そもそも、日本で「1日3食」が広まったのは江戸時代以降で、それまでは「1日2食」が一般的でした。
都大学医学部付属病院の『糖尿病教室』の公式サイトによると、好きなものを好きなだけ食べられるようになったここ40年の間に、糖尿病患者が50倍に増えたとのこと。
“食事は1日3食”という思い込みから、現代人は食べすぎの状態が当たり前になっていて、それが脂肪増加や生活習慣病につながっている可能性があります」
16時間=1日の2/3と考えるとかなり長い時間な気がしますが、「1日2食」にするだけで実践可能。
「睡眠時間」+「その前後の時間」で16時間食べずに過ごすのが「16時間断食」
睡眠時間8時間とすると、あとは寝る前と起きた後、合わせて8時間食事をしないだけで「16時間断食」が完了。
おなかが空いたと感じているとき、体の中ではさまざまなよい変化が起こっています。
細胞が健康に生きていくためには、細胞内の部品が適宜入れ替えられて、新陳代謝されることが必要です。
そのための仕組みが自食作用(オートファジー)なのです。
近年オートファジーの研究は飛躍的に発展し、オートファジーが発がん、神経変性疾患、2型糖尿病等の生活習慣病、心不全、腎症、感染症、各種の炎症など、さまざまな重要疾患の発症を抑止していること、また発生・分化、老化、免疫などにおいて重要な生理機能を持つことが明らかになり、オートファジー研究は現在大きな注目を集めている研究分野です。
オートファジーの役割として当初から考えられていたのは、飢餓に陥ったときの栄養源確保です。
細胞は飢餓やその他のストレスに曝されると、自己の一部をオートファジーによって分解し栄養源にすることでサバイバルをはかります。
一方で、最近の研究で明らかになってきたオートファジーの重要な役割として、細胞の新陳代謝(代謝回転)と細胞にとって不要あるいは有害な物質の除去があります。
ヒトなどの動物は食物としてたんぱく質を摂取・分解しますが、それとは別に自己の体たんぱく質を一日に1-2%(成人男性で約200g)も分解しており、しかもそのうちの70-80%は再びたんぱく質合成に使われます。
つまり、毎日壊しては造るということを繰り返しているのです。
何故生物はこのような一見無駄なことをしているのでしょう?
その答えは、細胞の主要な分解系であるオートファジーの研究から明らかになりました。
オートファジーによるこの新陳代謝が停止すると、細胞が弱ったり死んだりして様々な病気~発がん、神経変性疾患、2型糖尿病等の生活習慣病、心不全、腎症、感染症、各種の炎症等々~になってしまうのです。
オートファジーはこのような日々の新陳代謝に加えて、細胞にとって危険な傷のついたミトコンドリア、変性疾患の原因となる凝集しやすいタンパク質、細胞に侵入した病原体などが現れると積極的に除去することでやはり上記のような疾患や感染症を防ぎます。
日常的なオートファジー(基底オートファジーと呼ばれます)や飢餓時のオートファジーは非選択的な過程で細胞質にあるものをほぼランダムに分解しますが、有害物の除去は選択的な狙い撃ちの過程であることが判ってきました。
その他にも、オートファジーは幹細胞が分化するときの古いオルガネラ除去による細胞内体制転換、細胞質抗原のクラスII MHCによる細胞表面での提示、細胞質の物質の細胞外への分泌などにも働いています。
このようにオートファジーは、細胞の生存や恒常性維持に欠かせない守護神のような存在であり、日々生命を支え様々な病気から我々を守ってくれているのです。オートファジーが関わる疾患は社会的に重要なものが多く、そのために大きな注目を集めるようになりました。
昔から断食が健康に効果あると言われてますが科学的に明らかになってきました。。
何日間の断食は難しくても、16時間空腹の時間を作ることでダイエットや健康になるだけでなく、若返りの効果もあるのです。
波動医学など先端医学の進むドイツでは断食療法が保険診療として取り入れられています。
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