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 個性派中年俳優たちが、その魅力を大いに発揮している。NHK朝ドラ「花子とアン」で“伝助萌え”という現象まで起こした吉田鋼太郎さん(55)をはじめ、松重豊さん(51)や生瀬勝久さん(53)、遠藤憲一さん(53)、香川照之さん(48)…と、あらゆるドラマに引っ張りだこだ。これら“おじさん俳優”たちは、高い演技力と独特の雰囲気で、ドラマの面白さやクオリティーを倍増させ、“ドラマ復活”に貢献している。(杉山みどり)



◆「半沢」を圧倒した「大和田常務」…“顔芸”炸裂



 まず、「花子とアン」で、粗野ながらも純粋な面を併せ持つ九州の石炭王・嘉納伝助を演じた吉田鋼太郎さん。“伝助萌え”という現象まで起こし、世の女性たちのハートをつかんだ。「MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜」(TBS系)ではゲスな悪役を、「半沢直樹」(TBS系)では半沢(堺雅人)の理解ある上司を演じ、その多彩な顔に驚かされた。シェイクスピア劇を得意とする舞台出身の俳優だ。



 一方、松重豊さんは現在「HERO」(フジテレビ系)でキレやすいが実は小心者という川尻部長検事をコミカルに演じている。眉間に刻まれた皺など恐い雰囲気が漂うが、硬軟どちらの役柄も不思議と“ハマる”。松重さんが主演するドラマ「孤独のグルメ」(テレビ東京系)は、“(恐い顔の)おじさんが1人でもくもくとご飯を食べているだけ”のドラマにも関わらず、「実に美味そうに食べる」「妙におかしくてツボにハマる」と人気が高く、現在シーズン4を放送中。



 顔面の皺といえば、「半沢直樹」(TBS系)で、大和田常務を演じた香川照之さんを忘れてはならない。半沢の敵役として、これでもかと言わんばかりの憎たらしさを顔の皺でも表現してくれた。



 同じ池井戸潤さん原作の「ルーズヴェルトゲーム」(TBS系)でも見事に悪役になりきっており、最終回では“顔芸”炸裂。ネット上には香川さんの顔が連続写真でアップされ「最後に全部持っていった」「相変わらずスゴすぎ(笑)」と人気を呼んでいた。「MOZU」では熱血漢の刑事役を好演している。



◆怖い顔にもイケメンにも



 コワモテといえば、「家族狩り」(TBS系)出演の遠藤憲一さん(53)。あの鋭い目つきやイカツイ風貌から悪役のイメージが強いが、最近は「家族狩り」や「BORDER」(テレビ朝日系)「ストロベリーナイト」(フジテレビ系)などの刑事役が多い。ドラマだけでなく、CMにも引っ張りだこで、“恐い顔だからこそ面白く感じられる”と、そのギャップが受けている。また、渋くて低い声はナレーションにも適していると、多数起用されている。



 数多くのドラマに起用されるのが生瀬勝久さん(53)だ。生瀬さんが出演していないクールなんてあるのだろうか。今クールでいえば「東京スカーレット~警視庁NS係(TBS系)と「ゼロの真実~監察医・松本真央」(テレビ朝日系)に出演している。



 前クールでも「「花咲舞が黙っていない」(日本テレビ系)「MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜」をかけもち。「役柄によって、イケメンにも気持ち悪い顔にも見える不思議な俳優さん」という評価は、幅広い役をこなせる実力派の証左だ。



◆“草食化”以前の男性像示す



 いずれの俳優も、分かりやすいイケメンではない。ひとクセもふたクセもありそうな御仁ばかりだ。そう、若くてスマートでかっこいい男性ばかりではドラマは成り立たない。日本のドラマにおけるバイプレーヤーたちの役割ついて、「テレビドラマを学問する」などの著書のある中央大学文学部・宇佐美毅教授はこう分析する。



 「日本のドラマ作りにおいて、主役級俳優の演じる主人公像に大きな変化を出しにくいため、代わりにバイプレーヤーにそれを求める傾向があります。吉田さんしかり松重さんしかり、彼らが、時にあくの強い、強烈な個性のある役を担っているのでしょう」



 また、昨今の若い男性の“草食化”にも関係し、男性主人公は性的に中性化し、「いい人」「やさしい人」が平均的に多いという。宇佐美教授は「その点、『花子とアン』の嘉納伝助は性的欲求が強く描かれ、『半沢直樹』の大和田常務は権力欲の塊のような人物。いずれも男性性を象徴しており、中年俳優が演じるということで、“草食化”以前の男性像を示しているように思えます」。近年ドラマの男性主人公の欠落したものを補っているのが、強い個性を持つ中年男性俳優たちだという。



 これら中年俳優たちの円熟味のある演技や佇まいは、コワモテが見せる滑稽さや時代錯誤的な男のペーソスを表現するなど、ドラマに深みが増し面白さは倍増していく。



 「幅の広い人間性というものを、若い男性に求めるのは難しい。強い個性や卓越した才能のみならずユーモアや理解もあるという両面性を持った人物像を、視聴者は中年俳優に重ねているとも考えられます」



◆恐くて面白くてゲスで…



 10月以降のドラマでは、「女はそれをゆるさない」(TBS系)に、松重豊さん、「ドクターX ~外科医・大門未知子~第3シリーズ」(テレビ朝日系)に遠藤憲一さん、「MOZU Season2 ~幻の翼~」(TBS系)に香川照之さん、「ごめんね青春!」(TBS系)に生瀬勝久さんが出演する予定だ。



 これからも、恐くて面白くてゲスでかっこよくて…と、いろんな魅力にあふれた“おじさんパワー”を見せてほしい。