死んでもタダじゃない! 火葬料金、ご存知? | 子育て終了、海外にいこう!・・・オーストラリア、ブリスベン

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ブリスベン36年。
子育ても仕事も終わり、毎日の暮らしをゆっくり楽しむはずが、
なんの因果か、そうではない…

ちょっと先のことを考えて、調べてみました。

死んじゃったときのこと。

 

ここブリスベンでも、最近は火葬が一般的なようです。と思うんですが、実際のところはまだ調べてません。

 

日本じゃずうっと昔から火葬でしたが、こちらは土葬が結構長く続いていました/います。

映画とかで出てくるのは、土葬のシーンですよね。

 

ブリスベンの火葬場は3箇所のようです。

 

その1つ、Mt Gravatt は墓地の中に火葬場もあるようです。

 

家の近くのSouth Brisbane の墓地は、火葬なんて考えたこともなかった時代からのものなので、火葬場はありません。

 

で、火葬料金を見ると、

おとなは630ドル、12歳以下だと323ドル。2歳までは無料だそうです。

 

焼いてもらったあとは、今のところ、自分の家の庭にまいても、法律的な規制はなさそうです。

 

日本でも、自分の家なら大丈夫のようですね。ただし、こっそりやらないと、近所から苦情が出るかも。

 

630ドルは残そう!

 

つまり、死ぬとき、最低、630ドルは残しておかないと、あとに残った子どもたちが困るわけです。

 

お金を払える係累がない人がなくなったときは、公的に助けてくれる制度があるようですが、それはちょっと面倒くさい。

 

こちらでは、事故とか犯罪で家族がなくなったときに、周りの人が葬儀費用のための募金を設定したりしているのを新聞で見かけますが、たしかにそういうの必要かも。

 

この630ドルというのは火葬場に持っていったあと、焼いてもらうためだけの費用なので、たとえお葬式をしなくても、そのほかいろいろお金がかかるかもしれません。

 

おまけに、この国はもともと貯金をしておく習慣がなかったので、困る人が日本より多いのではないでしょうか。

 

 

結論: 少なくとも1000ドルは遺して、灰は庭に撒いてねと言い残しておくことにします。

 

 

庭に撒くのがダメなら火葬場で拾ってこないというのも手かな。

日本の火葬場は拾ったあとのお骨は処分してくれますが、全然拾わないというのもありなんでしょうか?

 

日本の場合はいくら?

去年、母が逝ったときの記録がありました。

 

火葬料金は3万円でした。田舎だったからでしょうか? 安い!

ただし、今、オーストラリアドルが低値安定なので、実はあんまり変わらないでしょうか。

 

計算してみます。

 

ブリスベンの最低賃金が1時間20ドルくらいなので、火葬料は約30倍。

和歌山の最低賃金は1時間831円なので、火葬料は約36倍。

 

あれ、和歌山のほうが高い!

 

母のお葬式代は、ケチな私ですから安いのを選びましたが、 698,956円。要するに約70万円でした。

 

うちの親は葬式代ぐらいは残してくれていたので、困りませんでしたが、一緒に、ゴミをいっぱい残してくれていました。(笑)

 

 

私は、ゴミは残さず、630ドルだけ残したいと思います。