バスケ選手のための身体チェック④ 背中反らし | バスケ選手のためのトレーニング理論

バスケ選手のためのトレーニング理論

理学療法士の臨床経験やトレーナーの現場経験を活かして、バスケ選手のためのトレーニング理論を追求しています。
独自の理論をバスケ選手や指導者に向けて配信することで、日本のバスケットボール界に貢献していきたいです。





今回はバスケ選手のための身体チェックシリーズを紹介します







シリーズ①で紹介したシコ動作では骨盤を立てるための下半身を中心とした身体づくりでした








しかし、このチェックだけでは背中や脇腹が硬い選手はパワーポジションでのハンズアップ動作がとれないことがあります






その場合は今回の背中反らしを追加チェックしてみると良いです





身体チェック④ 背中反らし



身体チェックのポイント
・視線は天井に向ける
・骨盤の真上に肘が向く
・肘を上げたり下げたりを繰り返して反復する





特に高身長選手では無理に強要されたハンズアップにより、身体の軸を崩していることがあります






背中反らしに必要な要素
・肩甲骨や肩関節の柔軟性
・背中を反らす柔軟性
・脇腹の柔軟性などなど





動きの中で手を挙げる、膝を曲げるといった姿勢をつくるためには身体づくりが重要です





腰痛を抱えやすい選手も背中が硬いことで腰に負担が集中することが非常に多いです






湿布やマッサージに頼るのではなく、まずは身体チェックと身体改善が必要です






ぜひ、チェックしてみて出来ない選手は反復して改善しておくことをオススメします!!!








理学療法士

高田彰人