京都の木の家注文住宅のエビナ製材ブログ

長岡京市F様の木の家建築工事経過

亀岡市S様の木の家に続いて、長岡京市F様の木の家新築工事に入っていきます。この記事は工事着工から完成までを記録していきます。

2024年2月に資料請求いただいてその後初面談となりまして、当時は土地を探されている最中でした。ご要望をお伺いしておよその金額のお話をしてその日はそこまでのお話でした。1ヶ月後ぐらいに早くも土地を購入されまして、そこから5ヶ月ぐらいの間プランと見積の打ち合わせを繰り返して、工事請負契約となりました。

長岡京市F様の木の家は、子育てエコホーム支援事業対象物件です。長期優良住宅として申請しています。

仕上げについては、圧迫感を減らし、見通せて空間に広がりを感じられるようにつくりました。具体的には、天井を高くしたり、1階の窓の高さを大きくしたり、オープン階段としたりすることで壁を減らしています。これは、お客さんが閉所恐怖症気味ということを打ち合わせを重ねていくなかでお聞きして、それへの対応として出来る限りの対応をした結果です。

2025年3月15日 youtubeに完成動画をアップしました

ようやく動画をアップできました。写真よりも立体的に空間を理解出来るのではないかと思います。BGMはフリーのものを使うこともできるのですがありきたりのものになってしまうので、いっそ無音にしたほうが良いかなと思って音楽は付けていません。

2025年3月9日 引き出しを取り付けました

キッチンカップボードに引き出しを付けました。これでカトラリーを入れておく場所ができました。その下は分別したゴミ箱を置く場所、その上は家電を置く場所として使うことができます。左には食器棚もあるので十分な量の収納を確保出来ています。

2025年3月2日 完成

ようやく完成となりましたので、写真をたくさん撮ってきました。動画も撮影しましたので現在編集中です。

リビング階段をオープン階段として、その下はパソコンデスクやペットケージ置場として有効に使えるようにしています。
空間を有効に利用するため少しのスキマにも可動棚を付けています。天井を高くして広く感じられるようにしています。
いつものように造作家具もつくっています。こちらはテレビ台です。最近は壁掛けされる方も多いですが、テレビに重きを置かないという方だっておられます。
キッチンはクリナップステディアです。キャビネット全体がステンレスで出来ているので長持ちします。右の造作家具はこの後引き出しを付けます。下はゴミ箱置場になります。奥にあるクリナップのカップボードと奥行を揃えています。
家電をたくさん置けるようにアース付き4口コンセントを2つ付けています。キッチン前の壁にもアース付き2口コンセントを付けています。
階段の上がり下りがしやすいように両側に手摺をつけています。1段目は踊り場にしているのでベンチ代わりにもできます。
洗面脱衣室は収納部分含め4帖とっているので、下着やタオル等もまとめてここに置けるようにしています。壁はイマジンウォールペイントのシトロンという色を壁紙の上から塗装しています。
pid4Mという物干しワイヤーも取り付けています。良いところはワイヤーの出し入れが出来る点、悪いところは耐荷重が低めで重いものをかけるとたわむ点です。
2階に上がったところはフリースペースとして、ドラムセット等楽器をここに置いて演奏されるそうです。断熱材にアイシネンを使っていることで遮音性がかなり高いです。一度楽器を置いて外にどの程度音が漏れるかテストしていただければ。
階段横は格子の壁として圧迫感をなくしながら、高窓の光も欲しくて本棚も欲しいということでこのカタチになりました。東からの光が入り明るいです。
右の本棚は文庫本、左の本棚は可動棚にしているのでA4サイズだけでなくいろんな大きさの本が入ります。
主寝室6帖にウォークインクロゼット3帖を付けています。
一番奥の棚は奥行850mmを2段、左右はハンガーパイプ付きでその下にも可動棚にハンガーパイプを付けています。かなり入りそうです。奥の壁はイマジンウォールペイントのピスタチオという色を壁紙の上から塗っています。
こども室も6帖確保して、収納はパイン集成材で造作しています。奥の壁はイマジンウォールペイントのフィグという色を壁紙の上から塗っています。現物を見るともっとかわいく良い色に仕上がっています。
玄関収納は扉付きで可動棚を付けているタイプと
オープンにして可動棚にしているタイプと二つつくっています。ニッチもあるので季節の飾りもここに置けます。
写真の可動棚は上に溝が彫ってあり、ここにカサの柄を引っ掛けておけるようにしています。溝があるだけでこういうことも可能ですね。

こうして見返してみると、トイレの写真を撮ってませんでした。。。そちらは動画のほうで見てください。

2024年12月26~28日 アイシネン吹付断熱工事

2024年最後の工事はアイシネン吹付断熱工事です。外気に接する床壁屋根に断熱材を吹付して発泡させる施工です。グラスウールやロックウールと比べてスキマがなくなるので気密性も同時に確保しています。動画は吹き付けが終わって膨らみすぎた部分を削っているところです。配線と配管が断熱材で埋まってしまうので、施工前に写真をたくさん撮っておきます。

2024年12月19日 電気ガス水道配管

アイシネン吹付断熱工事が来週の予定で進めているので、その前に電気配線とガス配管と水道配管を施工しています。完成して実際に生活している感じをお客さんに聴き取りして打ち合わせしてイメージしながらつくっています。

2024年10月19日 上棟

無事上棟できました。

当日雨が降っていたので、後日乾いているかどうか確認のために見に寄りました。木は少々濡れてもすぐ乾くので問題ないですが、数十年濡れたままになっているとやがて腐ってきたりシロアリが食べに来て分解されます。

そういう状態に実際なっているのは、築40年以上の建物でトイレや浴室がタイル貼りの構造のものです。タイル目地の割れたところから水が入り続け、中の構造が濡れたままになって腐っていたりシロアリに食べられていることが多いです。

2024年10月7日 基礎完成

基礎が完成しまして、続けて基礎の上に給排水管とガス管を敷設していきます。

最近、画像よりもこういうショート動画を載せたほうが分かりやすいのではないかと思って積極的に撮るようにしています。

2024年9月27日 JIO配筋検査

コンクリートと鉄筋で基礎をつくるのですが、鉄筋は完成してしまうと見えなくなってしまうため、工事中に検査を受けます。図面指示通りの鉄筋径で配置が正しいか等をチェックしてもらいます。

2024年9月6日 地盤改良工事着工

敷地は元々竹林だったところを開発してできた造成地なので、盛り土した部分は地盤が弱いため部分的に地盤改良工事をしています。地盤調査のデータをもとに地耐力を高める工事です。


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