日蓮正宗 正林寺 掲示板

法華講正林寺支部 正林編集部

折伏躍動の年

2022-12-24 | 御住職指導

正林寺御住職指導(R5.1月 第228号)

 令和五年の年間方針は「折伏躍動の年」と銘打たれています。
 昨年の「報恩躍進の年」の信行を踏まえ、その功徳と歓喜を基に講中一丸となって折伏弘通に躍動すべき年に当たります。
 今、国内外には謗法がはびこり、その害毒によって疫病の世界的流行や国家間の紛争等が起こり、多くの人々が不安な日々を過ごしています。
 その根本原因を知り、正しい解決の方途を知っている日蓮正宗の僧俗は、末法適時の大法たる御本仏日蓮大聖人の仏法を、未だ結縁していない多くの人々に教え弘める尊い使命を担っています。
 特に令和五年は、僧俗一致・異体同心の団結をもって、コロナ禍の閉塞感を打破し、盤石な講中体勢を構築して広宣流布に向かって力強く前進することが重要です。
 御法主上人猊下御指南のもと、講中一丸となって折伏に躍動し、真の世界平和と全人類の幸せを目指しましょう。

 令和五年の年間実践テーマ
 三項目の年間実践テーマは、信行の根幹をなす指針です。

①勤行・唱題の徹底で活動の充実
 朝夕の勤行は、法華講員としての仏道修行の基本であり、功徳の源泉です。日々の生活リズムが生まれ、信心活動に励む時間が整って良い環境が生まれます。
 また唱題は、一日の目標を決めて取り組むよう心掛けましょう。唱題行の実践は、一切を開く鍵となる信仰生活の原点であり、信心即生活の充実につながります。
 日々の勤行・唱題が、一家和楽の信心、異体同心の団結、折伏実践の原動力となりますから、弛むことなく真剣に行ないましょう。
 新入講者に対しては一日も早く御本尊を御安置できるように育成し、御本尊下付の推進が大切です。
 なお、御本尊を護持していない講員は、寺院に参詣して勤行・唱題を実践しましょう。

②破邪顕正の折伏で誓願達成
 破邪顕正の折伏実践は、本宗の宗是である謗法厳誡・折伏正規を基本とするものです。本宗僧俗の使命は、一切衆生に不幸の根源が謗法にあることを説いて折伏し、宗祖日蓮大聖人の仏法に結縁させることです。
 広宣流布の御遺命は、折伏の積み重ねによって実現されます。そのためには僧俗一同の弛みない折伏の実践が肝要です。
 「一年に一人の折伏を」との決意をもって破邪顕正の折伏に邁進する時、過去遠々劫の罪障を消滅し、成仏の功徳を得ることができます。
 講中一結して折伏に躍動し、年間折伏誓願目標を必ずや達成しましょう。
 「一年に一人の折伏を」実現するために、正林寺支部の下種折伏活動の合い言葉「一日一人・一日一軒の下種折伏」で達成成就を目指しましょう。

③寺院参詣と登山推進で人材育成
 本宗の寺院は、すべて総本山の出城であり、地域における正法弘通の道場です。
 総本山大石寺は、本門戒壇の大御本尊と唯授一人の血脈御所持の御法主上人猊下おわします最尊の霊場です。登山の推進は、登山者本人はもとより登山を勧めた僧俗も大きな功徳を積み、その経験が講中活動の活性化をもたらします。
 寺院参詣と登山の推進を強化し、全講員が広布の人材に成長するよう育成に取り組みましょう。
 令和五年は、いよいよ宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年慶祝記念総登山が実施されます。

 御聖誕八百年を寿ぎ、御報恩の誠を尽くすため、講中では挙って総本山に参詣いたしましょう。

  以上、令和五年の年間方針『折伏躍動の年』の意義と三項目の年間実践テーマの趣旨を心に刻み、群馬布教区広布推進会、寺院の行事、講中の諸活動に参加して信行を磨き、三項目の年間実践テーマを着実に実践し、もって令和五年の折伏誓願目標を達成してまいりましょう。
 講中には、謗法を対治して正法を立て、広宣流布に向かって勇猛精進せられるよう切に願います。

 

宗祖日蓮大聖人『大悪大善御書』に曰く、
「大事には小瑞(ずい)なし、大悪をこ(興)れば大善きたる。すでに大謗法(ほうぼう)国にあり、大正法必ずひろまるべし。各々なにをかなげ(嘆)かせ給ふべき。迦葉(かしょう)尊者にあらずとも、ま(舞)いをもま(舞)いぬべし。舎利弗にあらねども、立ちてをど(踊)りぬべし。上行(じょうぎょう)菩薩の大地よりい(出)で給ひしには、をど(踊)りてこそい(出)で給ひしか。普賢(ふげん)菩薩の来たるには、大地を六種にうご(動)かせり。」(御書796)

この記事についてブログを書く
« 令和5年1月度行事予定 | トップ | 御法主日如上人猊下「新年之... »