信じ込みとは何でしょう?
思い込みのこと?
信じ込み・・・感情の痛みを伴って、無意識で深く信じてしまっていること。
思い込み・・・単なる勘違い。感情の痛みを伴わないもの。
信じ込みは、信じ込んでしまっているために、中々気づくことが難しいのです。
例えば、
「愛されていない」と信じ込んでいたとします。
そうしますと、愛されていないと「感じるような情報」ばかりを「無意識」に集めてしまうのです。
結果として、
「私は愛されていない」という信じ込みを強化していくことになります。
そして、
「私は愛されていないんだ!」という認識の「状態」に自らを閉じ込めてしまうことになるのです。
また、信じ込んだことは、現実化します。
「内側(心)の状態が、外側で現実化する」ということです。
外側で現実化したことの原因は、「必ず内側にある」ということです。
日常生活の中で、嫌な出来事が起こったとしましょう。
嫌な出来事の原因を「こころ当たりがない」にも関わらず、その原因はあなたの内側にある!と言われたらどうでしょうか?
「納得いきません。私は何も悪いことしていないのに・・・」
「あの人が嫌なことをしてきたのに、なぜ原因が私なのですか?」
そのように思いたくなることでしょう。
つまり、
自分は「悪くないのに」外側(誰か・何か)のせいで自分の内側がストレスを抱えている状態になっているということを意味します。
そして、
外側、つまり、嫌な出来事(人)をどうにかしようと、頑張ってしまうのです。
しかし、
内側で同じ種を植えてしまったら、どうでしょうか?
再び、似たような出来事が起こります。
これが、人生で「繰り返し」起こる出来事の原因なのです。
外側で現実化したことの原因は、必ず「自分の」内側にあります。
例を挙げましょう。
内側に、
「責められた」という信じ込みがあったとします。
「内側 → 外側」ですから、外側で「責められたと感じる出来事」・「責めてく人」が、現実化・現れます。
そして、
内側のストレス解消のために、外側をどうにかしようと、ストレスを抱えて頑張るという矛盾に入りがちです。
・(私は悪くないのに)責められないように、気を遣いながら頑張る。
・(私は悪くないのに)責められるような自分の欠点や、行動を探そうとして自分を責める。
・(私は悪くないのに)責めてくる人と距離をとるようにして、自分を守る。
・(私は悪くないのに)責めてくる人に合わせる等、自分の気持ちをないがしろにしてその場をしのぐ。
・(私は悪くないのに)責めてくる人に戦いを挑む。
・(私は悪くないのに)会社を辞めて、新天地を探す。
そう、あなたは何も悪くありません。
単に内側に「責められた」という信じ込みがあり、その「責められた」という種を内側で植えていたに過ぎなかったのです!
内側で植えた種が、外側で現実化しただけなのです。
「責められた」という信じ込みを解消すれば、外側が変わっていくということです。
教育、パートナーシップ、親子関係、嫁姑、ご近所付き合い、会社関係、同僚・上司・部下等「あなたが思いつくシーン」に当てはめてみられると分かりやすいと思います。
ちなみに、
内側で「責められた」という信じ込みが解消され、その種を植えなくなると「責められたと感じる出来事」・「責めてくる人」が解消されます。
自分が変われば、周りが変わると言われるのはこのことです。
見方を変えると、
「責められたと感じる出来事」・「責めてくる人」は、あなたの内側に「責められた」という信じ込みがありますよ!気づいてくださいね!という「内側へ」のシグナルを送って下さる存在。
その有難い存在と戦っていたと気づいた時の衝撃は言うまでもございません。
これが、
「内側 → 外側」なのです。
カウンセリング はこの気づきを促すお手伝いなのです。
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