本日に行ってみたが、待合室が満杯ということで本日の診察は断念。花粉症の時期ということで混雑していたのだろうか。やむを得ず明日に再度行くことにした。緑内障の点眼薬はまだあるので、それほど慌ててはいない。
しかし目のショボショボが黄砂なのか、判断できなかった。もっとも本日はショボショボする症状と、目の疲労感はなかった。症状がおさまると病院に行く気力が消えてしまう。
病院を出てからそのままバスで横浜駅まで。頼まれた夕食の食材を購入するなどの所用を済ませて喫茶店でひと息。ひと息後書店をまわり、久しぶりにミステリーでも読もうかということで、中山七里の「ネメシスの死者」(文春文庫)、ならびに大江健三郎と古井由吉の対談「文学の淵を渡る」(新潮文庫)を購入。書店のレジは長蛇の列であった。
有隣堂ではようやく文庫本のコーナーの出入り口に大江健三郎の作品が並ぶようになった。ただし他の作家の「追悼」コーナーや本屋大賞、芥川・直木賞時の手書きの案内はなく、新潮文庫と岩波文庫の大江健三郎の作品が並んでいるだけという寂しい扱いである。これならば新潮文庫の棚に大江健三郎の作品が並んでいたのと大差のない扱いである。人だかりがしているわけでもないので、大江健三郎の作品だから売れる、ということではないようである。