鶯谷・子規庵〜吉原・土手の伊勢屋 | ロードバイク初心者、ラレーCREで走る(2014.5〜)

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年末の愛媛旅行がキッカケで俳人・正岡子規に興味を持ち、GW中にその自宅跡・子規庵(東京都根岸)へ行ってきました
正岡子規は司馬遼太郎著「坂の上の雲」のメインキャラでもありますが、

子規庵はその文化的イメージとは相反するかの如く、
鶯谷のラブホテル街のど真ん中に位置していました。

今回はGW期間限定の公開展示とのことで、次はいつ公開するか未定だそうです。
ここが正岡子規の書斎。
NHKのドラマ版「坂の上の雲」で観たまんまでした。
「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」
の句が代表的な作品ですが、
「打者」「走者」「四球」「直球」「飛球」などの野球用語を作ったのも、正岡子規なのだそうです。


昼食は、子規庵から歩いて吉原方面へ。「鬼滅の刃」遊廓編でも話題になった、あの吉原です。
こちらは有名な「見返り柳」。この木が六代目とのこと。Wikipediaによると、この見返り柳を題材にした

「もてた奴 ばかり見返る 柳なり」
「柳ちる 今朝の出口の わかれ際」
「借りて来た 傘に出口 柳の葉」

などの川柳があるそうです。五千円札の樋口一葉の「たけくらべ」にも、この柳が出てきます。

話はそれましたが、お目当てはこの見返り柳の向かいにある天ぷら屋「土手の伊勢屋」です。

明治時代から128年も続く天ぷらの名店、東京大空襲では奇跡的に焼け残ったそう。
文化庁の登録有形文化財にもなってます。
時代を感じる店内の雰囲気。
また店内には、吉原らしいド派手な花が活けられていました。

海老天丼を食べました。
食べログ3.64の高評価も頷ける美味しさ。

またこのエリアは「あしたのジョー」の舞台にもなっており、土手の伊勢屋の店のすぐ近くにジョーの像がありました。
GW後半は少しディープなテイストの東京観光となりましたが、

こちらもなかなか楽しめました。