倒れ込んだ一ノ瀬愛子衆議院議員(岸本加世子)、救命する大門医師(米倉涼子)。
大門医師は「緊張性気胸」と診断して、ボールペンか何かを胸に刺していました。
ドクターX第三期の第一話にも緊張性気胸のシーンがありましたが、その時に書いたこちらの記事で説明しています。
今回は胸にあけた穴から血液が出てきて「血気胸」と診断しています。
気胸で空気が入り込んでしまっているスペースに血も入っている状態が「血気胸」です。
さっそく緊急事態です。
病院に搬送されて手術となりました。
「血気胸」「肺癌」「大動脈」など用語が乱れ飛んでいましたが、要するに何が起きていたかというと、
・もともと肺癌があった。
・それが大きくなって肺の外にまではみ出してきた。
・その肺癌が大動脈というものすごく太い血管にへばりついて、ついには穴をあけてしまった・・。
・大出血を起こして倒れてしまった。
こういう経過だったようです。