３代目将軍　徳川家光の健康【読書メモ】

こんにちは

『徳川将軍家十五代のカルテ』という本を買ってみましたので簡単にご紹介。

今日の記事は３代目将軍の家光について。

将軍位牌の高さ　１５７ｃｍ

(将軍家は将軍の死後に身長と同じ高さの位牌を作っていました)

死因　脳卒中(高血圧)

享年　４６歳

父は２代目将軍　秀忠

母はお江与

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家光は生来、病弱で無口で小心、愚鈍と思われていて、吃音障害だったかもしれないそうです。

両親は見た目がよく利発な弟の忠長のほうを家光よりも可愛がりました。

家光は、いじけて育つわけで、心の拠り所は乳母の春日局だったでしょう。

１６歳頃は 化粧して歌舞伎踊りの真似に夢中になり、守り役の家来たちに何度も諌められてようやく止めたそうです。

２０歳の頃は大奥には近寄らず美少年を相手に男色に耽りました。

２５歳頃に脚気

２６歳頃は疱瘡を患い、高熱で重症になりました。

ほかにも虫気、

２９歳で腫れ物

疱瘡に罹ったあとは、顔にひどいアバタが残ってしまったそうです。

４３歳でマラリア三日熱という風土病に罹りました。この年に眼病も患いましたが完治。

家光が３０代の頃

将軍家の権力を盤石にするために、弟の忠長が改易され、将軍命令として

忠長が２８歳で切腹した後、気分障害や、うつ病に悩まされたそうです。

家光の精神不安を世間からひた隠しにするため、猿楽、鷹狩り、馬術、弓術など催されました。

４０代から、体調は改善したものの、ときどき頭痛に悩まされていたのは高血圧のせいだったかもしれません。のちに脳卒中で倒れたからです。

亡くなった年の正月に頭痛と歩行障害がおきたそうで、その後多少良くなりましたが、春にまた再発作があり、ポックリ亡くなったとされます。

４０代以降の頭痛は気を付けなければいけませんね。

無理は禁物ですね。

家光も現代のアダルトチルドレンだったかもしれません。

本日の記事は以上です。

徳川家の将軍の健康については、また来週以降に記事にします。

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