しあわせの楽園・虹に出会う桜の芽528 | なうのこたつ保管部屋

なうのこたつ保管部屋

大好きな彼らの記憶を残しつつも、趣味な物語や日記、旅行記などを書いてる部屋です♪


【※無断に話や内容転写利用、画像利用はお断りします。別公式小説サイトにてオリジナル名にて上げています】


話の始まり↓
しあ楽1.




途中に
読みきりシリーズとして
★なな潤や
★さと輪のお話が入ったりします



なな潤&さと輪シリーズは
ちょこちょことしあ楽シリーズの中に
挟まれているので
良かったら読んでみてね☆


おさらい↓
しあ楽527



・・・・





しあ楽528 二章




半分まぶたが閉じた状態で
同じベッドで、結局上もホテルのパジャマに着替えさせて横になっていた



「 潤ちゃん楽しかったねぇ、今日 」


髪は乾かしたはずなのに
しっかりと水分がある髪は触れていても

どこか冷やりとした感触がした


「 そうだな最後の風呂上り以外は完璧だったな 」


あれはもう少し大人になるまで
そう言って結局購入した店の袋へ戻した


ドレスは返すが
さずがにあれは返しにくい

っていうか
こんな小さな女の子とオレなのに

マジであの店員は何を考えているんだが?


