常態化する路上駐車、解消するために「キッチンカーや屋台」出店。 | ★マエちゃん噴泉記★【大阪DE農業】

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 札幌市や地元企業などで組織する「札幌都心交通研究会」は17日、路上駐車が常態化している道路の活用方法を見直し、まちの活性化につなげる実証実験を始めた。「さっぽろわざわざわストリート」と題し、札幌市中央区の南1条通(南1西2~3丁目)で行っている。事業名には、みんなが「わざわざ」この場所に出掛け、「ざわざわ」とにぎわうまちにしたいとの思いが込められている。

 

 片側2車線を1車線とし、規制で空いたスペースには、日中はジンギスカンやフライドポテト、スイーツなどを扱う複数のキッチンカーや屋台が日ごとに交代で出店する。店舗の営業時間外にはトラックの荷さばき場としても利用する。テーブルと椅子を置き、食事や休憩をするスペースも作った。

 

 南1条通では、交通機能の低下を招く長時間の路上駐車や自転車の歩道走行が常態化し、安全面が問題視されていた。同会はこうした背景から道路の利用の見直しに着手。路上駐車を解消するため、2車線だった道路を1車線に規制し、同時にまちの魅力づくりにも取り組むことにした。実験は30日まで。期間中は車両や歩行者の通行量の調査などを行い、実用化に向け、検証結果をまとめる。