2016年の記事です。
今も活用できますね
ちなみにハイルング*ゲシュテックではクローブをたくさん使うおかげなのか
ゴキちゃんに出会ったのは結婚したての時の一度だけ。
(当時はまだ木の実のクラフトしていませんでした)
以来、お会いしておりません、笑。
ちなみに以下でご紹介するポマンダー作り、
レンテンローズ芦屋サロンおよび大阪教室、
神戸名谷カルチャーセンター、
神戸市立灘区文化センターにて開催します
●ゴキちゃん、サヨナラ。
先日の続きです。
ゴキブリの嫌う匂いには、柑橘類に含まれるリモネン、クローブというスパイスに含まれるオイゲノールなどがあります。
これらを複合したのが、
オレンジポマンダー。
写真右上は作って3年以上経ったもの。
完全にカラカラ状態(^ω^)
ヨーロッパではクリスマス前に作って、お部屋の飾り付けにしたりしますが、元々キッチンの床にゴロンと転がしておいたものだそう。
中世のヨーロッパはあまり清潔ではなく、悪臭や感染症も多かったのです。
首からハーブを入れたペンダントがポマンダーの原型とも言われていて、感染症から身を守っていたとか。
(排泄物を窓から捨てたりしていたので、それを避ける為にお帽子や汚物を少しでも踏まないようにハイヒールとかのファッションが生み出されたのですが、それより街を清潔に保つ方が先決ですけれど(^ω^)
また中世は皮膚から悪いものが入ってくる、と考えられていたので毎日のお風呂の習慣もなく、香水の発達に繋がったとか。)
メディカルハーブ講座ではこのポマンダーをクリスマスの1ヶ月前には作るようにしています。
湿度の高い日本ではカビやすいので、カビ防止プラス防虫効果アップになるように、仕上げに数種類のスパイスをミックスしたパウダーや精油を加えて完成させます。
【簡単ゴキブリ除け】
クローブ:4~5本
塩:おちょこに一杯程度
以上を混ぜてお皿にのせます。
台所やゴキブリの通り道になりそうな部屋の隅っこに幾つか置いて下さい。
1年したら取り替えます。
ペパーミントやラベンダーの香りも苦手なので、お塩に精油を振りかけておくのも良いですね。
香りが薄くなったら効果がないので、精油をその都度振りかけて下さい。
何より、こまめなお掃除と適度な乾燥状態が理想です。
梅雨時期のじめじめした天気の日には、リフレッシュも兼ねて、ペパーミント、ラベンダー、レモンかオレンジのブレンドで芳香浴を楽しむのも一石二鳥です♪