期限が刻々と。 | 行政書士おさくの部屋

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東京品川の行政書士。自動車、会社設立・起業と事業運営支援、遺言相続専門。これまでクルマ畑一筋で会社もやってます。

充電したぞ。

 

でも来週放電だww

 

まあ、そんなに忙しくはないんだけどね。ほどほどくらい。

 

 

書類不備のダメージ。

 

この仕事の王道パターンは、

 

 

販社さんがクルマを売る

エンドユーザーさんの書類を揃える

ウチに依頼

ウチが車庫・登録する

封印や納品

 

 

だ。

 

三者のトライアングル。

 

さらにワタシが登録や車庫を遠方の先生に依頼すると四者となる。

 

これにリース会社などが入ると五者ww

 

とまあ当事者が多くなる場合もあるわけだ。

 

こうなると、ひとつトラブルが発生すると伝言ゲームになる。レスポンスが極端に悪化する。

 

その地獄の状態が今ww

 

かれこれ一か月か・・・

 

 

特段、誰が悪いとかじゃないんだけどね。

 

最初は私が預かった抹消謄本の譲渡証明書の不備から始まった。

 

譲受人、ローン会社?が書いてある。そこの印鑑証明、委任状も付いてる。

 

サクサク用意して登録地の先生に発送。

 

しかし後に、このクルマは留保なしだということが発覚。

 

・・・?

 

聞くと、所有権留保で登録する直前に別ユーザーからキャンセルを食らったクルマだそうで。

 

その時に作った譲渡証。

 

なるほど。

 

譲渡人は地方のメーカー系ディーラー。

 

う~む。

 

こりゃもう譲渡証明書に書いてあるローン会社から別に譲渡証明書をもらう方が近道。

 

その旨、販社の担当者さんに依頼する。

 

しかしローン会社も反応が悪く。

 

まあそうだよね。キャンセルになった時点で終了。

 

「何でウチが譲渡証明書を発行せねばならんのだ」となる。

 

二週間くらいかかって、

 

「おさくさん!ようやく譲渡書もらえました!」

 

良かった。でもやばいぞ、車庫証明期限ギリギリだ。

 

慌てて現地に送るも、遠方だったため到着は期限日当日の15時過ぎ。

 

「さすがに今日これからはいけません・・・」

 

とのTELがあり。

 

・・・だよね~。

 

ギリギリアウト。車庫再申請。

 

となると今度はエンドユーザーさんから車庫書類をもらいなおしだ。

 

それ待ちが今。

 

延々と案件をクローズできないストレスもあるのだけど、その前に自賠責の期間が足りなくなる・・・

 

その次はエンドユーザーさんの印鑑証明期限が刻々と・・・

 

負の連鎖がドミノ倒しのように。

 

依頼をもらった販社さんも伝言ゲームに巻き込まれている側なんだけど、その伝言ゲームに辟易している担当者さんに毎日催促するのも気が引けるし。

 

滞留させている地方の先生にも申し訳ないし。

 

板挟み。悶々。

 

 

まあこの仕事、こんなことはよくあるんだけど。

 

歯車が狂わないように最初から気を遣わないと結局自分がダメージを受ける。

 

送られてきた書類で「あ~はいはい、所有権留保ね」と登録内容を判断したのが反省だな。

 

んで地方に送った後にドタバタ。

 

大手信販じゃなかったので、使用者課税とするために事前に問い合わせた現地の県税とすったもんだしている最中に、

 

「やっぱり留保じゃなかった!ストップストップ!」

 

 

お恥ずかしい限りです。

 

でもなぁ。

 

あの書類で「これ留保ですか?」って聞くのは、赤信号見て「あれ赤ですか?」って聞くのと同じだww

 

って言い訳じみたことを思うこと自体がダメなのかもしれないけど。