メルマガ「本当の日本を取り戻すメール新聞」にうつで10年薬を飲んでいたが、薬では治らないと気づいて、断薬しなぜうつになったのか自己に気づいていく実話が掲載されていましたので、抜粋して掲載します。
現在うつであったり、また向精神薬を飲まれている方には参考になると思います。
10年間、うつ病、躁うつ病と診断され向精神薬を服用していました。
8年前の2014年に内海医師のTokyoDDCで断薬のサポートをしていだだきました。
今日はうつがどのように治っていったのか
家族はどのようなことができるのか
自己に向き合う大切さや
セラピスト講座参加の感想など
お話しさせていただきたいと思います。
まず10年間、うつだったと聞いて同じようにうつで苦しんでいる方や家族や友人がうつや精神を患っていたら
「どうやってうつを治したのだろうか」
「減断薬はどのように進めていったのだろうか」
聞きたいところはこの2つの点が多いと思います。
どうやって治したのか。
向精神薬を断薬した当時、身近にいる友人知人は同じように質問してきました。
そして、こう答えました。
「自己卑下したからだよ」
問い尋ねた方は
「???」
教えてほしい点が想像していた答えと違っていたのだと思います。
きっと、
どの病院に行って治してもらえたのか
薬の減らし方やどんな補助(サプリ)を使ったか
食事はどうだったとか
他に何をやったのかなど
細かな手法を知りたかったのだと思います。
どうやって治したかと質問してきて方法ばかりを聞いてきた人で向精神薬を断薬できた人は1人もいません。
あるうつの方にも
「どうしてやめれたの?」と聞かれたので
「向精神薬の危険性も知らずに簡単に薬を手にし、飲んでしまい、いつも愚痴ばかり言って家族のせいにして自分は悪くないとふてくされていたことを愚かだったと認めれたからだよ。病気も目の前の状況もすべて作り出していたことを認めたからだよ。」と
そう伝えたら
来なくなりました。笑
「それは難しい」と言っていました。
「自己卑下」
うつが改善されない方
薬をやめれない方は
この「自己卑下」がどうしてもできずこの壁はとても高いのだと思います。
言葉にするとそれは簡単なようで
でも、とても難しく様々な要因
例えば「プライド」が邪魔をして自己卑下することを難しくしていると思います。
プライドだけではなく
治ってしまうと今の立場を手放すことになるので困る方もおられると思います。
嘘をついていることがバレてしまうのもその一つです。
患者は弱い立場ゆえに被害者意識が強くなりその立場を高め、守るために自己卑下することをブロックします。
弱者→依存→正当化→被害者意識とループしていきます。
もしも自己卑下なく断薬できたとしてもまた何かに依存していくのでしょう。
薬ではなくても、異性やギャンブルや仕事やお酒や甘いものに。
その時はまた同じように
弱者→依存→正当化→被害者意識と
ループしていくのです。
そして、うつや向精神薬をやめるには
「時」
もあるのだと実感しました。
それは、私が10年間、他の治し方を探さずに治していない薬を飲み続け、自殺願望が常にあったのに何一つやり方を変えようとせず、向精神薬に頼ってばかりだったのは、10年間はうつ病でなければ都合が悪かったからです。
目の前で起きていることは、常に自分がつくり出しているのです。
あなたの思考によりつくり出されているのです。
偶然ではないのです。
10年間、どうしてうつでないと都合が悪かったのか。
うつという状態で、いくつかのメリットがあったのです。
「疾病利益」があったのです。
それは、
幼少期から母子家庭だったので甘えられる。
周りから注意、視線を向けてもらえる。
嫁いでいろいろと疲弊していたので、病気を使って断ることができる。
子育てが苦手だったので、夫に子育てを頼める。
学校や地域の仕事も断れるなど。
そして、大きな利益は、
「娘のそばに常にいるから守ることができる」
私には大きなトラウマがありました。
