ドクターXスペシャル予習「CTEPH」(2) | ドラマに学ぶ医療現場の真実

ドラマに学ぶ医療現場の真実

医療ドラマに出てくる場面を取り上げて、ちょっとした解説を加えたり、実際の現場ではどうなのか、なんてことを書いています。
「Doctor-X 外科医・大門未知子」第2期で始めて、
「医龍4~Team Medical Dragon~」「アリスの棘」と続けて、
今はDoctor-Xの第3期です。

CTEPHは、肺動脈にはまり込んだ血の塊(血栓)がずっと残ってしまい、それが原因で肺高血圧になるという肺高血圧の中でも特殊なタイプです。

これを根本的に治すのは手術になります。

「肺動脈内膜摘除術」、PEAと呼ばれています。
おそらく大門医師が行うのはこの手術でしょうねー。

他にも治療方法はあります。

肺動脈の中に細い管を通していって、風船のようなものを膨らませる、「経皮的肺動脈バルーン拡張術」です。BPAと呼ばれています。

どちらが良い治療法なのか、現実的にはなんとも言えないところですが、ドラマではこれらの治療法が出てくるでしょう。

ざざっと書いてしまいましたが間もなくドラマが始まるのでこの辺で!






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