設定」その他諸々はOKでも、
エラーになることがあります。

傾向としては、「印刷プレビューを生成しています」のポップアップが出たまま、
時間がかかりすぎている場合、何某かのエラーになる確率が高かったです。

図形関連でエラーになる確率が高かった。不透明はNGなのかも

原因は私の場合、図形関連が多かったです。
塗りつぶしなしの図形用いるとこのステップでよくエラーになりました。

本文の周りに角丸四角の縁取りをしたくて、
塗りつぶしなしの図形を被せていました。

KDP Paperback文字を図形の枠で囲む

塗りつぶし無しだったのでPDFの見た目はバッチリだったのですが、
「印刷プレビューの生成」では、私見ですが、
プログラム側で、文字の上に図形が被さっていると判断されて
エラーになったのでは無いかと思います。

よって、本文+図形(角丸四角)で文字の縁飾りを表現するのでなく、
図形(角丸四角)の中に文字を書くようにしたら、エラーがなくなりました。

まとめ:エラーの特定は大変!

PDFをKDPにアップロードしたら、チェックの時間が意外と掛かります。

「本文の処理中にエラーが発生しました」のエラーの時も、
どこに問題があるのか、Amazon側で指摘してくれる機能があればいいのですが、
今のところないので、PDFチェックのポップアップを見守り、
どのステップでエラーになるのかを確認するしかありません。

エラーの起きたステップを記憶して、Amazonの書籍の要件と睨めっこをしながら、
原稿の修正、PDFの再アップロードをエラーが起きなくなるまで
行っていく必要があります。

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