来る2024年5月11,12日には神戸にて「五行タイプ論」の講演をいたします。
陰陽五行は森羅万象に当てはまり、易学から医学まで広範囲で応用されているのですが、
ちょっとおもしろいところでは、まるで血液型のようにな5つのタイプとして「人を観る」ことができます。
つまり、自分を知り他人を知ることができて、人間関係を円滑にすることができます。
③「土」タイプ
「土」という要素の五行の意味は、基本的には以下のとおりです。
中央、土用、黄色、甘味、脾臓、胃、右足(胴体)、口(唇)、昼、思い煩い
「土」の示す「中央」とはコンパスの芯みたいな点という意味ではありません。ひとつの範囲を示すのです。たとえば、本来は神事である相撲も五行そのものですが、方位ごとに色分けされた房が屋根からぶる下がっており、「土」を示すのは『土俵』です。これは範囲ですね。
したがって季節でも春夏秋冬すべての季節が「土」の範囲に収まります。ただ、その中でも季節と季節の間がいちばん「土」気が強く、この時期を「土用」と言います。夏から秋の間の土用が一番有名ですが、正確には一年に4回の土用があるのです。
こんな具合で「土」は全体性を示すことが多いので、色でいえばスペクトルの中央に来る黄色、味でいえばまっさきにエネルギーに変わる甘味、全身の栄養の入口である口とか胃、一日の真ん中である昼…が象徴されてきます。
感情で言うならば、全体を司る「思い」の影響が「土」です。ただし、「思い」というもののエネルギー(想念エネルギー)は「木」(形になる前のエネルギー)ですが、思いによる精神的影響までを意味する「思慮」は「土」です。「土」とは地面のことでもあるので、私達が現実と呼んでいるこの世界に密着するのが「土」だからです。
現代人は、ものごとを物理的にくっきりと分けて理解することが普通なので、五行の「土」のように
◯真ん中であり範囲を示す とか
◯「思い」ではなく「思い煩うこと」 などと言うと
とたんにモヤモヤして頭が混乱してしまいます。こういうところが「五行は難しい」とされる理由です。
しかし考えてみてください。
私達が日常、生活していて、明瞭なものが人間関係や自然現象のなかに果たしてどれくらいあるでしょうか?
たとえば
◯どこからどこまで昼で夜?→適当に明るさで表現しているだけ
◯どこまでいい人でどこからが悪い人?→時と場合、相手によって人間の評価なんてくるくるかわります。
◯今日は何を着ていけばいい?→天気なんてコロコロかわります
曖昧なことだらけの現実を生きているくせに「数学的に割り切れることが真実である」と思い込んでいるのが現代人の姿なのです。
陰陽五行の世界観はこの逆で、象徴という「数学的にわりきれないもの」を物差しとして用いるのです。
以上が「土」的な象徴の意味ですが、この「土」という要素をタイプに持つ人格というのは、
一見、融通の利く安定した百点ママのようなタイプですが、逆に矛盾をそのまま抱え込んで、それに気づいていない、やっかいな性格の持ち主ともなります。
「だるまんの陰陽五行」講座ではまず筋反射テスト(オーリングテスト)を使って、これを見つけます。
本人が居なくても、親しい人が代行することは可能です。興味のある方はぜひご参加ください。
▶2024年特別講座(神戸) 『陰陽五行タイプ論』
陰陽五行とは1・タイプ論基礎 2024.5.11(土) 17:00~20:00 7000円(税込み)
陰陽五行とは2・タイプ論応用 2024.5.12(日) 10:00~13:00 7000円(税込み)
利き酒ツアー (2024.5.12(日) 14:00~17:00 。4箇所の酒造をめぐります )
講演会場 salon GeOde
神戸市灘区水道筋6丁目4-8シャルマン王子公園Ⅱ-103
(阪急王子公園駅より徒歩2分)
https://care.chantik-cs.com/2023/12/31/open/
お申し込み先 だるまん公式ライン https://lin.ee/ItjOWXCn にて連絡ください。
もしくは メール daruman@mac.com までお便りください。