娘の側にいることができて、娘には危害が及ばないように守っていたというか、監視していたと思います。
トラウマがあったからこそ、独特な宗教にも入信したと気づきました。
偶然出会った宗教ではないのです。
独特な宗教の家に嫁ぐことを選び、うつになることを選び、自殺願望を持つことさえ選択していたのです。
娘を監視していたので
結果、
あまりいい母親ではありませんでした。
調子の悪い姿を見せてきてしまいましたし、宗教にも入っていたので宗教の教えやきまりで拘束してきてしまいました。
でも、
守ることはできた。
トラウマが原因で娘を守る使命があるのだから、誰がどうやってもうつは治らないし、もし仮に治ったとしても、また別の病気を作り出して、娘のそばにいたと思います。
だからうつや病気をやめるには
「時がある」
そういえるのです。
本人がその状況を作り出しているのだと気づかないかぎり、誰がどうこうしようと試みたところで、病気であることを使命としているのだから、治ることに対してブロックします。
家族や友人には何もできないのです。
うつや病気や薬をやめさせることはできないのです。
当事者が
「やめたい」
「薬を飲みたくない」と
深層心理で思わないかぎり、本当にやめれないのです。
病気は治らないのです。
私にもその
「時」がきました。
娘が17歳頃です。
もう守らなくてもいい年齢になったからかもしれません。
あまり私に向いていなかった夫の視線が向くようになったのもきっかけの1つです。
2人で過ごす時間を作ってくれるようになり、単純に嬉しかったのを覚えています。
嬉しかったのが理由なのか、本当の心の声の答えはわかりませんが、少しずつ向精神薬を減薬していきました。
向精神薬を飲み出して9年目
2013年です。
でも、
1種類目はうまくやめれましたが、次がどうしてもうまくいきませんでした。
調子が悪くなる。
この時に
「禁断症状」
という言葉は全く知りませんでした。
薬を減らした時に
「やっぱり薬は必要なんだ」
「うつや躁うつは治ってはいないんだ」
そう思って減らすのを数ヶ月止めてしまいました。
その時に、
SNSのFacebookのアカウントを家族の勧めで作り、内海先生の投稿が流れてきました。
例えばこんな投稿文が流れてきました。
「つまり、こういうジャンキーや毒親たちはいきなり準備なく薬をやめて、さらに人のせいにする典型的日本人なので、「ウ○コしたあと自分でケツをふくのを嫌がり、人にケツを拭いてもらいに来て、ケツを拭いてもらわないとさらに逆ギレする種族」という、素晴らしい種族であるということです。」
この投稿を読み、
「その通りだ!」と
何も言い返す言葉がなかったです。
自分のことを言われているようでとてもショックでもあり
今まで気づくこともない醜い部分を知り自己卑下するしかなかったのです。
それが、2014年の1月です。
そして、
2月から本格的に減断薬しました。
減薬を少し始めていたので、もっとつらい状況になると思い、家族に迷惑がかかってしまうことも伝え開始しました。
禁断症状としては
呼吸が浅くなる。
目が眩しくなる。
震えが止まらない。
精神的に不安定など。
食欲も落ちてあまり食べれなかったです。
あっという間に向精神薬を服用してから70kgほどになってしまった体重は元に戻りました。
3ヶ月で、5、6種類の向精神薬を断薬しました。
本気で向精神薬をやめたいと思い、能動的に動き、選択した行動にしっかりと責任を持つと決めた人は内海先生の著書
「心の病に薬はいらない」を
教科書として
参考にし活用したら
薬はやめれると実感しました。
(個人差はあると思います。)
考えることの大切さを学びました。
症状の意味を考えました。
自分とは何者なのかと
向き合い始めました。
すぐに答えを欲しがらないことを学びました。
カモられていたことも十分理解できました。
社会構造や日本とはどういう国なのかということも知るきっかけになりました。
