ヌーヴェルヴァーグの代名詞! | デイブレイクおかもの『なんかなし書いてんもう』

デイブレイクおかもの『なんかなし書いてんもう』

福岡県福岡市博多区中洲に在るbar Day-Breakの店主「おかも」が
お気に入りの酒、音楽、映画、たまに日常の出来事なんかを紹介していきます

勝手にしやがれ('59仏)

ミシェル(ジャン=ポール・ベルモンド)は自動車泥棒の常習犯だった
ある日、いつものようにマルセイユで盗んだ車を飛ばしパリに向ったが
途中で追いかけられた白バイの警官を射殺してしまう

そのままパリに逃げ戻ったミシェルは、顔見知りの女から金を盗んで街へ出て

旅行案内所のアントニオの所へ約束の金を取りに行くが

渡されたのは小切手であり現金はベリユッティという男が替えてくれると聞かされる
やがて刑事がミシェルを尾行し始めたが

何とかその場を凌いだ彼はパトリシア(ジーン・セバーグ)の許へ向かった

彼女は新聞社のライター見習い兼売り子をするアメリカからの留学生であり

二人は南仏の海岸で知り合い男女の関係に陥った
パトリシアは彼の誘いを断って街へデートに出かけるが

ふてくされたミシェルは彼女のアパートに泊り込む

翌朝、パトリシアはミシェルと部屋でしばしの時を過した
その後、彼女は飛行場へ作家のインタビューに出向き

彼は街で盗んだ車をポンコツ屋に持って行くが

現金を出し渋る店の主人に腹を立て、暴力を振るって逃げ出した

飛行場から社に戻ったパトリシアの許に刑事が訪ねミシェルの居所を知らせろと強要する
刑事の尾行を逃れたパトリシアはミシェルと二人でモンマルトルへ向かい

ようやくベリユッテイに会うことが叶って翌日の現金の受け渡しを確約できた

その晩、ふたりはベリユッティの友人のところに泊り

ミシェルは金が手に入ったらイタリアへ行こうとパトリシアを誘うが

彼女は一旦承諾するも翌朝に心変わりをする
彼女の一番欲しいものは自由だった…

監督は本作が長編映画デビュー作となったジャン=リュック・ゴダール

(2022年9月13日に逝去)
 

壁際に寝返りうって~(^^♪
どうも!福岡市博多区中洲に在る
bar Day-Break(バー デイブレイク)の店主『おかも』です(^_^)

 

映画史上で大きな分岐点となるヌーベルバーグの代名詞であり

スタイリッシュな現代映画に通じるカメラワークなど、フランス映画の魅力が満載の作品です

とにかくファッションも台詞もお洒落でこれぞフランス映画!って感じでした
もし、この作品がカラー映像だったら、魅力も半減したと思うのは私だけでしょうか?(^^;)

★★★★☆(5つが最高)

 

 

 

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