「 少し大きかっただけなのに、またいつか着るから見てね 」


「 それはオレの役割じゃねぇし 」


上の学年になれば
きっとBFも出来て

時々のみ訪れるオレになんか
見向きもしなくなる、きっと幼い恋などそんなもので


オレは彼女の幻みたいな想いになるだろって
自分の考えながら寂しさを抱えていた


「 じゃあパパ? 」


「 それでもねぇよ、好きなヤツだろ 」


「 じゃあ潤ちゃんだ!! 」


だから違うって


いつかを、ななに想像させるなど
多分今はまだ無理で

なら、この時間を大切に過ごしたいと思う


「 まぁそれは追々で良いよ、寒くないか? 」


小さな肩を抱き寄せれば
嬉しそうに懐に入ってくる


「 ぅん・・暖かい 」


まだこんなにも小さいんだ
もう少し、ななの恋は先の方が良いな

お前の王子ってのも恥ずかしいけど
生まれて来てからずっとこうして来た


だから出来ればあと少し
あと少しだけ、こんな風に過ごしていたい



「 じゅ・・ちゃん好き 」


もう眠くなってるくせに
この状況が嬉しいようで

中々最後の一押しが
眠りに入らないようだ


「 もう寝ろよ、明日朝食食べずに家に戻ることになるぞ 」


ウトウトとした瞳で
腕の中からオレを見上げて来る


「 ゃだ明日も・・とまる 」


「 バカ、何言ってんだ。みんな寂しがるぞ 」


「 平気だもん、いっぱい居るから 」


そうじゃねぇって
翔さんにとってもあの家族にとっても

ななはあの家で一つだけの花で


みんなを柔らかくさせている存在だから
男ばっかの家に、ななが居るだけで優しい温度になる


初めて君があの家で笑って立って
歩き出した時の三人の喜びは、とても大きな物だった


そんな場所にオレもリーダーも
同じ家族のように過ごせて幸せだったんだ


「 翔さんが泣くぞ、オレ殴られたらどうすんだよ 」


「 ふふ、ママ。潤ちゃんにはしないよ 」


「 なんで分かんの? 」


半分閉じかけていた瞳は
ゆっくりと大きくなり

薄い色の睫毛の奥に
黒と雅紀の色が混じる瞳が見えている


「 だっていつも電話した方が良いかな?やめとこうかな?って迷ってるもん 」


「 なんだそれ 」


「 みんな潤ちゃんもさとちゃんも好きなんだよ、離れてるけど家族だもん 」


オレが居ない時のあの家は
それなりに機能し、何も影響の無いように思えていたのに


ななの言葉で
自分が居ない時にも


家族としての場所が存在しているんだと、


「 だからね潤ちゃんもいっぱい愛されてるよ」


「 そうかな? 」


自分で聞いておいて恥ずかしくなる


ななはモゾモゾと
腕の中から出て来て


ふんわりとした長い髪を
オレの身体に乗せる


「 そうだよ、でも一番潤ちゃんを好きなのは。ななだからね 」


気付けば胸の上に乗られていて
その重みは小さいながらも結構ずっしりとくる


「 知ってるよ 」


「 ううん!潤ちゃんは知ってない、いつかななが他の男の子を好きになるって思ってるでしょ 」



何を今更、図星になる質問をしてくるのかと
思わず乗られ近距離ながらも顔を背けた


「 こっち、ちゃんとななを見て 」


「 別に見なくて良いだろ 」


「 何も思ってないなら見れるもん 」


静かな部屋に
夜の音がおしよせ

密になる空気に
暗さがより濃くなるような気がした 






「 何もってなんだよ 」


そこでちゃんと向き直せば
まるで小さな子犬のようにオレの身体の上で

こっちを見つめている、なな


「 もっと大きくなってお姉さんになって、髪も腕も全部大きくなったら潤ちゃんも無視出来なくなるもん 」



「 はぁ?なに言ってんの 」


「 生まれてからずっと好きなの、甘くみないでね 」


またって言いかけて
ななの背中に見える時計を確認する


もうあんな時間
流石に寝かさないと

朝飯を食べさせるのが大変だって


そのまま自分の上でにらみを効かせる子犬をそっと抱きしめる



「 じゃあ大学にトップで入ったら、考えるよ 」


「 えっ!!本当に?? 」


「 ちゃんとある程度レベルの高いところな 」


「 あっ、うん!!頑張る、なな頑張るよ! 」


何千、とか
そんな中で・・まぁって
とりあえずの約束をするが


その時の言葉を
後で後悔する自分もいつかいるなど


オレは思いもせず
ななを抱きしめると

そのまま寝息を待ち、瞳を閉じた


翌朝はやはり起きれなくて
ルームサービスで食事を持って来てもらい


ゆっくりと起きて
ホテルの庭を散歩してから
マルトーさんの迎えで、チェックアウトを済ませた


家に戻れば
明石さんが子供たちと遊んでおり


翔さんが、あの家を明石さんが見に来てくれたと話してくれる


色々と日本での下準備は大変だったけれど
雅紀のこともあるし


新しい家族がまた楽しみになってくる


帰りはロスで展示をしているリーダーの所にでも寄ってみるか、そう考えながら



ななが昨日の出来事を、家族に話す様子を眺めていた










・・・つづく


おはようございます


あっ、桜屋の追加してないw


昨日月ので
めちゃ倒れてて
ちぴの弁当を何とか作ったけど
ずっと横になってた

本当に昨日で良かった
意識もひどいし、ずっとぼんやりとするし

貧血半端なし
でもしっかりと食べてるのに

貧血で1キロ減るっていう
暑さでフラフラなので歩きも行けないし

ちょっとマジで薬貰おうか
考え始める

休みに丁度今回みたいに合えば
良いんだけど

それでぼんやりと
エヌエチケーを見て

翔くんや
相葉さんが出ているのを見て

やっぱ男前だなぁって
しみじみ思ってしまう


櫻葉大人の男性になったよね
あの二人が

昔はずっとイチャイチャしてたんだなぁって


翔ちゃん翔ちゃんって
相葉さんは喜んで呼んでくれてたなぁって


推しが大人になるの悪くない


確かに30,40を超えて
そこまで抱き付くとか
つい手を繋ぐとか

もうそんな萌えはないかもしれないけど
それでも、大人になって
青年期になり

その年になるまで
テレビでも何でも

いつも見れる場所に居てくれるのは
とても嬉しいです

嵐が好きで
時々切なくなるけど

それもきっとそうなんだろね

いつか全部受け入れて
結婚して子供が出来る彼らを
笑って見れるかな


そんな風に
混沌とする意識の中で考えてました

ゆっくり彼が好きだった自分を見つめ返す


あの時の楽しかった時間
色々あったけど

しあわせな第二の青春だった

そしてまた
人として好きになって行く

そんな時間を過ごせたらいいな

いつかまた
ツアーをしてくれるなら
今度は穏やかな気持ちで参戦したいな

それでは今日も良い一日を
桜屋も追加しとくね





なう


213日目

※基本画像はフリー素材からを
使わせてもらってます
時々入る彼らの画像も
出来るだけぼやかし
お借りしています
 

クローバー桜クローバー桜クローバー桜

エブリスタさんで                                                      
更新しております♪

【⠀魔法使いの糧 】
エブリスタページ→魔法使いの糧

【  僕の旦那様 】
更新しています♡
クリックしてね→ 僕の旦那様

●猫をテーマにした2500文字以内の                                           
短いノベル物に参加しています♪

2ページほどなので
良かったら読みに来てね
【 菊ちゃんとクロ 】

⚫お題小説にも挑戦していますパステルパステル
お題小説 【  逢と郎 】

⚫エブリスタ目次⬇️⬇️⬇️

良かったら
遊びに来てね

他のお話も上がっています