断薬する時に、精神医療医学や薬の知識を収集するだけでは不十分なのです。
精神医学とは何なのかという完全な理解が必要であり、
それと同時に、精神を破壊する作業がとても重要です。
今までの価値観、考え方や理解などが破壊されなければ何も新しいものが入ってこないのです。
錯覚していることを自覚しなければ、真の意味で人は変われないのです。
さきほども述べましたが、人は破壊されないと以前の考え方を捨てることはできず、価値観をひっくり返すことはできず、新たな思考や思想は入ってきません。
私の1つの区切りは、2014年の向精神薬の断薬でした。
2年ほどは禁断症状やフラッシュバックで、体もつらかった状態です。
精神も不安定でした。
しかし、社会復帰はでき、仕事もできていました。
そして、この時は表面的にしか向き合っておらず、問題の本質に向き合う作業はしていませんでした。
甘えていたんだ。
うつは甘えが原因だったという浅い理解でした。
断薬して3年後
我が家に大きな出来事が生じました。
宗教が原因で
娘が家出をしたのです。
突然居なくなってしまったのです。
そのことがきっかけとなり、どうしてこうなってしまったのか、そもそも薬はやめたけど、なぜか苦しいと感じ 、自己に向き合い、いろいろと考えることになりました。
娘が突然いなくなった悲しみやどうしてこんな状況を招いてしまったのか、理由がわからず苦しくて、幼少期に初めて向き合い始めました。
育った環境などに向き合い始めました。
環境や目の前の状況という外的要因ではなく、自分自身の生き方や考え方、対処能力、コミュニケーション能力、自分軸やポリシーなど自己の内的要因に向き合い始めました。
内的要因に向き合うこともとても重要なのです。
同じ環境でうつになる人とならない人がいるというのが例になるでしょう。
内的要因が病気を作っているともいえるのです。
断薬した時は、断薬は運良くうまくいきましたが何も理解できていなくて、内的要因にもしっかりと向き合っていなくて、うつはただの「甘え」と浅い理解のままでした。
先ほど
トラウマがあるといいましたが、そのことはとても小さくしてきました。
そんな大したことではない、誰もが経験していることだと、そのトラウマを隠して奥のほうに、見えないように、見ないようにしてきました。
人生も感情を隠すのが常でした。
本当の感情を感じないように向き合わないようにしてきました。
その感情は、特に親に対して、
もっと甘えたかった。
もっと振り向いて欲しかった。
もっと気にかけてもらいたかった。
そして、守ってもらいたかった。
人は環境に応じて感情を殺してしまうのだと気づきました。
適応してしまうのです。
演じてしまうのです。
特に親に合わせて感じた感情を殺してしまいます。
隠してしまいます。
そのことを理解できる方はおられるのではないでしょうか。
お子さんを見ている方でしたら。
そして、幼少期から自分のパターンを見つけることは、病気を根本的によくするには重要です。
どんなことが家系で連鎖されているか。
どんなタイプの家系なのか。
アダルトチルドレンのどのタイプなのか。
そこから何を封じたり、演じたり、今までの行動により、何をやらかしてきてしまったのかをたくさん知ることができました。
問題の本質に向き合い、己を知り、理解を深め、どうしてうつになったのか。
薬をやめることはできたが、何故か苦しく、訳もわからないその苦しさや訳のわからない涙や娘が家出をした根本の理由がわかってきました。
幼少期にも問題があって、トラウマがあって、結婚してからも問題があり、人間関係にも問題があり、感情を隠したり、周りに合わせてしまうのだから、感じたことを表現できないのだからうつになっても何もおかしくはないのです。
ストレスなど外的要因ばかり気にしすぎて、内的要因に向き合ってこなかったので、当然の結果です。
このような状況や行動をみると本当にうつは薬で治るのでしょうか?
薬は必要なのでしょうか?
