イメージの連鎖からの脱却 | ことばを見つける。

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こんにちは。お久しぶりです。

生活のパターンが変わってからブログ書く時間を確保していなかったので、少し放置気味になってしましました。また少しずつ更新していこうと思います。

昨日は、気功教室でした。そこで先生が「最近、イメージは現実化するんですかねぇ、といろんな人に聞かれる」と言っていて、そこでそのことについて私もいろいろ考えてみました。

私はイメージは現実化すると思います。むしろ自分がイメージできることしか現実にならない、と言った方が正しいと思います。人間は自分のイメージ以上のことは現象として起きないし、認識できないと思います。自分の思った通りになっていないという人は果たしてそうなのでしょうか。
ホオポノポノでは記憶が現象化すると言われていますが、自分の意識の範囲に上ってこないところでイメージしたことが現実化しているのだと思います。自分が自分と向き合わせるために、自分がこういう記憶を持っているんだよ、こういうイメージを持っているんだよ、と自分に気付かせるために現象を引き寄せるのです。

私は20才前後のころ、やりたいと思ったことはどんどんやっていこうという姿勢でがむしゃらにやっていました。その頃、夢がどんどん叶っていく達成感のようなものがありましたが、自分の夢以上のことが起きない、自分のイメージ以上のことは起きないんだという苦しさがありました。どこまで行っても自分の殻から逃れられないのです。

そこで私が始めたのは流れに身を任せるということでした。自分の意思を一切放棄してただ起こることに身を任せよう、としました。そしたら今まで築いてきた環境がどんどん崩壊していきました。そしたら崩壊しきった時にそれはそれで何も起きなくなってしまいました。ただ日常をぼーっと過ごすだけになっていきました。

意思を放棄して流れに身を任せるというのはただ惰性に身を任せているだけだったんですね。それに気づいてから自己観察をしっかりするようになりました。惰性に身を任せるのでもなく、未来をつかみ取ろうと力むのでもなく、現象化していっていることをじっくり観察して、自分にはこんなところがあったのだなぁと毎日淡々と発見していく、というのが今の自分には合っているなぁと思います。

そして自分の未来をつかみ取ろうということに焦点をおくのではなく、現在の自分を受け入れること、自分と人との間に生まれるうねりを感じて楽しんでいくことが、自分の殻を破っていくこと、自分のイメージの連鎖から脱却することに繋がるんじゃないかなぁと思っています。