がんのホウ素中性子捕捉療法(BNCT) | 34歳で肺がんステージ4 骨転移&癌性髄膜炎でも諦めないblueのブログ パパガノコシタイモノ

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がんと向き合うために役立つブログづくりを目指しています。

このブログでは、がんの治療方法や副作用対策、メンタルコントロール法、食事療法、ヘルシーレシピ紹介など、がんと向き合うために役立つ情報をテーマ別に紹介しています。

先週、がんのホウ素中性子捕捉療法(BNCT)の医療拠点が誕生するというニュースがありました。下記Yahooニュースのリンクをご参照ください。↓

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150327-00000003-cbn-soci

さて、このBNCTという治療法ですが、がん細胞だけを狙い撃ちするという放射線治療です。具体的には、がん細胞にだけ集まるホウ素を体内に取り込み、中性子線を照射することでホウ素と中性子の核反応を起こし、がん細胞だけを破壊するという治療法です。現在は臨床試験の段階で、主に脳腫瘍などが対象となっています。

以前「ガイアの夜明け」という番組でも特集されていました。↓

http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber3/preview_20130507.html
*テレビ東京のサイトへのリンクです。

この番組内で紹介されていたのは、京都大学原子炉実験所です。詳細は下記のリンクをご参照ください。↓

http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/BNCT/
京都大学原子炉実験所のサイトへのリンクです。

医療機関や、対象となるがんの種類については、下記HPをご参照ください。↓

http://www.antm.or.jp/06_bnct/01.html
*公益財団法人 医用原子力技術研究振興財団のサイトへのリンクです。

ただ、京都大学原子炉実験所に問い合わせしてみたところ、現時点では原子炉がストップしており、臨床試験の受付も中断しているようです。しかし、上記ニュースの通り2019年頃にはBNCTの医療センターが誕生予定ということで、実用化までそう遠くはないようです。また、がん性髄膜炎について問い合わせたところ、現時点で臨床試験の対象とはなっていないものの、有効な可能性はある、との返答でした。全脳照射後の再発に対してBNCTが有効ではないかという話も出ているようで、検討はされており、将来的には可能性がある、とのことでした。期待の治療法です。

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