10年間のうつ、躁うつは薬では何も良くはならなかった。
自殺願望は強まり症状も悪くなるばかりでした。
薬は毒として作用しているだけなのです。
私のうつはまさに医原病でした。
そして10年間、向精神薬はうつという症状を治していないということに全く気づいていなかったのです。
薬は安全と思い、薬でうつや精神疾患は治すものと思い、国や医療や精神医学を信じて服用していました。
心身一如という言葉のとおり、こころとからだには繋がりがあるのにこころを置き去りにして薬でからだを良くしようとしてしまいました。
原因はとても根深いところにあるというのに。
私にはいくつかミッションがあったのだと思います。
うつになる。
幼少期に甘えれなかったので夫に甘える。
宗教にはまる。
娘を守る。
娘を拘束する。
父親と同じように病気で苦しむ。
薬や医療で自己を傷つけることなど。
うつでいなければ困るので、うつ病であることを深層心理では望んでいたのです。
表面的には治りたいと思っていても、深層心理でその病気を望んでいるのだから、他人が治そうとしても無理です。
ミッションがあるので無理です。
当人がその深層心理に気づいて、行動しない限り、治る方向にはいかないのです。
だから、安易に減薬を勧めたり、家族や知人が患者に対して何かしてあげようとしてはいけないのです。
とても危険です。
当人は望んでいないので、もっと症状を強く出してしまう恐れもあります。
もしも患者が家族でしたら患者を変えるよりも、自分から変わってみてください。
何故、助けようとするのか、考えてみてください。
誰の欲求のためなのか、患者のためなのか、考えてみてください。
相手をコントロールしようとせず、自ら変わっていくと見え方が変わってきます。
捉え方が変わってきます。
どうして患者がそのような行動、症状を出すのか、理由が見えてきます。
そこから何らかの解決する道が開かれるのです。
夫も私の断薬をきっかけに、自己に向き合い始めました。
夫は何かの病気ではなく健康で、病気を治すための、向き合う作業ではなかったのですが、どうして妻がうつになったのか向き合いはじめました。
考え始めました。
そして、
妻にうつになって欲しいということを望んでいたことに気づきました。
普通ではそんなことはありえないと思いますが、夫が自己に向き合い出した結論です。
妻はうつになりたくて、夫は妻にうつになって欲しい、そういう夫婦関係でした。
夫自身にも原因があると気づきました。
2人で、または家族全体で、うつを作り出していたのです。
そのことに気がつけば、行動は変わってきます。
病気は患者だけの問題ではありません。
特に現代では、子どもの発達障害がとても多くなりましたが、子どもだけのせいにして、覚醒剤よりもたちの悪い向精神薬を飲ませるということは、虐待をしているのと何ら変わりはないのです。
子どもだけを変えようと、薬でコントロールするのは愚かな行動です。
私のうつと何も変わらないのです。
向精神薬を飲めば、病気や症状は必ずややこしい状態となり、体も精神も壊れていきます。
近い将来
廃人になります。
突然死することさえあるのです。
病者だけの問題ではないので、自分が変わることでしか何も変わらないのです。
患者側でも
サポートしている家族の側でも同じです。
人を変えることはできません。
患者の病気を他者が変化させることはできないのです。
それはただのコントロールです。
病名がつくと、患者だけの問題だと思われますが
ぜひ、どんな症状が出ているのか
その症状にはどんな意味があるのか
考えてみてください。
例えば子どもが親を殴るのなら、それは病気ではなく、必ず意味があるのです。
患者だけの問題ではないと考え始めた時、症状の本当の意味がわかってきます。
価値観や思考が変わってきます。
自分を変えることは、時として困難でもあります。
内面や深層心理や現実、過去に向き合うことはとてもつらいからです。
私も幼少期のことを振り返ることはとても恐怖でした。
それでも、どうしてよくわからない苦しさを持っているのか、その答えを知りたかった。
知らなかった、見ようとしなかった自分を知って苦しい一年でもありました。
この苦しさを経験したからこそ、今、それでも生きていこうとも思えています。
自己の闇に向き合った時、人はとても強くなるのだと思います。
どんなトラウマがあっても、悲しさや恐ろしいエピソードがあったとしても、それでも生きていこうと強く願うのだと思うのです。
とても弱々しい精神でしたが、自己に向き合い、価値観を破壊し、精神を破壊し強くなれたと思います。
感情を表現できるようにもなれました。
人に合わせることも減りました。
トラウマも以前よりは、隠すことをしないようになりました。
人は破壊されないかぎり、変わることができませんが、私は2度、大きな価値観などの破壊があり
それにより、
うつを治し、さらに自分らしく生きることができるようになりました。
そうしていいのだと、自分自身に許可しました。
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