大雨による深刻な被害が出ていますね。

台風なら事前の心構えもあったと思いますが、梅雨時の大雨で河川が氾濫したり、土砂崩れが起こったりということが今までこんなにあったでしょうか・・・。

加えて、こちら地方の今朝の地震。

改めて自然の脅威を感じています。

 

さて、間が空きましたが島根での3日目(6/28)の様子です。

 

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翌日もレンタカーで出かけました。

母が昨年9月に亡くなる間際まで、どうしても行きたかったところへ。

 

母は、昨年初めに私達夫婦が誘って以来、家族で出雲大社に行くことを生きる気力にしていました。
亡くなる数日前まで父と打ち合わせをしていたそうです。
どれだけ出雲大社に行きたかったのだろうかと思うと胸がいっぱいになります。
 
そして、今日7月9日は、生きていてくれたなら・・・母の78歳の誕生日でした
 
「お父さんがね、連れて行ってくれるって言いながら、今に至っているのよ~!」
そう話していた母はもういないけれど、そんなわけで、私達がご縁あって代わりに行ってきましたよ
 
 
神々が集う、大いなる社。
古代より人々から仰ぎ尊ばれてきたこちら。
 
クローバー出雲大社クローバー
縁結びの神・福の神として名高い出雲大社。
御祭神は大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)で、広く「だいこくさま」として慕われています
 
勢溜の大鳥居
大きな石碑とともに立つ高さ8.8m、横幅12mの鋼管製の大鳥居。
ここが出雲大社の正門でこの先から参道が始まります。
 
 
因幡の素兎(いなばのしろうさぎ)
大国主大神さまが神々の従者となって大きな袋を背負いながらイナバに赴かれている途次、赤裸となって苦しみ悩んでいるウサギに出会われ治療され助けられたというお話は古事記に記され、語り継がれていますね。
こちらの西神苑の他、約50羽のウサギたちがあちこちで観られるとのことハート
 
 
 
拝殿前の銅鳥居手前の松の参道右横に迫力のある像がありました!
 
御神像
日本海の荒波から現れた「幸魂(さきたま)奇魂(くしたま)」を授けられ、縁結びの神になったという神話の場面を再現しているそうです。
 
 
銅鳥居をくぐって・・・
 
 
左横には庁舎
奥に見える国旗の大きさに本当にびっくりします。
「度肝を抜かれる」とはこういうことなのでしょう!
なんと日本一大きな国旗(畳75畳分(約14m×9m)、ポールの高さ47m)なのだそうです!!
 
 
真正面に見えるのが 拝殿です。
ここでポイント!
一般的には「2礼2拍手1礼」ですが、出雲大社の正式な参拝作法は「2礼4拍手1礼」
 
【4拍手をする理由】
最も大きな祭典は5月14日の例祭(勅祭)で、この時には8拍手をするとのこと。
数字の「8」は古くより無限の数を意味する数字で、8拍手は神様に対し限りない拍手をもってお讃えする作法。
ただし、8拍手は年に1度の例祭(勅祭)の時のみの作法であり、日常的には半分の4拍手で神様をお讃えする4拍手を作法としているんですって。
                                               
 
八足門
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八足門は御祭神に最も近づける門。
ここから御本殿を参拝します。
 
 
御本殿
国宝の御本殿は門からはよくわからないため、ぐるりと周って拝見しました。
大社造りと呼ばれる日本最古の神社建築様式。
1744年(延享元年)に再建されたもので、平成の大遷宮で大屋根や千木などが新装されたそうです。
(厚い桧皮葺きの屋根の棟の上には長さ7.9mの二組の千木が交差していて、高さは約24m)
 
 
御本殿裏にも仰ぎ見るように、ウサギさんたちが♪
image
古代はもっともっと高さがあったとのことですが、このお話はこの後に。
 
 
正面に戻ると・・・
宇豆柱の出土地点を示す印があります。
古代ではこのように3本の大木を鉄輪で束ねて1本の柱として、かつての出雲大社の棟を支えていたと考えられています。
 
平成12年に境内で発見された「心御柱(しんのみはしら)」や「宇豆柱(うずばしら)」。
実際に、御本殿の前に神祜殿(宝物殿)で心御柱を観てきましたけれど、本当に驚くほどの大きさでした!!
 

これらは、鎌倉時代のものと推定されており、この時代までの出雲大社の御本殿が高さ16丈(約48m)と、大変巨大だったことの証明となっています。

と言うのも、実際に、大社に伝わる古代の巨大な本殿の設計図とされる「金輪御造営差図」に描かれた柱と類似しているそうなのです。

                         
 
その高さたるや、東大寺の大仏殿よりも高いとのこと!!
 
 
この八雲山を背に森厳な空気が漂う境内に、高さ約48mの御本殿があったなんて・・・
遠い古の技に驚くと同時に、神に対しては畏敬の念を禁じ得ません。
 
 
神楽殿
出雲大社のシンボルともいわれる大注連縄!!
こちらも日本最大級です。(長さ13.6m、重さ5.2t)
圧巻の迫力でした♪
 
image
 
実は、出雲大社には大学生の時にお友達と一緒に訪れたことがあります。
当時の印象はとにかくこの巨大な大注連縄に尽きたようで、境内の厳かな感じだけうっすらとわかる他は全く覚えていませんでした。
帰宅してから古いアルバムを見返すと、確かにこの神楽殿の注連縄や御神像や銅鳥居や拝殿をバックに写真は撮っていましたけれどね。
 
平成3年(1991年)9月のことでしたから、その後の心御柱や宇豆柱の発見もあって八足門前などは劇的に変わったのでしょうね。
 
 
今回は心の中の母とも一緒にまわったので、いろいろとゆっくり拝見できた気がします
 
そうそう、当時20歳の私(誕生日前だったので)が神様にお願いしたことは数年後に叶い、現在に至っています。
そして、この人の単身赴任というご縁のおかげで、母の念願だった出雲大社の参拝を叶えること出来ました。
 
今度は父と、母を実の妹のように可愛がってくれた義母とも一緒に訪れたいと思います。
健康なうちに動かないと、父も76歳、義母も間もなく80歳と高齢になりましたから。
 
 
 
出雲大社を後にしたら・・・
この日の昼食は、「献上そば 羽根屋本店」さんにて。
出雲そばの中でも「献上そば」という伝統を重んじ守り抜く本格的な手打ちそばのお店です。
 
夫は天ぷら割子4段、私は3段を♪
 
出雲独特の「割子」という器に入った、冷たいお蕎麦です。
この割子に直接薬味とそばつゆをかけていただくという初めてのスタイル。
とても美味しかったですハート サーモンピンク
 
お蕎麦の写真を撮っているところを撮られるという・・・笑2
 

 

かなり長くなったので、続きはまた♪

 
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