平成26年2月6日朝日新聞3面
【原発事故後、福島地検によって釈放され、再び事件を
起こして服役中の女性(40)がいる。
最初の釈放については福島原発事故も発生し放射能の
影響で不明者を探すのに取り調べが出来なくなり検事さ
んから許可をもらい釈放された。】
こういったことは他にも合ったんだろう。
【釈放問題の発覚時、福島地検は「検事が逃げるために
容疑者を釈放したのでは」と批判を浴びた。
たが少なくとも、加畑貫義と頼金大輔が弁護を担当した
相馬市の殺人事件では、検事が発生時から取り調べを
続けていた。
彼女の釈放も「検事が逃げるため」でなかったことと頼
金は思う。
勾留期限までに起訴できなくなるのが法の定めた。
「まして再犯の恐れがあるから拘束を続けろというのは
法律的にも人権上も間違いだ」】
どうだろう?
「再犯の恐れがあるから拘束を続けろ」
というのも一理ある気がするし、しかも結果的に再び罪を
犯している。
一般的な感覚ならむしろ、「拘束を続けろ」という方が普通
なのかもしれない。
でも刑法や刑事訴訟法は国を縛るという側面がある。
刑法でいうと「罪刑法定主義」というものだ。
どんなに悪いことでも法律で罰する規定がなければ
罰することはできない。
これも一般的にはおかしいかもしれないけれど、法律に
ないものも罰することができてしまうと国のやりたい放題に
なってしまう。
罪刑法定主義もある種、人々が勝ち取った権利でもある。
犯罪者を守るためではなく人々を守るために。
そういう意味で検事が法律の規定を守るということは凄く
重要だ。
まあ結局何がいいたいかというと、批判された福島地検は
批判されるべきでなく、批判した人はここで書いたようなこ
とを考えたうえでも、なお批判しますか?
っていうことです。
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