カラーカウア王のお誕生日♪ | HulaとHawaiiの日記

HulaとHawaiiの日記

1995年にハワイへ移住。フラを中心としたハワイでの生活日記です。

 

今日、11月16日は、今からKing Kalakauaのお誕生日。

毎年この日を忘れる事はなく、

Hulaへの思いを見つめなおす日でもあります。

 

2019年に行われた王様のお誕生日を祝う、セレブレーション。

 

多くの人が集まり、オリ、フラやミュージックで

偉大な王様のお誕生をお祝いしました。

 

あれから、たった2年ですが、

なんだか遠い昔の様です。

 

 

フラダンサーにとって そして、日本人にとっても

関わりの深い王様のお話は、もう多くの方がご存じなので

そのお話は書きませんが・・・

 

2日前、偶然再会したアンクル。

彼自身クムフラで、旦那とは若い頃の(笑)

ワイキキサーファー仲間。

 

久しぶりに会って、お互いの近況を話したり、

ジョークを交えながらたわいもない話に盛り上がった後。

 

アンクルが急にHulaの話を始めたの。

もうすぐ、カラーカウアの誕生日だねって。

そして、この話をしてくれた。

 

ある年のメリーモナークでの事。

有名ハーラウのKumuが選んだKahikoのMele。

それは、Uwe(泣き叫ぶ)Mele.

 

そして、起こったのは、ハーラウのKumu のSister が

そのKahikoを終えて亡くなられた事。

 

本当は、会場に来ない予定だったのに

何かに呼ばれるかのように会場で

このMeleを見た後に突然亡くなったそう。

 

悲しいMeleを踊ると悲しみを呼んでしまうと言われる。

 

でも、もしかしたら、このMeleを

踊る事が運命だったのかも知れない。

 

一人自宅で亡くなってしまうより

皆に囲まれて天国に送り出す

彼女の為のMeleだったのだと、アンクル。

 

 

その話を聞いた後、私の頭に過った事をアンクルに話したんだ。

 

随分昔の事だけど、忘れられない出来事。

ローカルの高校生のフラのイベントにお手伝いに行った時の事。

 

最後にホイケがあって、

5組のメリーモナークでの常連ハーラウが順にステージに上がったの

勿論、全てKahiko.

 

その1つのハーラウのKumuと少し話をして、

そのKumuがステージに上がった。

 

Kahikoを1曲。

9番もあるMele。

 

Hoiでダンサー全てを芝生のマウンドから退場させ、

Kumu自身が立ち上がってマウンドのステップを降り終えたあと倒れたの。

 

そして、そのまま天国へ召されました。

 

初めてお話をさせてもらったKumu.

それが最後になりました。

 

 

カラーカウア王の残した言葉

”フラは心の言葉、すなわちハワイアンの心臓の鼓動そのものなのです。”

 

Hulaを絶やしてはいけない、ハワイの人々にとって大切なものという事ではあるけれど、

Ipuの響きが止まった時、動いていた心臓が止まり、

天に召されたハワイアンの人々。

 

アンクルは ただひたすら、うなずくだけ・

でも、彼の眼は、

私に問いかけている様だった。

 

勿論、アンクルが言いたい事は分かっていたの。

 

答えは自分で見つける事。

それがアンクルの私への優しさでもある。

 

今日、朝から1日中

この事がずーっと頭に離れなかった。

 

Hilaを踊るという事の大切さを

改めて感じる日。

 

アンクルと話した3時間(笑)

偶然会ったのも、理由があり

本当は必然だったのかもしれない。

 

 

Hau`oli la Hanau! King Kalakaua!

 

*画像は、2019年のセレブレーションの翌日の朝の写真です。

 

 

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