メロン!メロン!メロン!メロンが家にやってきた。ベネ@名古屋日誌 | 名古屋に住むドイツ生まれのぬいぐるみの活動日誌

名古屋に住むドイツ生まれのぬいぐるみの活動日誌

ドイツ、ケーセン社のぬいぐるみと名古屋に住んでいます。主にドイツに住むベネの両親が心配しないように日誌を書いているという設定です。内容はドイツ、鉄道成分多めです。

ドイツ生まれのペンギンのぬいぐるみ、ベネです。先週のぼくは、キングペンギンのぬいぐるみのほたるちゃんが、メロンを買いに渥美半島に行ってきたので、毎日メロンを食べました。愛知県のメロン収穫量は、農林水産省の統計によると第7位です。今回は、ジューシーなメロンを食べて少し風船のように膨らんだベネと各種青肉メロンを実食した感想をお届けします。

 

※※※※※

 

大阪海遊館生まれのキングペンギンのぬいぐるみのほたるちゃんは足守メロンが好きです。好きすぎて替え歌を作るくらい好きです。今年もメロンの季節が来たので、岡山市にふるさと納税をして足守メロンを手に入れてました。ただ、少し小ぶりだったのか物足りなかったようで、少し考え、渥美半島にメロンを買いに行ったようです。ここからは同行者からの聞き取りとった内容で構成します。

 

 

※※※※※

 

名古屋から渥美半島のメロン街道は約2時間。意外と近いです。田原市に入ると道沿いにメロンとイチゴの看板がみえます。そろそろメロン街道に突入です。ただ、あまり情報がないため、開いているお店に飛び込みが中心になります。あまりにも順調に来てしまい、まだお店が開店していないところが多く、8時半から営業している「ニュー渥美観光」に入って、メロンのハーフカットを頼むことに。

 


ほたるちゃん「おおきなメロン!」

 

メロンの実食会は基本的に事前予約制です。実食できるのはマスクメロンだそうです。お金を払い、食堂に通され、メロンを食べます。あっという間に完食です。

 


ほたるちゃん「メロン!お代わり!」

 

みずみずしく果汁があふれていたので、付属のストローで飲みます。スターバックスのメロンフラペチーノを飲めなかった悲しみをここで晴らします。ちなみにストローは少し太いものを持っていくと果肉が引っかからなくていいかもしれません。

 

 

その後、何件かメロン直売所、道の駅を回り、今回は6つメロンを購入して帰りました。この時点で冷蔵庫の前に完熟していない3つのメロンがありました。完熟してから食べたメロンをひとつずつ紹介します。

※※※※※

 

愛知県渥美半島は全国第7位のメロン産地です。元々渥美アールスメロンという品種があったのですが、今はF1品種と言われる病気に強い品種が主流になっています。主に露地系メロンでネット(メロンの表面にある網目)系のタカミメロン、ノーネット系のイエローキングと施設系でネット系のマスクメロンなどがあるそうです。

 

■タカミメロン

ネット系の代表格タカミメロンは、青肉種のメロンで、1990年に園研が発表した品種。(アムス×デリシイ)×(台湾導入試作用F₁固定系)の掛け合わせと台湾で改良されたハネデューメロンの一代交配種。果皮は深緑色で、果肉も緑色。香りが強く、肉厚のしまりがよく、糖度も高いのが特徴。収穫してからの日持ちと食べごろが長続きするなど良いことづくめ。唯一の難点が、見栄えが悪いこと。味は良いので、自宅で心置きなくメロンを食べるのには向いています。何しろ甘い。糖度が高い。

 




今回食べてわかったのは、普段メロンパフェやプリンアラモードなどに使われているメロンはタカミメロンだと思われます。この果肉の感じ、よく知っています。

 

■伊良湖メロン

ブランド名は伊良湖メロンですが、アールスメロンです。アールスメロンは、ネット系メロンで、ネットは細かく深さがあり見た目が美しいのが特徴です。果皮は黄緑色で、果肉も黄緑色。果実はジューシーで滑らかな口当たりで完熟になると芳醇な香りがただよい、とろけるような甘さとなるそうです。貴族の気品と高級感を持つメロン界の貴族らしいです。






今回たべてわかったのは、結婚式で食べるのはアールスメロンかもしれません。果肉のとろみと香りの高さ、水分もほどよくあるため、ストローでちゅうちゅう。食べ終わった瞬間に「明日買いに行こうかな」と思わせるおいしさです。やっぱりメロンは完熟がおいしい!

 

■足守メロン

岡山県岡山市北区にある足守地域で栽培されているアールス系マスクメロン。純系アールスメロン特有の芳醇な香りと14度以上の糖度が特徴。1本の苗から1つしか栽培せず、床を地面から離したベンチ栽培を採用しているため、適度にメロンにストレスがかかりおいしくなります。果皮は黄緑色で、果肉も黄緑色。果実は、ほぼ球形で美しいネット。見て美しい、食べておいしいメロンなのです。

 




今回たべてわかったのは、やっぱり高級品だったということ。そして、ほたるちゃんもベネもアールスメロンが好き。

 


ほぼ同じ時期に手に入れ、大きさ、完熟予定日が同じ位ということで比べてみましたが、アールスメロンの予定日はほぼ、予定日通り。予定日に冷蔵庫に入れると+1日でもおいしく食べられました。タカミメロンはアールスメロン予定日より+3日がおいしかったです。これは、保存、気候条件によって違うと思うので、実際のメロンを見ながら食べごろを見極めてください。

 

渥美半島では、このほかに高松メロンという珍しい品種も栽培されていますが、今回は買わなかったので、次回は購入したいと思います。



伊良湖岬の端っこのフェリー乗り場の前で「伊良湖岬から鳥羽まで船で行きたい」と言うビリー

 

※※※※※

 

自由にコメントできるのがネットのメリットですが、このブログは掲示板ではないので、コメントは受け付けません。ベネに伝えたいことがあったら、メッセージを送ってください。

 

 

以上。